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■第9回 ストキャスティクス
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今週は「ストキャスティクス」です。 マーケットスピードで見られるストキャスティクスは2種類あります。 「ストキャスティクス(スロー)」と「ストキャスティクス(ノーマル)」です。 「ストキャスティクス(スロー)」と「ストキャスティクス(ノーマル)」は期間の取り方の違いだけで、見方は同じです。 「ストキャスティクス」は前回解説した「RSI」と同様、「売られ過ぎ」や「買われ過ぎ」を知らせてくれる指標です。 「RSI」との大きな違いは、 1.2本の指標(%Kと%D)で売買判断を行うこと 2.2本線のクロスが売買ポイントです。 「ストキャスティクス(スロー・ノーマル共)」は通常「買われすぎ」のラインを【80%以上】としたり、「売られ過ぎ」のラインを【20%以下】としたりしますが、「RSI」と違いストキャスティクスはすぐに100%や0%に達してしまいレンジにばらつきがあるので、売買シグナルの確率を上げるためには個別銘柄でのレンジの検証が必要となります。 マーケットスピードで検証をする場合、過去1年くらいの2層チャートを使用しローソク足を上(下でも可)、ストキャスティクスを下(上でも可)に表示して、何%ラインの%Kと%Dのクロスでローソク足のトレンドが反転(上昇→下降、下降→上昇)しているかを見るとレンジ判断の目安になると思います。 <売買ポイントの見方> 【例1】 例えば20%を下方の水準とし、その水準を割った後、下から上に突き抜けた時は買い 【例2】 例えば80%を上方の水準とし、その水準を超えた後、上から下に突き抜けた時は売り 【例3】 実際の株価が高値を更新しているのにもかかわらず、ストキャスティクスが前の水準を越えられれず上昇から下降に反転した時は売り 【設 定】 ○銘 柄 名 : ソニー(コード6758) ○期 間 : 20010913〜20020213 ○チャート : 2層チャート「上段ローソク足、下段ストキャスティクス(ノーマル)」 ※下段はスローでも可<売買ポイント3> 【解 説】 前提条件=80%と20%ラインをそれぞれ上方、下方の水準とします。 <上記の例1> ではソニーが2001年10月3日に3960円の安値をつけたその日のストキャスティクスを見ると、20%ラインのところで%Kと%Dがクロスし、その後株価が上昇しています。また、20%の位置にラインを引いて見ると、その20%ラインの近辺で%Kと%Dが下から上にクロスしているところは小幅ながらも株価は上昇しています。 <上記の例2> は例1の時と同様に80%ラインのところにラインを引いて見てみると、その80%ラインのところで%Kと%Dが上から下に下げながらクロスしている2002年1月8日以降、株価は「押し目」を形成しています。 <上記の例3> 次に2001年11月15日から2001年12月7日まで小さな「押し目」を作りながら上昇していますが、2001年12月7日のストキャスティクスが80%ラインで上から下に向けてクロスし、同12月26日に20%ラインでクロスして「買いシグナル」になるまで、少し長い「調整」をしています。これは、2001年12月7日のクロスした水準が2001年11月19日に%Kと%Dのクロスした水準を超えられなかったもので、例3にあたると思われます。 ☆ストキャスティクスを使用するに当たっての注意点や特徴のまとめ 1.採用期間(ノーマル→%K=5日、%D=3日)が短いため、頻繁に売買シグナルは出るが短期売買になりやすい。 (値幅が取れない可能性が有り) 2.株価がある一定のレンジで動いている場合、「押し目買い」や「利食い」に効果的である。となります。 次回は「RCI」をご紹介いたします。 |
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以上 | ![]() |
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