本メールは「投資信託ニュース」を配信希望のお客様にお届けしております。 楽天投信は、楽天グループの資産運用会社として、資産運用における個人投資家の「エンパワーメント」(インターネットを通じて人々と社会に力を与えること)に向け、投資を考え、実践していく会社です。誰もが無理なく投資の成功を得られるように―――そんな願いを込めながら、投資の基本的な考えや商品に触れたお話を2週間に1回、お届けしてまいります。 前回、短期のトレーディングは価格の取引であるのに対して、長期投資は価値の積み上げであるということをお話ししました。 今回は、この価値の積み上げという考え方と、長期投資においてリスクを取るということの関係を考えてみたいと思います。 「リスク」を取るとはどういうことでしょうか?この言葉は、例えばドライブで、「こっちのルートで行くと渋滞のリスク高いよな〜」等、一般会話でもよく使います。つまり「危険度」という意味で使われることが多いと思いますが、投資においては危険というよりも「不確実性」といった方がより正確です。 難しい話はおいておくとして、価格のブレが大きいほどそれはリスクが高い投資商品とされます。 ここでもう一つ、一般会話でも使う言い回しに「ハイリスク・ハイリターン」というものがあります。 けっこう誤解されていることが多いと思うのですが、
リスクが高いものは価格のブレが大きい この考え方を概念図にすると、以下のように、上下にぶれる中で大きく取れる時がある、というものとなります。 こうした大きな上下幅を収益機会にするのは、価格の取引、すなわち短期トレーディングです。 長期投資におけるリスクとリターンの関係は、実は以下のようになります。 重要なのは、長期投資におけるリターン、すなわち価値の積み上げの度合いは、資産価格のブレ(リスク)の大きさではなく、その長期的な上昇角度の大きさで決まるということです。 さらに理解しておくべきは、 高いリターン(高い上昇角度)を期待できるようにするためには、 これは正しいのですが、「逆もまた真なり」にならないということです。つまり、 高いリスクを取ると高いリターン(高い上昇角度)が期待できる: × ポイントは、やみくもに高いリスクを取っても高い長期収益を期待できるとは限らないということです。リスクを取った見返りに長期的に収益が期待できる構造になっている資産を選択し長期投資する、これが極めて重要です。 次回は、今回説明した概念の具体例を見ていきたいと思います。
今日の話になるほどと思った方へ:色川が直接お話しします
投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。 ※各商品は、銘柄ごとに設定された購入又は換金手数料(最大4.2%)および運営管理費用(信託報酬率等)の諸経費をご負担いただく場合があります。 投資信託の取引にかかるリスク 投資信託に組み入れられた株式または債券(投資信託に種類によって異なる)等の価格の変動等により基準価額が上下するため、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。また、投資信託に組み入れられた資産が外貨建ての場合、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。 投資信託の取引にかかる費用 申込時に直接ご負担いただく主な費用:お申込手数料(投資信託によって異なります) 買付・換金手数料、信託報酬等、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。 商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みいただき、ご自身でご判断ください。 最終的な投資決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 本メールマガジンに掲載している内容はお客様への情報提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。最終的な投資決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、掲載している内容は予告なしに変更または廃止される場合がございます。必ず楽天証券のホームページなどで最新の情報をご確認のうえ、各サービスをご利用くださいますよう、お願いいたします。 弊社のサービス停止をともなう計画メンテナンスについて、現在の実施予定をご案内いたします。お客様にはたいへんご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします。 各種メールマガジンの購読申込、登録状況の確認、配信停止およびご登録メールアドレスの変更については、弊社WEBログイン後画面にて承っております。 お手数ですが、下記より各種お手続きをしていただきますよう、お願い申し上げます。 ※お手続きの関係で、配信停止登録後、メールマガジン等が4〜5日間届くことがございます。ご了承ください。 楽天証券ホームページ 商号等:楽天証券株式会社 |