1. 各種保証金維持率
新規建維持率 |
信用取引を行うために差し入れた担保(保証金・代用)が、建玉金額に対してどれくらいの割合になっているかを示す数値です。
本日以降最小値の維持率を適用します。
建玉・代用ともに、現在値と前営業日の評価の低い値をもって計算します。(取引時間中の特別気配は計算に含みません)
※代用有価証券・及び建玉に特別気配が出ている銘柄がある場合には、値洗い後に大きく維持率が変わる場合があります。 |
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2. リアル |
保証金維持率(リアル)は、代用、建玉ともに時価(現在値)または特別気配を元に計算しています。
当日新規建を行い、約定した建玉の評価損も含んでいます。 |
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3. 追証判定時 |
前営業日取引終了後(夕方メンテナンス(16:00〜17:15)終了時点)の維持率です。
追加保証金の判定に適用します。 |
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4. 信用余力 |
受入保証金合計(19)−必要保証金合計(29)−売建予想配当金(22)
委託保証金から、 「信用建て玉評価損」と「既存の信用建て玉に充当し ている保証金」 を差し引いた残りの金額のことです。
受入保証金合計が30万以下の場合、信用余力がプラスの数値で表示されていても発注の余力になりません。 |
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5.信用新規建余力 |
新規建て注文可能な余力です。信用余力÷30%で計算しています。
受入保証金合計が30万以下の場合と、増担保銘柄を新規建てする場合は、実際の発注できる余力と数値が異なります。
なお、新規建の範囲内でも、建玉規制を超える注文は発注できません。 |
※1 |
6.保証金維持率 |
受入保証金額÷建玉×100
受入保証金が建玉合計に対して何%用意できているかの割合です。 |
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7.振替余力(保証金→預り金) |
振替余力(保証金→預り金)=代用(12)+保証金現金(11)+評価損(15)−未収費用(17)−必要保証金(24)
(振替余力と保証金現金を比べ少ないほうが振替余力になります。また、振替余力は本日以降の最小値です。)
建玉がある場合、(代用(12)+保証金現金(11)+評価損(15)−未収費用(17))の金額30万円以下は振替余力0円になります。 |
※2,3 |
8.振替余力(預り金→保証金) |
預り金から保証金に振替できる金額です。
現物買付注文が執行中、執行待ち、取消中の場合、買付代金相当額は拘束され、振替可能額には含まれません。
現物取引にて日計り取引を行った場合、受渡日前営業日まで買付代金は拘束され、振替可能額には含まれません。
なお、本日以降の最小値が保証金への振替可能な金額になります。 |
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9.追証余力 |
預り金を含まない、追証までの余裕金額です。
{保証金現金(11)+代用(12)+決済益(14)+決済損(16)}-{建玉金額(23)}×0.2 |
※4 |
10.出金可能額 |
信用の担保として拘束されていない預り金余裕額です。本日以降の最小値が出金手続可能額です。 |
※2,3,5 |
11.保証金現金 |
預り金から信用保証金に振替えられ、信用の担保として差し入れられている現金残高です。 |
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12.代用 |
保有現物評価額×80%(掛目)(NISA口座保有・貸株設定で貸出中株式除く)
信用保証金として差し入れられている現物株を、掛目に応じ、前日終値と時価を比較して評価の低い方の株価を元に計算しています。
代用の売買を行った場合(買い注文については約定の有無を問わず)は、当該代用銘柄の受渡日以降の保証金代用評価額が更新されます。
価格の付いていない特別気配等は、前日の評価で計算しています。 |
※6,7 |
13.保証金合計 |
代用(12)+保証金現金(11) 保証金に入っている代用と保証金現金の合計金額です。 |
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14.決済益 |
建玉を反対売買したことにより確定した利益の金額です。決済当日から表示されます。
即時に維持率に反映され、現物余力にも反映します。受渡日に預り金で受取となります。 |
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15.評価損 |
保有建玉の評価損です。
前日終値と時価(現在値)の評価の低い価格での評価になります。(買建は低い方、売建は高い方をもとに算出しています。)
保有建玉の評価損益を合算した結果、マイナスとなる場合のみ「評価損」として表示しますが、プラスの場合には0円と表示されます。
(寄付前気配では評価しません。) |
※7 |
16.決済損 |
建玉を反対売買したことにより確定した損失額です。決済当日から表示されます。
受渡日に預り金から差し引かれます。 |
※8 |
17.未収費用 |
未決済建玉の金利、貸株料、名義書換料、逆日歩等の諸経費と新規手数料を計上しています。
返済手数料は含まれません。
確定諸費用+仮計算諸費用の合計額が計上されています。
未収費用は前日分に確定した諸費用と当日新規建てした金利も含んでいます。
持ち越した建玉金利は、夕方メンテナンス(16:00〜17:15)後計上されます。
反対売買、現引、現渡をなさった場合、受渡日前日まで未収費用に計上され、受渡日に預り金にて精算します。 |
※9 |
18.預り金 |
当該日の預り金残高です。当日の取引状況により変化します。
現物買い注文執行中は買付代金分の金額を拘束しています。 |
※11 |
19.受入保証金合計 |
実質的に有効な保証金額です。
(代用(12)+保証金現金(11)+預り金(18)+決済益(14))−(評価損(15)+決済損(16)+未収費用(17)) |
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20.日計り拘束金 |
現物取引で同一受渡日かつ「同一銘柄」の買い→売の取引を行った際、同一資金で取引する差金決済にならないよう、受渡金額の当該銘柄の日計り買付金額を預り金から拘束している金額です。
信用余力や維持率に影響はありません。即日徴収規制・増し担保規制銘柄を取引する場合、日計り拘束金額が余力から控除されます。 |
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21.追証拘束額 |
追証が確定した場合、確定日の夕方メンテナンス(16:00〜17:15)以降、追証請求にあたる金額を信用余力から拘束します。 拘束金が解除されるタイミングは、追証解消日の夕方メンテナンス以降となります。 |
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22.売建予想配当金 |
売建した銘柄の配当の権利確定日をまたいで保有した場合、配当金相当額の支払いが発生します。
対象となる建玉の売建予想配当金の合計値が表示されます。維持率計算には含まれません。
出金余力・現物余力・信用余力だけではなく、預り金を利用する注文に影響し余力から控除します。 |
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23.建玉金額 |
保有されている建玉金額です。建単価×株数の合計です。 |
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24.必要保証金 |
保有建玉、現引・現渡における受渡未到来建玉、約定していない新規建注文に必要な保証金額の合計です。 |
※10,11 |
25.うち現金 |
保有建玉と約定していない新規建注文に増担保規制銘柄がある場合、必要な保証金現金の額です。 |
※10,11 |
26.未約定建玉金額 |
約定していない新規建注文の金額の合計です。 |
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27.発注必要保証金 |
執行中の未約定建玉に必要な保証金の額です。 |
※10 |
28.うち現金 |
執行中の未約定建玉に増担保規制が適用されている場合の必要な保証金現金の額です。 |
※10 |
29.必要保証金合計 |
保有建玉、現引・現渡における受渡未到来建玉、約定していない新規建注文に必要な保証金額の合計です。 |
※10 |
30.うち現金 |
保有建玉と約定していない新規建注文に増担保規制銘柄がある場合、必要な保証金現金の額です。 |
※10 |