FX(外国為替証拠金取引)と聞くと、
「ハイリスク」「ギャンブル」「デイトレード」
のようなイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、FXを資産運用にうまく取り入れることで、今の投資のリスクを抑えたり、高い金利で資産を運用している投資家もたくさんいます。
ここでは彼らがFXを活用する理由とその仕組みについて理解していきましょう!
FXとは「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」といいます。米ドルと円、ユーロと円など、外貨の売買を行う取引です。
例えば円で米ドルを購入すると、自分の資産が「米ドル」になり為替の動きにより価値が変動します。
外貨預金や、海外旅行に行くときなどに使う外貨両替と同じような仕組みになりますが、FXはあらかじめ預けた資金の最大25倍もの金額で取引が出来る「レバレッジ」という仕組みがあるために、大きな金額の取引が出来る反面、「リスクが高い」というイメージが付きがちです。
また、「持っていない通貨を売る」という取引が出来るのもFXの特徴です。
例えば投資信託や株式でアメリカの商品に投資をしているとします。
せっかく株価が上がったとしても、同時に為替が「円高」になってしまうと、その株式の日本円での価値は目減りしてしまうため、実際の利益は株価の上昇分よりも小さくなってしまいます。
そこで、FXを使えば「米ドルを売っておく」という取引が出来るため、もし円高になってしまった際には投資信託や株で逃してしまった為替の損失をFX側で取り戻すことが出来ます。
つまり、為替のリスクをFXで軽減することで、「純粋な株価上昇分の利益をそのまま得る」ことが出来るのです。
FXの特徴として、「持っている通貨の金利を受け取れる」というものがあります。
例えば日本円を米ドルに交換している場合、金利の低い日本円と金利の高い米ドルの金利差を受け取ることが出来ます。
これを「スワップ」といいます。
しかもスワップは毎日受け取れるため、
余っている日本円を高金利の通貨に交換して持っておくことで金利をザクザク生むような仕組みを作ることが出来ます。
※為替によって元本も変動するので注意が必要です。
最後に、純粋な通貨への投資として活用するパターンです。
経済成長する国の通貨は高くなる傾向があるので、今後高くなると予想(円安になると予想)する通貨がある場合は、FXを活用してその通貨へ投資をしておくことが出来ます。
「どの企業の株が上がるかは分からないけど、とにかくこの国の通貨は価値が上がる」と思う国があれば是非検討したい投資方法です。
「FX」というイメージが少し変わったのではないでしょうか?
使い方によって「ハイリスクハイリターン」な方法から、「リスク分散」としての方法まで、FXは幅広い活用法があります。是非このFXという仕組みをうまく使って「投資上級者」を目指してみてはいかがでしょうか?
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外国為替証拠金取引(FX)は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそれがあります。また、外国為替証拠金取引(FX)は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は差し入れた証拠金を上回るおそれがあります。
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なお、スプレッドの拡大は、以下のような状況において発生する場合があります。
※平日早朝時(概ね6時30分~7時30分※サマータイム期間中は一時間繰り上がります)
※国内外の金融市場休場日(海外のクリスマス休暇や年末年始など)
※主要経済指標の発表前後
※震災などの天変地異や政変又は金融・経済関連の重大な出来事などの突発事象の発生時