ファンドアワードとは
楽天証券では、投資信託の各カテゴリーでパフォーマンスが優れたファンドを「楽天証券ファンドアワード 優秀ファンド」として、毎年表彰しています。「最優秀ファンド」の決定は、最終的にお客様の投票によって決定します。
なお、今回から、優秀ファンドの選出をアクティブファンドとインデックスファンドに分けて選出し、各部門では最大3ファンドをノミネートしております。
楽天証券経済研究所が
対象ファンドを選定
定量評価を用いて、各部門(アクティブ
ファンド部門10,インデックスファンド部門4
の計14部門※)から最大3ファンドを選出
お客様による投票
個人投資家(楽天証券のお客様)による投票
2021年2月12日(金)~2021年3月12日(金)
最優秀ファンドを決定
各部門の投票結果を集計し、
最優秀ファンドを決定!
※今年からアクティブファンド、インデックスファンドを設置
動画で振り返る!
ファンドアワード結果発表
最優秀ファンド・優秀ファンドのご紹介
最優秀ファンド・優秀ファンドを詳しく知ることができる動画を公開中!
アクティブファンド
インデックスファンド
先進国株式部門
先進国株式市場は、好調に推移した米国株式が市場全体をけん引し、3年間を通して概ね右肩上がりの上昇となりました。この結果、「先進国株式(広域)-為替ヘッジ無し」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で20.59%、直近1年間で9.94%となりました。今回優秀ファンドとして選出された3本はいずれも分類平均を3倍以上上回る好成績を収めており、アワードの全10部門の中でも特にアクティブの運用力が際立った形となりました。
-先進国株式部門- アクティブファンド
グローバル新世代関連株式ファンドグローバル新世代関連株式ファンド
アセットマネジメントOne
グローバル・ベスト・ファンドグローバル・ベスト・ファンド
三井住友DSアセットマネジメント
大和住銀DC海外株式アクティブファンド大和住銀DC海外株式アクティブファンド
三井住友DSアセットマネジメント
-先進国株式部門- インデックスファンド
米国株式部門
米国株式市場は、米中貿易摩擦や新型コロナウイルスの感染拡大懸念により一時的に調整する局面もありましたが、良好な企業業績を背景に3年間を通して力強い上昇を見せました。この結果、「米国株式-為替ヘッジ無し」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で25.50%、直近1年間で10.70%となりました。米国株式はインデックス人気の高いカテゴリーですが、今回優秀ファンドとして選出された3本は、恒常的に分類平均を上回る好成績を収めており、先進国株式と同様、アクティブの運用力が際立ちました。
-米国株式部門- アクティブファンド
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
-米国株式部門- インデックスファンド
国内株式部門
国内株式市場は、景気減速懸念や米中貿易摩擦問題に対する懸念から、2018年~2019年後半にかけて軟調な展開となったものの、2019年後半以降は先行き不透明感の払拭から回復基調となりました。2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大から、市場は急落しましたが、世界的な金融緩和策に支えられ、年後半には景気回復への期待が高まるなかで、市場は急回復しました。3年間を通じて、割安株が出遅れる一方で、成長株優位の相場となりました。「国内株式」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で8.70%、直近1年間で10.80%でした。また、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを上回りました。
-国内株式部門- アクティブファンド
-国内株式部門- インデックスファンド
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
三井住友DSアセットマネジメント
新興国株式部門
新興国株式市場は、景気減速懸念や米中貿易摩擦問題に対する懸念から、2018年~2019年後半にかけて軟調な展開となったものの、2019年後半以降は先行き不透明感の払拭から回復基調となりました。2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大から、市場は急落しましたが、世界的な金融緩和策に支えられ、年後半には景気回復への期待が高まるなかで、市場は急回復しました。地域別では、2019年末まではブラジルなどの資源国が優位、中国を中心としたアジア諸国が劣後していましたが、2020年以降はアジア諸国優位、資源国劣後の相場となりました。「新興国株式」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で2.02%、直近1年間で5.19%でした。総じて、運用コストが低いインデックスファンドが効率的な成績を収めたものの、一部のアクティブファンドがインデックスファンドを上回りました。
-新興国株式部門- アクティブファンド
新シルクロード経済圏ファンド新シルクロード経済圏ファンド
日興アセットマネジメント
シュローダーBRICs株式ファンドシュローダーBRICs株式ファンド
シュローダー・インベストメント・マネジメント
シュローダー・エマージング株式ファンド(1年決算型)シュローダー・エマージング株式ファンド(1年決算型)
シュローダー・インベストメント・マネジメント
-新興国株式部門- インデックスファンド
SBI・新興国株式インデックス・ファンドSBI・新興国株式インデックス・ファンド
SBIアセットマネジメント
先進国債券部門
先進国債券市場は、2018年後半以降、主要先進国の債券利回りが低下傾向となったことから、債券価格が上昇し、成績が向上したファンドが目立ちました。この結果、「先進国債券(広域・高格付)-為替ヘッジ無し」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で4.02%、直近1年間で4.05%となりました。しかしながら、インデックスファンドが総じて効率的な成績を収めた結果、「該当なし」という結果となりました。
国内債券部門
国内債券市場は、2018年までは世界的な金融緩和策を背景に長期金利が低位安定、2019年後半にかけては景気減速懸念から長期金利がマイナス圏まで低下し、債券価格は上昇しました。2020年以降は、コロナショックで長期金利が一時的に急低下したものの、1年を通じては金利はやや上昇し、債券価格は下落しました。「国内債券」分類平均インデックスのトータルリターンの上昇率は、過去3年間で0.65%、過去1年間で▲0.92%となりました。総じて、運用コストが低いインデックスファンドが効率的な成績を収めたものの、一部のアクティブファンドがインデックスファンドを上回りました。
エス・ビー・日本債券ファンドエス・ビー・日本債券ファンド
三井住友DSアセットマネジメント
国内不動産(リート)部門
国内リート市場は、2018年から2020年2月まで、割高な株価水準への警戒や債券利回りが低下するなかで、相対的に投資魅力度の高い市場と評価され、大きく上昇しました。しかし、2020年3月のコロナショックで急落、その後も国内不動産市況の先行き不透明感から、株式市場と比較して戻りの鈍い展開となりました。「国内REIT」分類平均インデックスの上昇率は、過去3年間で19.65%、過去1年間で▲13.00%となりました。また、不安定な市場環境の中で、多くのアクティブファンドがインデックスファンドを上回りました。
野村Jリートファンド野村Jリートファンド
野村アセットマネジメント
DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)DIAM J-REITオープン(2カ月決算コース)
アセットマネジメントOne
DIAMストラテジックJ-REITファンドDIAMストラテジックJ-REITファンド
アセットマネジメントOne
海外不動産(リート)部門
海外リート市場は、世界的な低金利環境を背景に2020年2月までは概ね順調に上昇していましたが、いわゆる「コロナショック」で世界中の投資家が一気に資金を引き揚げた結果、急落に見舞われました。その後緩やかな回復基調を見せていますが、「海外REIT(含む北米)-為替ヘッジ無し」分類平均インデックスの上昇率は、過去3年間で-1.48%、直近1年間で-11.38%と苦戦を強いられました。毎月分配型が多く含まれる部門のため、優秀ファンドは1本のみの選出という結果となりました。
バランス(固定配分)部門
過去3年間を振り返ると、途中、市場変動が高まった局面があったのの、終わってみれば株式、債券、リートなど多くの市場が上昇しました。固定配分のバランス型ファンドにおいては、2020年にコロナショックで市場が大きく荒れたことから、国内債券や為替ヘッジされた先進国債券の組み入れ比率が高いファンドや、相対的に変動が大きかったリートの組み入れ比率が低いファンドが効率的な運用成果を収めました。
ダイワ・ライフ・バランス30ダイワ・ライフ・バランス30
大和アセットマネジメント
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型)
ニッセイアセットマネジメント
りそなラップ型ファンド(安定型)りそなラップ型ファンド(安定型)
りそなアセットマネジメント
バランス(可変配分)部門
複数の資産を組入れたバランス型ファンドの中でも、機動的に資産配分を変動させる可変型は、コロナ禍の不安定な市場環境において機動的な対応ができたファンドほど高い投資効率を残しました。単にリスク回避的な対応を取るだけでなく、市場の反発局面でしっかりとリターンを獲得できたファンドが優秀ファンドに選出されました。いずれも、運用資産を「大きく増やす」ことよりも、「減らさない」ことに主眼を置いて運用を行う点が特徴です。
選考プロセス
優秀ファンド(ノミネート)
- 優秀ファンド選定のためのスコアランクの選出は、ETF(上場投資信託)を除く国内公募投資信託のうち、楽天証券分類に基づく14部門全ファンドに対して行いました。
アクティブファンド
- 株式
- 先進国株式部門
(楽天証券分類:「先進国株式(広域)・為替ヘッジ無し」) - 米国株式部門
(楽天証券分類:「米国株式・為替ヘッジ無し」) - 国内株式部門
(楽天証券分類:「国内株式」) - 新興国株式部門
(楽天証券分類:「新興国株式(広域)・為替ヘッジ無し」」)
インデックスファンド
- 株式
- 先進国株式部門
(楽天証券分類:「先進国株式(広域)・為替ヘッジ無し」) - 米国株式部門
(楽天証券分類:「米国株式・為替ヘッジ無し」) - 国内株式部門
(楽天証券分類:「国内株式」) - 新興国株式部門
(楽天証券分類:「新興国株式(広域)・為替ヘッジ無し」」)
- 債券
- 先進国債券部門
(楽天証券分類:「先進国債券(広域・高格付)・為替ヘッジ無し」) - 国内債券部門
(楽天証券分類:「国内債券」)
- REIT
- 国内不動産(リート)部門
(楽天証券分類:「国内REIT」) - 海外不動産(リート)部門
(楽天証券分類:「海外REIT(含む北米・為替ヘッジ無し」)
- バランス
- バランス(固定配分)部門
(楽天証券分類:「バランス(固定配分)」) - バランス(可変配分)部門
(楽天証券分類:「バランス(可変配分)」)
-
評価期間は3年とし、スコアランクは以下の通り算出します。
1)2020年12月末時点の3年スコアの順位と、
2)2019年1月末から2020年12月末までの1年スコア(24期間)の平均順位を合算して総合順位となるスコアランクを付与
アクティブファンド
-
各部門のなかでスコアランクが高いファンドのうち、楽天証券で取り扱いのあるアクティブファンド上位3銘柄について優秀ファンドを授与します。ただし、下記条件に該当する場合は次点のファンドが繰上げとなります。
1)純資産残高が30億円未満の場合
2)既に受賞が確定している銘柄と同一のマザーファンドで運用されている場合
3)楽ラップ専用ファンド
4)確定拠出年金専用ファンド
5)毎月(または隔月)分配型、通貨選択型
なお、インデックス連動型がスコアランク首位となった場合、当該分類は「該当なし」とします。同様に、インデックス連動型がスコアランク2位または3位となった場合、当該分類からは、インデックス連動型を上回ったアクティブファンドのみに優秀ファンドを授与します。
インデックスファンド
-
投資信託協会が定める商品分類表の「補足分類」が「インデックス型」となっている国内公募投資信託のうち、楽天証券分類に基づく株式4部門を対象とします。3年トータルリターン(分配金再投資後騰落率)を上から並べ、同一のベンチマーク(配当込み、無しは考慮せず)の最上位1本に優秀ファンドを授与します。次点に異なる指数が来る場合は、計2本に優秀ファンドを授与します。ただし、下記条件に該当する場合は次点のファンドが繰上げとなります。
1)楽ラップ専用ファンド
2)確定拠出年金専用ファンド
最優秀ファンド
優秀ファンドとして選出された全ファンドを対象とし、楽天証券のお客様の投票により、各部門1本ずつ最優秀ファンドを決定いたします。