金は古くから貨幣としても用いられ、また現代に至っても装飾品などとして、多くの人々に親しまれています。金の特長は腐食や変質がなく、熱伝導の性質を持つことから、宝飾品だけではなく、医療や電子工業用など、さまざまな分野で必要とされ、需要が高い点にあります。
銀は、金と同じように宝飾品の材料や通貨の代替手段として古くから利用されてきました。近代以降は、加工のしやすさや熱伝導率の高さなどから工業品として も数多く利用されており、かつては特にフィルムの材料としても知られます。金に比べると取引や保有の規制が緩いことなどから、しばしば投機マネーの買い占 めの対象などにもなっており、投資商品としても長年高い人気を持っています。
白金(プラチナ)といえば、多くは宝飾品を思い出すことと思いますが、もうひとつ大きなマーケットとして上げられるのが自動車触媒の需要です。白金は他の貴金属と比べても希少価値が高いため、値段も高めです。
そのため、欧州、日本、アメリカといった先進国の景気動向に大きな影響を受けやすいといえます。
パラジウムの多くは、産業用金属として利用されています。たとえばパソコンや携帯電話などの電子工業部品に使われているほか、白金同様、自動車触媒向けの需要も高くなっています。
高層ビルの免震設備、航空機、産業機器、医療機器など、ゴムの需要はさまざまですが、日本国内における需要のなかで、その大半が自動車のタイヤやチューブで占められています。
よって、自動車の生産台数は、価格変動の要因の一つとなります。
大豆は味噌・醤油・豆腐など日本人の食生活に欠かすことの出来ない食材として広く取り入れられています。
日本の大豆消費は、年間およそ300万トン前後で、現在そのほとんどが米国、ブラジル、カナダ、中国からの輸入に依存しています。大豆は生産国が主要3カ国に限られるため、その生産量が価格に大きく影響していきます。
とうもろこしは、小麦、コメと並んで世界三大穀物の一つで、その大半は家畜肥料として使われています。
また、食用品としてはとうもろこしスターチ、ブドウ糖、人口甘味料の原料、またそのまま食用にも供されています。また最近では自動車燃料として、とうもろこしから生産できるエタノールが注目を浴びています。
小豆は日本では古くから赤飯・和菓子などに用いられています。主な生産地は北海道で70%以上を占めています。特に十勝産は品質が良く、代表的なブランドとなっています。
小豆は日本の取引所にしか上場されていないために、海外為替の動向に左右されません。生産量の多くを占める北海道の天候に影響されます。しかし、近年では品種改良に収穫量が安定してきているため、以前ほど天候による影響を受けなくなってきています。
先物・オプションの価格は、対象とする株価指数や商品市場の相場の変動等により上下しますので、これにより損失が生じるおそれがあります。また、先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座で指数先物取引以外の先物取引又はオプション取引(商品先物取引、オプション取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、指数先物取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象の先物取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。オプション取引はオプションを行使できる期間には制限があります。また、オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは限りません。価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。
オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。
売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売方は、オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座でオプション取引以外の先物取引(指数先物取引、商品先物取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、オプション取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象のオプション取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。
1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225先物取引 275円(税込)/枚
日経225ミニ先物取引 38.5円(税込)/枚(1円未満切捨)
日経225マイクロ先物取引 11円(税込)/枚
東証グロース市場250指数先物取引 41.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
金先物・白金先物・銀先物・パラジウム先物・ゴム先物・とうもろこし先物・大豆先物・小豆先物取引 275円(税込)/枚
金ミニ先物・白金ミニ先物・金スポット・白金スポット取引 77円(税込)/枚
日経225オプション取引は1取引あたり、日経225ミニオプションは1枚あたり以下の手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225オプション取引 売買代金の0.198%(税込)最低手数料198円(税込)(1円未満切捨)
日経225ミニオプション取引 19.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金はVaR方式(特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額を計算する方法)によって計算され、「(取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」となります。
※先物両建て証拠金=銘柄ごとの両建て枚数×両建てにかかる限月の中で最も高い1枚あたりの取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目
※先物両建て証拠金は、価格の変動に損益が連動しない建玉(両建玉)を保有している場合であっても、上記算出式に基づく証拠金額が必要です。
※両建て取引は経済合理性に欠くおそれがあり、費用も二重にかかることをご理解のうえで、お取引ください。