スワップポイントとは、通貨間の金利差調整分のことです。一般的に、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買えば、2通貨間の金利差からその差額を受け取ることができます。
ただし、2通貨間の金利差が縮小するとスワップポイントの額は少なくなり、金利差が逆転するとスワップポイントの受取りと支払いの関係が逆転します。
また、稀に一方の通貨において、価格が不安定な状況となった場合に、金利差を反映しない場合がありますのでご注意ください。
スワップポイントは、インターバンク内の取引にかかる受渡日が考慮されて付与する日数分が決定します。お客様が実際にポジションをお持ちの日数とは異なります。
スワップポイントは以下の方法で算出します。同じ通貨ペアの建玉がある場合、スワップポイントの計算は個々の建玉ごとに行います。
通貨ペア | スワップポイントを受取りの場合 | スワップポイントを支払いの場合 |
---|---|---|
対円 通貨ペア |
取引数量÷10,000×受取スワップの金額 =スワップの受取金額(少数点第一位を切り捨て) |
取引数量÷10,000×支払スワップの金額=スワップの支払金額(少数点第一位を切り上げ) |
対円以外の 通貨ペア |
①取引数量÷10,000×受取スワップの金額=スワップ受取金額(少数点第三位を切り捨て) ②スワップの受取金額(外貨)×外貨の対円レート終値(Bid)=スワップの受取金額(小数点第一位を切り捨て) |
①取引数量÷10,000×支払スワップの金額=スワップの支払金額(少数点第三位を切り上げ) ②スワップの支払金額(外貨)×外貨の対円レート終値(Ask)=スワップの支払金額(小数点第一位を切り上げ) |
スワップポイントの付与タイミングは、各営業日の終了時(メンテナンスに入る時間)となります。メンテナンス時間に入った時点でポジションを保有していた場合、メンテナンス時間終了後、保有ポジションにスワップポイントが付与されます。
なお当社のシステムにおいては、スワップポイントは純資産には毎営業日反映されますが、お客様のお預かり口座で実際に受渡されるのは発生日の翌営業日の時点となっております。
最新のスワップポイントは楽天FXのスプレッド・証拠金・スワップポイントからご確認ください。
外国為替証拠金取引(FX)は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそれがあります。また、外国為替証拠金取引(FX)は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は差し入れた証拠金を上回るおそれがあります。
外国為替証拠金取引(FX)の取引手数料は無料です。なお、取引にあたっては各通貨の売付価格と買付価格には差(スプレッド)があります。スプレッドは通貨ペアごとに異なります。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
〔楽天FX口座〕
レバレッジコースに応じて取引金額の4%~100%(最大レバレッジ25倍)の証拠金が必要となります。
(法人のお客様の場合は、取引金額に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)
〔楽天MT4口座〕
想定元本の4%以上の証拠金が必要となります。(法人のお客様の場合は、想定元本に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)
*当社は、金融先物取引業協会が算出した「為替リスク想定比率」以上となる証拠金率を通貨ペアごとに定めております。「為替リスク想定比率」とは、金融庁長官が定める方法(定量的計算モデル)を使い算出されるものです。
通常時は広告表示のスプレッドでお取引いただいておりますが、為替市場における取引高の低下又は売買が一方向に集中しているなどの状況においてはスプレッドが広がる場合があります。また、広告表示の値は実際の取引時のスプレッドを保証するものではなく、お客様の約定結果による実質的なスプレッドが広告表示の値と合致しない場合がありますのでご注意ください。
なお、スプレッドの拡大は、以下のような状況において発生する場合があります。
※平日早朝時(概ね6時30分~7時30分※サマータイム期間中は一時間繰り上がります)
※国内外の金融市場休場日(海外のクリスマス休暇や年末年始など)
※主要経済指標の発表前後
※震災などの天変地異や政変又は金融・経済関連の重大な出来事などの突発事象の発生時