金の価格はどうして動くの?

金の価格はどうして動くの?

「有事の金」という言葉がある通り、世界情勢が混乱したときに需要が高まる傾向があります。とくに近年の金価格の上昇は、2001年の9.11の米国同時多発テロ事件や2020年の新型コロナの世界的な感染拡大、2022年のロシアによるウクライナ侵攻などの有事や地政学リスクが背景にあります。今後、社会の不安がさらに増大していくならば、金の価格はさらに上昇するでしょう。
一般的には世界の基軸通貨である「米ドル」が下がる(ドル安になる)と、より信用リスクの低い金に資金が流入し、金の価格が上昇します。そのため、米ドルと金の価格には強い逆相関があります。

また、金は実物資産なので、インフレ(物価上昇)にも強い特徴があります。たとえば原油価格と金の価格を比較すると、似たような動きをしていることがわかります。原油と金の価格に直接的な因果関係はありませんが、原油やモノの値段が上昇することは、通貨の価値の下落を意味するので、やはり信用リスクの低い金にも人気が集まります。

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大阪金(ゴールド)ロングチャート

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