総合取引所実現に向けた当社対応につきまして

2020年6月26日

2020年7月27日(月)に東京商品取引所の一部商品が大阪取引所へ市場移管され、日経225先物などの金融商品から金(GOLD)などのコモディティまで幅広い商品をワンストップで取引を可能とする総合取引所が実現いたします。

当社では、同日より、先物・オプション取引口座で現在取扱っている株価指数先物・オプション銘柄に加え、新たに商品先物取引銘柄の取扱いを開始いたします。また、最新鋭の取引ツール「マーケットスピード II 」に先物・オプション取引機能を新規搭載し、国内の株式から先物・オプションまでワンストップで取引できるようになり、さらに、期間指定注文を先物・オプション取引でも新たに導入するなどお客様の利便性を高めサービス強化いたします。

なお、「国内商品先物取引口座」は2020年10月(サービス終了予定)までは並行稼働いたしますが、新たに取扱いを開始する「先物・オプション取引口座」とサービスや取引ルールが一部異なりますので、主な変更点は比較表を参考にご確認ください。

要約すると
  • 2020年7月27日から先物・オプション取引口座で商品先物取引の取扱いを開始します
  • マーケットスピード II に先物・オプション取引機能を追加します
  • 先物・オプション取引に期間指定注文の取扱いを開始します

マーケットスピード II に先物・オプション取引を新搭載

2020年7月27日(月)からマーケットスピード II で新規に取扱いを開始するのは、日経225先物などの株価指数先物・オプションから金先物など17銘柄。デイトレーダーにも使われる板発注機能を先物・オプションに対応させた「先物OP武蔵」など取引機能も強化。

先物・オプション口座新規取扱銘柄

13銘柄(金先物・金ミニ先物・金スポット・白金先物・白金ミニ先物・白金スポット・銀先物・パラジウム先物・ゴム先物RSS3号・ゴム先物TSR20号・とうもろこし先物・大豆先物・小豆先物)

ご注意

  • スマホアプリの「iSPEED先物OP」でも商品先物取引銘柄の取扱いを同時に開始します。
  • 現行の「マーケットスピード」、「モバイルウェブ」では商品先物取引銘柄の取扱いはありません。

期間指定注文の取扱いを開始(マーケットスピード II とiSPEED先物OPで対応)

当セッション注文(日中に出した注文は日中終了まで、夜間に出した注文は夜間終了まで有効)に加え、最長30営業日先までの期間指定注文、取引最終日までの有効注文、引け指定の注文を選ぶことができます。

ご注意

  • 期間指定注文は「マーケットスピード II 」と「iSPEED先物OP」で対応いたします。「マーケットスピード 」、「モバイルウェブ」での対応はありません。

2020年7月27日からの「国内商品先物取引口座」と「先物・オプション取引口座」のサービス・ルールの主な相違点について

先物・オプション取引口座で新規に取り扱う商品先物取引銘柄の手数料は、標準銘柄が片道250円+消費税/枚、ミニ・スポット銘柄が片道70円+消費税/枚の業界最低水準※でご提供いたします。

  • 主要ネット取扱会社(日産証券、北辰物産、フジフューチャーズ、当社)で比較。(2020年6月25日時点で各社発表の通常取引手数料で比較)
比較項目 国内商品先物取引口座 先物・オプション取引口座
提供サービス期間 2020年10月2日(金)にて新規注文受付停止
2020年10月9日(金)最終取引日
2020年7月27日(月)から既存取扱い銘柄に加え、商品先物取引銘柄の提供開始
取扱銘柄 11銘柄(金・金ミニ・金スポット※・白金・白金ミニ・銀・パラジウム・ゴム(RSS3号)、とうもろこし・大豆・小豆) ※「ゴールド100」は「金スポット」へ銘柄名称変更 17銘柄(日経225・日経225ミニ・マザーズ・日経オプション・金・金ミニ・金スポット・白金・白金ミニ・白金スポット・銀・パラジウム・ゴム(RSS3号)、ゴム(TSR20号)、とうもろこし・大豆・小豆)
取引チャネル マーケットスピード CX(PCブラウザ・Mac対応)、iSPEED CX(スマホアプリ) マーケットスピード II (PCアプリ・Windows版)、iSPEED先物OP(スマホアプリ)
※最新版のアプリをリリースする予定です。
※現行マーケットスピードでは商品先物取引銘柄は取引できません。
取引手数料 標準銘柄:324.5円+消費税/枚
商品ミニ・スポット銘柄:84円+消費税/枚
(デイトレ半額)
日経225ラージ・商品先物標準銘柄:250円+消費税/枚
商品ミニ・スポット銘柄:70円+消費税/枚
日経225ミニ:35円+消費税/枚
マザーズ先物:38円+消費税/枚
日経225オプション:売買代金の0.18%+消費税(最低手数料180円+消費税)
注文の有効期限 当セッション・当日・週末・月末・最終日・引け 当セッション・30営業日先までの指定期日・最終日・引け
注文の種類 通常注文・STOP注文・IFD注文・IFD-OCO注文 通常注文・逆指値注文・逆指値付通常注文(OCO注文)
リアルタイム入金対応銀行 5行(楽天銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ジャパンネット銀行)
※パソコンからのみ対応可能
13行(楽天銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・広島銀行・セブン銀行・イオン銀行・住信SBIネット銀行・ジャパンネット銀行)
※パソコン・スマートフォンから対応可能
※総合口座に入金されますので、先物・オプション取引口座への振替が必要です。
証拠金の計算方法 取扱いの商品先物取引銘柄で計算・管理 取扱いの株価指数先物・商品先物・指数オプション全てを一体として計算・管理
証拠金不足時の入金期限 翌営業日午前9時まで 翌営業日正午まで
含み益(値洗い益)の取扱い 証拠金として見なされ注文可能額に含まれる 注文可能額には含まれない
当社取引最終日について 金・白金(いずれもミニ含む)以外の銘柄では当社取引最終日をもうけております。当社取引最終日を過ぎて保有の建玉は夜間セッション以降、当社の任意により決済させていただきます。 金ミニ・白金ミニ以外の銘柄では当社取引最終日をもうけております。当社取引最終日15時を過ぎて保有の建玉は当日クロージングセッション以降、当社の任意により決済させていただきます。
現物の受渡し 申請により金・白金のみ現物受渡決済可能 取扱いなし
ログイン情報 国内商品先物取引口座専用のログインID・パスワードにてログイン 証券総合口座共通のログインID・パスワード・取引暗証番号(入力後、設定により省略可能)

東京商品取引所から大阪取引所への商品移管に伴う、国内商品先物取引口座のお客様へのご注意点

  • 大阪取引所への移管前営業日となる2020年7月22日(水)の夜間セッションの立会は行われません。
  • 有効期限に関わらず全ての未約定注文は、2020年7月22日(水)の日中立会終了後に、全て当社で取消しを行います。
  • SPAN証拠金は、日本証券クリアリング機構により毎週末に見直しが行われ、翌営業日の夜間立会より新しい証拠金が適用されます。
  • ゴムの取引開始時間が、日中立会8:45から9:00に変更されます。
  • ゴールド100の銘柄名称が、金スポットに変更されます。
  • 2020年10月2日(金)にて新規注文受付停止、2020年10月9日(金)が最終取引日となります。先物・オプション取引口座への移管申請(2020年9月30日締切)はお早めにお手続きください。移管申請はこちらから

先物・オプション取引口座と国内商品先物取引口座のサービス統合スケジュール

国内商品先物取引口座は2020年10月9日(金)をもってサービスを終了いたします。国内商品先物取引口座をご利用のお客様は、口座移管申請いただくことにより、引き続き2020年10月12日(月)より先物・オプション取引口座でコモディティ先物を取引いただけます。

  • 9月30日(水)をもって、口座移管申請の申込受付は終了いたしました。

ご注意

  • 口座移管申請には、総合口座ならびに先物・オプション取引口座の開設が必要です。口座移管申請受付終了の2020年9月30日(水)までに各口座開設後、移管申請をお願いします。
  • 国内商品先物取引口座開設申込は2020年6月26日(金)をもって終了いたします。以降は、先物・オプション取引口座を開設申込みください。商品先物取引は2020年7月27日(月)から取扱い開始予定です。

総合取引所についてよくあるご質問

Q現在、先物・オプション取引口座で日経225先物を取引していますが、商品先物を取引するのに手続きは必要でしょうか?
A先物・オプション取引口座の書面が改版されますので、2020年6月29日以降、取引画面上で改定後の書面を確認いただく必要があります。その他の手続は必要ありません。
Q現在、国内商品先物取引口座で取引していますが、先物・オプション取引口座で商品先物を取引することは出来ますか?
A先物・オプション取引口座をお持ちのお客様は、2020年7月27日以降、先物・オプション取引口座でも取引いただけます。ただし、国内商品先物取引口座で保有の建玉を先物・オプション取引口座へ移動することは2020年10月12日まで出来ません。また、10月12日に預り金や建玉を移動するためには、口座移管申請が必要です。
  • 9月30日(水)をもって、口座移管申請の申込受付は終了いたしました。
Q現在、国内商品先物取引口座を持っておりますが、口座移管申請をしなかった場合はどうなりますか?
A2020年10月9日(金)日中立会終了時点で建玉を保有のお客様は、お客様の計算のもと、当社の任意で決済させていただきます。また、預り金はお客様の口座に出金させていただきます。
Q既に国内商品先物口座と先物・オプション取引口座で取引していますが、2020年10月12日の口座移管後はどうなりますか?
A口座移管申請いただいた場合は、2020年10月9日(金)日中立会終了時点の国内商品先物取引口座の建玉と預かり金が先物・オプション取引口座へ移管され、両口座の預かり金、建玉が合算されることとなります。
Q原油や石油製品は取引できないのですか?
A原油や石油製品は東京商品取引所から大阪取引所へ移管されないため当社での取扱いはありません。
Q先物・オプション取引口座で商品先物を取引するのはどの画面となりますか?
Aパソコン用の「マーケットスピード II 」、もしくはスマートフォン用の「iSPEED先物OP」で取引いただけます。いずれもアプリケーションソフトですので事前にインストールが必要です。(最新版を2020年7月25日ごろリリースいたします)

iSPEED先物OPのインストールはこちら

iSPEED      

Q国内商品先物取引口座と先物・オプション取引口座のログイン情報(IDやパスワード)は同じですか?
A異なります。先物・オプション取引口座のログイン情報は総合口座と同じ情報です。注文する際には、取引暗証番号(お客様ご自身でご記入いただいた4桁の数字)も必要です。
ログインID・パスワードがわからない方はこちら
暗証番号についてはこちら
Q取引暗証番号とは何ですか?
A注文や出金指示、各種情報利用の申請をする際に、「取引暗証番号」のご入力が必要になります。取引暗証番号は、総合取引口座申込画面、または申込書に、お客様ご自身でご記入いただいた4桁の数字です。当社からお知らせした、お客様コードやログインID、初回のログインパスワードとは異なります。暗証番号について詳しくはこちら