楠雄治の共著発売:『楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が「間違いない資産づくり」を真剣に考えた』

2025年1月17日

楠雄治の共著発売:『楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が「間違いない資産づくり」を真剣に考えた』

投資で失敗する人って?長期的な資産づくりのアイデア、お金と人生を考える本

楽天証券代表取締役社長の楠雄治と広島大学大学院教授の角谷快彦氏の共著『楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が「間違いない資産づくり」を真剣に考えた』が2025年2月13日(木)に発売されます。また、1月17日(金)から予約販売が開始されました。

2024年の新NISAの開始で、資産形成が当たり前のものになりつつありますが、世界のマーケットでは波乱が続き、投資を「続けることの難しさ」が課題として浮き彫りになりました。

この本は、まさに「続けることの大切さと続けるためのアイデア」を紹介する本です。楠からは、ネット証券を立ち上げて25年、マーケットとお客様を見続けてわかった、投資で失敗する理由、そして、長く投資を続けるための誰でも実践できるシンプルな投資アイデアを紹介。角谷教授は、楽天証券と広島大学の行動ファイナンスの共同研究で明らかになったパニック売りをしやすい人の傾向、学術的に証明されている投資理論などを紹介しています。

これに合わせて、読者向けの特典として、楽天証券と広島大学で共同開発したWEB診断テスト「パニック売り傾向チェック」を提供。14問の質問に答えると、自分が相場急変時などに慌てて売ってしまう傾向がどのくらいあるかがわかります。ぜひ体験いただき、傾向を把握いただければと思います。

また、同時にこの本で問いかけているのが、一億皆投資時代と言われる中、「本当に人生に投資は必要なのか」というテーマ。老後2000万円、インフレ、NISA・・・とお金の不安や対策が叫ばれるほど、「資産づくりは絶対にやらなければいけないもの」という思い込みが拡がり、投資が目的化しがちです。でも、本当の目的は、自由な選択ができる豊かな人生を送ることのはずです。この本では、その勘違いを改めて整理し、家計の健全化と投資ありかた、お金や投資に振り回されない生き方についても考えています。

この本を通して、みなさまの「自由な資産づくり」を応援できれば幸いです。

書籍概要

書籍名 楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が「間違いない資産づくり」を真剣に考えた
著者 楠 雄治(楽天証券 代表取締役社長)、角谷快彦(広島大学 大学院教授)
発売日 2025年2月13日(木)
価格 1,700円(税抜)
出版社 株式会社 日経BP

書籍予約

楽天ブックス

『楽天証券社長と行動ファイナンスの教授が「間違いない資産づくり」を真剣に考えた』
では、どうすれば成功するのか?最強は「BUY&HOLD」
やってみよう!パニック売り傾向チェック!

目次

  • Chapter1:「ミリオネア」は意外と身近な存在~資産づくりの勝者はコツコツ型が多い(角谷教授)~
  • Chapter2:投資の失敗には合理的な理由があった~なぜ日本人の投資はうまくいかないのか(楠)~
  • Chapter3:学術的「勝つ投資」の秘訣~ランダム・ウォーク理論の教え(角谷教授)~
    【読者特典】全14問に答えるだけ!パニック売り傾向チェック!
    ベテラン個人投資家インタビュー~仕事・子育てで多忙でも資産1億円超達成(えまさん)~
  • Chapter4:では、どうすれば成功するのか? 最強は「BUY&HOLD」~証券会社社長の私が、個人投資家の皆さんに伝えたいこと(楠)~
    ベテラン個人投資家インタビュー~高配当&優待投資で専業投資家へ(ペリカンさん)~
  • Chapter5:投資で失敗しないために~パニック売り傾向チェック解説(角谷教授)~
  • Chapter6:ファイナンシャル・ウェルビーイングを目指そう~一億皆投資時代と言うが、そもそも人生に投資は本当に必要なのか(楠)~
    ベテラン個人投資家インタビュー~投資の力も借り、沖縄でセミリタイア生活(沖縄移住アラサー夫婦さん)~
  • Chapter7:これから投資をはじめる方へ~家計の健全性へのヒント(角谷教授)~
  • Chapter8:投資の未来を語り合う~私たちの正しい投資行動と楽天証券が提供できるもの(角谷教授&楠)~

著者プロフィール

楠 雄治(楽天証券代表取締役社長)

広島大学文学部卒業後、1986年、日本デジタルエクイップメント(現日本ヒューレットパッカード)に入社。システムエンジニアとして銀行や保険会社のディーリングルーム構築に携わった。同社を退社し、96年に米国シカゴ大学でMBAを取得し、帰国後、経営コンサルティング会社ATカーニーに勤務。99年に米ネット証券大手DLJディレクトと住友銀行(現三井住友銀行)が共同で出資して設立したDLJディレクトSFG証券に創業時メンバーとして入社。2003年に楽天グループ(当時は楽天)がDLJディレクト証券を買収したのち、05年楽天グループ執行役員。04年に楽天証券に社名変更、06年10月に社長に就任。14年楽天グループ常務執行役員。22年からは証券株会社設立とともに楽天証券ホールディングス社長も兼任。楽天グループの強みを活かしたユニークなサービスを軸にNISAをきっかけに幅広い層の口座数を増やすと同時に、顧客である個人投資家へのアドバイス事業にも注力。デジタル資産づくりのプラットフォームを目指す。

角谷 快彦(広島大学大学院経済学プログラム(経済学部)教授、同大Distinguished Professor)

日本学術会議連携会員(経済学)。PhD(豪州・シドニー大学)。シドニー大学ビジネススクール研究員、大阪大学社会経済研究所特任助教、名古屋大学大学院経済学研究科講師・特任准教授等を経て現職。専門は行動ファイナンス。投資行動における投資家の判断・行動パターンを研究。国際学術誌に論文多数。エルゼビア社※2の世界最大規模の研究力分析ツール「サイバル」で「金融リテラシー、ウェルビーイング、ファイナンス」の研究分野における日本最上位、世界でも上位にランクされる。著書に「Human Services and Long-Term Care: A Market Model」(Routledge)、「介護市場の経済学」(名古屋大学出版会)。訳書に「博士号のとり方第6版」(名古屋大学出版会)等。2022年より楽天証券の要請を受け、合理的な資本形成につながる思考や行動について、同社と共同で調査・研究する。
2024年から新しくなったNISA制度をきっかけに、これまで以上に多くの一般消費者層の方にとって、「資産づくりが生活の一部」として当たり前になりつつあると感じます。一方、昨年8月の株式市場の暴落や米国大統領選挙を経た今後の展開など、世界の金融市場は波乱が続いており、「つづけることの難しさ」も改めて実感しています。楽天証券は、投資・資産づくりを「目的」ではなく、豊かな人生を送る「選択肢」として活用いただくため、本書を通じ、読者の方が、家計の健全化や投資・資産づくりのあり方を踏まえ、お金に左右されない生き方について考えるきっかけになることを期待しています。
※2:エルゼビア社はオランダに本拠を置く世界最大の医学・技術論文の出版社