5月15日の決算発表では、2014年3月期は予想は下回るが、かろうじて黒字転換。2015年予想は大幅な増収・増益。
2011年2月9日に292円の高値をつけたあと3月11日の東日本大震災を受けて3月15日の121円まで急落。その後7月6日の208円まで戻るものの、ここが戻り天井となって下降トレンド(A)へ移行しました。この下降トレンド(A)の中で、2012年10月12日に105円で底打ちとなって緩やかな上昇トレンド(B)となり、2013年6月7日の131円の安値からは上昇角度の大きい上昇トレンド(C)へ移行、10月25日には204円の高値をつけました。ここをピークに業績下方修正を受けて急落となり、2月5日の132円、3月20日の130円、4月15日の131円と三点底(逆三尊天井)をつけて、5月15日の決算発表で悪材料を織り込み、5月16日に149円で買転換となりました。
4月10日の決算発表では、2014年3月期は予想通り順調。2015年3月期は慎重な見通し。
2012年11月13日の368円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月26日に450円で買転換となって2013年4月9日の860円まで急騰しました。ここから6月13日の665円まで押し目を入れ、上方修正予測から7月22日の907円まで上昇し、その後三角保ち合い(A)となりました。三角保ち合いが煮詰まって11月25日の820円を高値に下放れとなり、今年の2月5日に627円の安値をつけて終値ベースで630~721円のボックス相場(B)入りとなりました。ここにきて全体相場が弱いなか上昇していますが、三角保ち合いを切ってからのボックス相場ですので、ボックスの上限を大きく抜ける可能性は少ないと考えられます。
4月30日の決算発表では、2014年3月期は予想を上回る結果に。2015年3月期は慎重な見通し。
2012年11月9日の446円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、11月22日に528円で買転換となり急騰となって、2013年5月23日には1,298円と約半年で3倍化弱となりました。高値圏でもみあって好業績予想を織り込み下降トレンド(B)入りとなり、この中で今年の4月11日の657円、4月23日の660円と2点底をつけ、4月30日の決算発表で2014年3月期は予想を上回ったことで戻りに転じています。但し、2015年3月期の見通しは慎重なことで上値は限定的と考えられます。
5月9日の決算発表では、2014年3月期は増収ながら減益。2015年3月期予想は増収・増益。
2011年1月12日の265円を高値に3月11日の東日本大震災を受けて3月15日の119円まで急落し、その後は中長期の下降トレンド(A)を形成しました。この中で2012年10月12日の120円を2011年3月15日の119円に対するダブル底にして11月19日に138円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて2013年5月21日の221円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、6月7日の154円、9月2日の152円と2点底をつけて短期の上昇トレンド(B)となり、今年の1月10日に昨年来高値231円をつけて業績予想の下方修正を受けて大幅下落となっています。5月9日の決算発表では、2014年3月期は減益となったものの、2015年3月期予想は増収・増益が予想されており、現時点では売られ過ぎと思われます。
5月9日の決算発表では、2014年3月期は予想を上回り黒字転換。2015年3月期予想も増収・増益。
2012年8月7日の233円を安値に安値圏のもみあいとなり、11月13日の255円を2点底にアベノミクス相場にサポートされ、11月15日に287円で買転換となって2013年2月4日の419円まで上昇しました。ここから8月7日の233円を安値の基点、2月4日の419円を高値の基点とする大きな三角保ち合い(A)を形成しています。この中で、今年の1月31日の379円を高値に3月25日の294円まで下落し、5月9日に好決算発表となって5月13日に350円で買転換となっています。ふつうですと、三角保ち合いが完全には煮詰まっていませんので、370~380円水準でいったん止まり、三角保ち合いの下限に向かって下げるところですが、来期の業績予想が好調なため、上限近辺でもみあって上放れる可能性もあります。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
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かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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