5月12日の決算発表では、2015年3月期の連結経常利益は37%増の190兆円に伸び、1円増配へ。光ファイバーやワイヤハーネスが伸長。自社株買いも。
2012年11月14日の211円を安値にアベノミクス相場がスタートし、12月13日に243円で買転換となって5月23日の434円まで上昇、ここを当面のピークにして三角保ち合い(B)を形成しました。この中で9月3日の332円を安値に上放れとなって今年の1月17日の538円まで上昇し、ここをピークに下降トレンド(C)入りとなっています。この下降トレンド(C)の中で2月5日の437円、3月20日の435円、5月12日の418円と順下げの3点底となって反発し、5月29日の457円で買転換となりました。
2012年8月3日の700円、10月15日の702円、11月2日の712円と3点底となって11月16日の812円で買転換し、アベノミクス相場にサポートされて2013年2月4日の1,395円、5月20日の1,440円と2山を形成しました。ここをピークに調整となり、6月7日の1,083円、6月21日の1,121円と2点底をつけて再上昇となり、7月17日に1,479円まで上昇しました。これで順上げの3尊天井のピークとなって7月29日に1,314円で売転換となり、上昇トレンド(A)を切る形となりました。ここからの下げで1,100円水準は強力な下値抵抗ラインになるところと思われますので、12月10日の1,105円まで下げていったん反発となり、12月30日の1,237円まで反発するものの、再下落となって12月10日の1,105円を切ると完全に下放れとなり、業績からみると売られ過ぎの大幅下落となりました。安値圏で2月5日の945円、3月28日の926円、4月11日の904円、5月20日の890円と順下げの4点底となって反発し、6月2日に1,007円で買転換となりました。
チャート(柴田罫線)の形から株価の動きをみると、2012年11月14日の3,060円を安値にアベノミクス相場(円安誘導)にサポートされて2013年5月23日の6,760円まで押し目の浅い一本調子の上昇となりました。この6,760円をピークに6月7日の5,360円まで下落したあとは三角保ち合い(A)となり、この保ち合いが煮詰まったところで今年の1月22日の6,363円を高値に三角保ち合いの下放れとなりました。5,500円からの反発で2月10日の6,038円、2月24日の6,045円とダブル天井となった後は下向きの先細三角形(B)へと移行しましたが、この中で4月11日の5,205円の安値をつけてもみあい、5月21日に5,376円で2点底となって5月30日に5,761円で買転換となり、下向きの先細三角形を上放れする形となっています。
現時点では、15年3月期の見通しは円安一服もあり、市場予想を下回っていますので、大きな円安進行とならない限りは上値は限定的といえます。今のところ5,500~6,000円のボックス相場となる可能性があるため、このままもう少し上昇すれば日経平均も目先上値が重たいところにきていますので、短期のカラ売りも可能になると思われます。
4月30日の決算発表では、2014年3月期は下方修正を受けて34%の減益。2015年3月期は増収・増益に回復予測。
2012年9月6日の296円、9月28日の299円と2点底をつけて10月15日の320円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年4月30日の613円まで上昇しました。ここから8月28日の402円まで調整したあと再上昇となり、今年の1月21日には668円と昨年来高値をつけました。しかし、その後下方修正となったことで大幅下落、5月8日には402円と昨年の8月28日の402円に対するダブル底をつけて反発となり、6月2日に458円で買転換となっています。2012年の2点底からの中期トレンド(A)をいったん切っていますので、大きく戻ると戻り売りが出やすいため、短期売買の繰り返しとなると思われます。
4月25日の決算発表では、14年3月期の営業利益は72%増の723億円に拡大し、従来予想を大幅に上回る。前期に続き今期も増配を計画。
2012年10月11日の151円、11月13日の161円を2点底にしてアベノミクス相場が始まり、まず2013年の5月22日に401円まで急騰しました。ここから6月27日の283円まで押し目を入れたあと、再上昇となって今年の1月20日の496円まで上昇しましたが、日経平均の急落につれ安し、1月31日に450円で売転換となって4月24日に350円の安値をつけました。安値圏の動きをみてみると、3月25日の356円、4月24日の350円、5月21日の351円と3点底の形となって反発し、6月2日に387円で買転換となっています。押し目買い有利の形と考えられます。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
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200万円まで 2,200円(税込)
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以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
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