カジノ合法化への期待から2013年9月30日に2,398円の高値をつけて、ここをピークに下降トレンド(C)を形成し、この中で今年の2月4日の1,600円で当面の底打ちとなりました。ここから2月25日の1,994円まで戻して3月20日の1,672円まで押し目を入れて反発し、3月24日に1,819円で買転換が出現しましたが、
4月28日に「公明党の慎重姿勢を映してカジノ法案の今国会成立が不透明になってきた」と報じられ、カジノ関連株に失望売りが出ました。6月17日には、いずれカジノ法案は成立するとの期待から5月21日の1,616円まで下落後に1,971円まで上昇しました。ここを目先のピークに押し目を入れて6月27日に1,784円で短期の売転換となっています。チャートの形は下降トレンド(C)を抜け出すものの、カジノ法案設成立に不透明なところがあり、1,600~2,000円のボックス相場へ移行しています。この中でカジノ法案の成立を待つことになります。
5月9日の決算発表では、2014年3月期は好決算ながら予想をやや下回る。2015年3月期は増収・増益予想。
今年の1月16日に691円の高値をつけて短期の下降トレンド入りとなり、この中で3月3日の516円、3月20日の522円と2点底をつけて3月24日に560円で買転換となりました。しかし、5月9日の決算で2014年3月期実績が予想をやや下回り2点底を切ったことで大幅下落となり、5月16日の416円の安値をつけました。しかし、2015年3月期予想は大幅増収・増益のため反発力強く、7月2日には578円まで上昇して押し目を形成しています。
2012年6月4日の630円からの上昇トレンド(A)の中で、今年の1月23日に1,852円の昨年来高値をつけ、ここを当面のピークに短期の下降トレンド(B)となりました。この中で3月24日の1,267円で底打ちとなり、3月26日に1,348円で買転換となってゆるやかな小幅の上昇トレンド(C)を形成して下降トレンド(B)を抜けてきました。
その後、4月2日の1,438円まで上昇して再下落となり、4月11日の1,276円、5月7日の1,294円と2点底の形となって短期の上昇トレンド(D)となっています。信用買い残も3月14日の890万から直近では509万まで大きく減少しており、戻りを試しやすくなっています。チャートの形も3月24日の1,267円、4月11日の1,276円、5月7日の1,294円と順上げの3点底の形となって4月2日の戻り高値1,438円を上回っていますので、3点底を確定した形となります。業績は横ばいですが、アベノミクスの農業関連ですので、大きな上昇はTPP待ちといえます。
バルブの国内首位メーカーであり、シェールガス関連、インフラの公共事業関連、国土強靭化で東京オリンピック関連、更に水素関連の一面もあります。
2012年後半の安値圏での三角保ち合い(A)の中で6月4日の283円、7月25日の283円と2点底をつけて反発し、9月18日に340円で買転換となった後、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて急騰し、2013年5月7日の605円の高値をつけました。ここをピークに大幅下落となり、11月1日の399円で底打ちとなったあと三角保ち合い(B)を形成しました。これが煮詰まったところで今年の5月12日の451円を安値に反発となり、5月15日に500円で買転換となって上放れし、6月10日には593円の戻り高値をつけてもみあっているところです。5月12日の451円から6月10日の593円までの上昇幅の1/3押し(560円)から1/2押し(522円)の間が買いゾーンですが、25日移動平均線(27日時点544円)水準が目先の下値目処といえます。
現在は、2011年1月11日の319円の高値からの長期下降トレンド(A)の中にあります。この中で、3月11日の東日本大震災を受けて3月15日の143円まで暴落し、ここから6月17日の283円まで反発して再下落となり、8月22日の189円まで下げて8月30日の219円まで戻した後、下降トレンド(B)へ移行しました。この中で、2012年10月30日の131円で底打ちとなって反発し、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされるものの、2013年5月22日の209円を高値に9月2日の146円を安値とする三角保ち合い(C)となり、その煮詰まったところで今年の6月11日に163円で買転換出現となっています。但し、まだ長期の下降トレンド(A)に上値を押さえられる形になっており、ここを突破するには出来高の増加が必要となります。同社は風力発電、太陽光発電、スマートグリット、電気自動車、ハイブリッドカー関連など材料豊富で業績も問題ありませんので、小型株物色の流れで買われるのを待つことになります。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
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かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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