2012年10月12日の120円を安値に11月19日に138円で買転換となり、アベノミクス相場にサポートされて下降トレンド(A)を上に抜けて2013年5月21日の221円まで上昇しました。ここでいったん調整入りとなりましたが、6月7日の154円、9月2日の152円と2点底をつけて今年の1月10日に231円となって高値を更新しました。ここをピークに再び調整入りとなり、5月19日に164円まで下げたところで、5月22日は売られ過ぎでしたが、翌日の5月23日の172円を安値に戻りを試す動きとなり、6月4日には186円で買転換が出現しました。
2006年中頃より140~180円の中長期のボックス相場(A)となっていましたが、2008年9月にリーマンショックを受けて急落し、2009年2月24日の50円で底打ちとなりました。この年の7月2日に133円の戻り高値をつけた後、大底圏でのボックス相場(B)となっていましたが、2012年9月5日の58円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、ボックス相場(B)の中で上昇トレンド(C)を形成しています。この上昇トレンド(C)の中で、2013年9月30日に133円となって2009年7月2日の133円とダブル天井の形を作り、今年の5月21日の93円まで下げて反発、7月8日に大商いとなって133円を突破し、138円のザラ場高値をつけました。これで一応長いボックス相場が終わりを迎えることになりますが、より確実には終値で133円を突破できれば、2008年9月以前(リーマンショック前)のボックス相場に復帰することになります。東京五輪までのインフレ整備という息の長いテーマですので、安いところを買ってじっくり保有するのもよいかもしれません。
2012年8月3日の386円を安値に、11月中旬のアベノミクス相場にサポートされて12月4日に479円で買転換となり、上昇トレンド(B)を形成しました。この中で2013年5月22日の758円の高値をつけたあと押し目を入れて6月13日の612円、7月30日の612円とダブル底となって再上昇となり、今年の1月9日には863円の高値をつけました。ここをピークに短期の下降トレンド(C)となり、3月17日に678円まで下げてもみあっていましたが、その後664円まで下げて反発となり、7月2日には795円まで上昇しました。その後は高値圏でもみあいとなっていますが、日経平均が一服となり売買代金も2兆円を下回る状況となっていますので、超大型株である同社は利益確定売りでじり安となって25日移動平均線(11日774円)を切ってきています。75日移動平均線(11日731円)水準までの押し目を待ってみるところです。
昨年の4月4日の1,723円を安値にアベノミクス相場でカジノ関連として買われ、5月22日の2,984円まで大幅上昇となりました。ここを当面のピークにして7月4日の1,988円まで下落し、上昇トレンド(A)となっていました。しかし、9月9日の2,669円、11月29日の2,725円、3月7日の2,668円と三尊天井の形となって再下落後は緩やかな下降トレンド(B)へ移行していました。この中で、5月9日に2,130円の安値をつけて上昇トレンド(C)へ移行しつつあり、7月14日に2,338円で買転換となって下降トレンド(B)を上に抜けてきています。6月の国会でカジノを含む統合リゾート(IR)に関する法律案が審議され、秋の臨時国会において優先的に議論されることになっていますので、既にカジノ機をアメリカ・オーストラリアに販売している当社が再注目される可能性は高いといえます。
2012年2月27日の394円からの大きな下降トレンド(A)の中で、2013年11月11日の159円で底打ちとなり、ここから戻りを試すものの下降トレンド(A)の上値斜線にアタマを押さえられ、3月13日の252円、3月20日の255円、4月1日の250円と三尊天井となりました。4月8日に229円で売転換が出現しましたが、その後4月22日に248円(ザラ場251円)まで上昇して下落となり、5月22日に190円まで下げて、その後は7月4日に253円まで上昇しました。現在押し目形成中ですが、大きく下げれば今期は黒字転換ですので、相場が手詰まりになると買われる可能性があります。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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