2012年10月10日の346円を安値に11月中旬のアベノミクス相場を受けて12月14日に432円で買転換となり、上昇トレンド(A)を形成しています。この中で6月13日の510円、8月9日の541円を2点底にして短期の上昇トレンド(B)へ移行し、今年の1月6日に911円の高値をつけました。ここをピークに調整となって上昇トレンド(B)を切って、2月4日の749円まで下落しました。ここからリバウンドするも、2月13日の877円、3月7日の887円とダブル天井となって3月14日に810円で売転換となりました。
その後は2月4日の749円を終値で切り、4月14日の734円、5月7日の728円と2点底となって6月6日の820円まで上昇しました。現時点でチャートをみると、下値は上昇トレンド(A)にサポートされ、上値は下降トレンドライン(C)にアタマを押さえられて、730~820円のボックス相場の形となっていましたが、6月27日に789円で短期の売転換の後、押し目なく切り返し、7月29日に819円で買転換となりました。
2013年5月22日に2,830円の高値をつけ、2012年10月11日の1,477円を安値とするアベノミクス相場にサポートされた上昇トレンド(A)を切り、高値圏で直角三角形の保ち合い(B)となりました。この煮詰まったところで今年の1月6日の2,467円を高値に下放れの形となり、下降トレンド(C)へ移行しました。その後は、5月7日の1,803円まで再下落して反発し、5月27日に1,969円で買転換となって7月4日に2,155円と目標に到達し、その後2,000円台でもみあっています。このまま上昇しても2,200円台は上値の重いところでしょう。
2013年7月8日の794円の高値からの急落後、8月13日の467円の戻り高値から下向きの先細三角形(A)を形成しました。この煮詰まったところで今年の2月4日の218円、3月3日の210円、5月12日の196円と順下げの3点底となって反発し、5月29日に252円で買転換となりました。その後は7月18日の255円を安値にもみあいとなっています。
8月5日に決算発表。2014年4-6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比8%増の690億円と過去最高を更新。15年3月期予想の純利益に対する4-6月期の進捗率は31%と順調なスタート。
中長期のチャートは、2011年10月5日の373円からの上昇トレンド(A)を形成しています。この中で2013年5月22日に872円の高値をつけた後、6月7日の648円まで押し目を入れて三角保ち合い(B)を形成していましたが、今年の1月21日の774円の戻り高値をつけて日経平均の急落につれ安し、三角保ち合い(B)を下に切って、2月5日に672円、4月9日に661円と2点底をつけて戻りに転じています。8月5日の決算で好決算となったものの、地合いの悪さから上昇できずにいますが、全体相場が落ち着けば3月11日の746円を終値で上回ると一段高の形と考えられます。
8月4日決算発表済み。前回(5月12日)と予想変わらず株主還元率50%メドの目標継続。
2010年4月15日の507円からの下降トレンド(A)の中で、2011年3月15日の339円を安値に緩やかな下値切り上げとなり、2012年11月9日の359円の安値からアベノミクス相場にサポートされて下降トレンド(A)を上放れし、2013年4月11日の629円まで大幅上昇となりました。ここをピークに6月13日の446円まで急落後は、大きな三角保ち合い(B)となっています。この中で、今年の2月5日の478円、4月11日の486円と2点底をつけて反発し、7月3日には609円をつけましたが、昨年4月11日の629円を突破できずいったん下落となって、8月5日に562.8円で売転換となりました。目先、銀行株の指標も売転換となっていますので、三角保ち合いの下限近辺を待ってみるところでしょう。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
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上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
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国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
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但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
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※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
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取引金額 取引手数料
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1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
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