8月5日決算発表で、前回の5月13日の通期見通しと変わらず。配当は2円→4円に増額。
2011年2月22日の317円を高値に3月11日に東日本大震災が起こり、3月15日の180円まで急落。いったん反発するものの、その後は下降トレンド(A)を形成。この中で2012年9月6日の138円、11月2日の136円と2点底をつけ、中旬からのアベノミクス相場にサポートされて11月21日に155円で買転換となって急騰し、2013年5月14日の248円まで上昇しました。ここをピークに6月7日の165円まで押し目を入れ、その後、戻した後、三角保ち合いを形成し、この中で今年の2月4日の175円、3月24日の175円のダブル底をつけて煮詰まり、5月22日に196円で買転換出現となりました。
5月29日は終値では197円となりました。その後は、翌日の5月30日の195円を安値にじり高となって6月23日に225円まで上昇し、その後じり安となって8月8日の193円まで下げてもみあっています。
7月31日の決算発表では、5月9日の発表と変わらず、売上、経常益は前期比ややマイナス。
2011年2月8日の403円を高値に3月11日の東日本大震災で急落し、その後戻りは弱く下降トレンド(A)を形成。この中で2012年11月9日の141円で底打ちとなり、中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月22日の326円まで上昇しました。ここが戻り高値となって下落し、8月23日の194円まで下げた後、200円水準を下値抵抗ラインとする直角三角形の保ち合い(B)となっています。この中で、今年の1月21日の290円の高値から短期の下降トレンド(C)となって、5月21日の205円、8月8日の205円とダブル底となり、8月27日に225円で買転換となっています。大型株だけに全体の出来高が増加しなければ上値は限定的で、直角三角形(B)の上値斜線にアタマを押さえられる可能性が高いと思われます。そのまま上昇すれば見送りとなるでしょう。
7月30日の決算発表では、4-6月期経常利益は前年同期比39%減の109億円に縮小。但し、減損特損減り最終は増益で増配予想。
2012年11月13日の1,378円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で、2013年5月13日の2,779円の高値をつけて6月27日の1,958円まで反発するものの、9月20日の2,577円を戻り高値に下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、今年の5月21日の1,786円、8月14日の1,752円と2点底をつけて9月2日に1,941円で買転換し、下降トレンド(B)を上に抜けてきました。6月3日の2,025円を終値で上回ると一段高が期待できることになると思われます。
7月31日の決算発表では、増収・増益予想変わらず。
2012年3月19日の246円の戻り高値から大幅下落となって、7月24日の157円で底打ちとなりました。その後10月11日に158円でダブル底の形となって反発し、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月22日の241円まで上昇しました。ここから再下落となって6月14日の173円、9月2日の173円とダブル底をつけて再上昇となり、今年の1月17日の239円まで上昇しました。ここから三度の下落で昨年来安値を更新し、5月15日の163円、8月8日の165円とダブル底となって戻りを試す形となっています。業績に問題はないもののここまで大きく下げてきたのは、信用買い残が多く膨らんでいるところに全体の出来高が増加せず大型株が売られる傾向にあるため、信用買いの投げが出て下げてきたと考えられます。出来高が回復すればリバウンド狙いとなります。
8月6日決算発表。4-6月期の経常利益は前年同期比7%増の37.7億円に伸びる。
2012年11月13日の250円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で、今年の1月16日に576円まで上昇後、ここがピークとなって1月16日の576円、1月29日の542円、2月13日の524円と順下げの三尊天井の形となって大幅下落し、上昇トレンド(A)を切って4月11日の358円まで下落しました。この下げは、業績悪化というより割安株のため、信用買い残が膨らみ、需給関係から日経平均が大きく下落するときに投げが出て、連動して下げる形となっています。4月11日の358円をつけたあと三角保ち合いの中で三点底の形となりました。その後は6月13日に386円まで押し目を入れ、7月1日に449円まで上昇しましたが、その後は、じりじりと下げて押し目を作っていますので、買い有利となると思われます。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
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かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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