2012年10月11日の172円を底値に11月6日に206円で買転換となり、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成していました。この中で、今年の8月7日の484円の高値をつけて下落となり、上昇トレンド(A)を下に切って11月21日に325円の年初来安値をつけました。この背景は、10月31日に営業利益が上方修正されたものの、アルミ地金の在庫評価益の57億円を除くと実質下方修正であることを嫌気したものでした。ただ、先日はトヨタ自動車が17年から車体へのアルミニウムの採用を増やす方針の表明を受けて反発しており、見直し買いが期待できます。
11月7日決算発表。7-9月期経常益は2.8倍の6.3億円。中間期は通期に対して進捗47%。
2012年9月12日の95円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて暴騰となり、2013年7月8日には794円まで上昇、10ヶ月強で8.4倍化となりました。ここをピークに急落となり、9月2日の277円まで下落したあと9月19日の428円まで自律反発し、今年の5月12日の196円まで下げて安値圏での三角保ち合い(B)となっています。この三角保ち合い(B)の中で、5月12日の196円に対する2番底が10月14日の214円となって、12月8日に255円で買転換出現となっています。
10月31日決算発表。今期業績見通し、増収・増益変わらず。原油価格の下落で化学セクターへの見直し買いの動きが出ており、割安・出遅れ感あり。
2012年11月15日の177円を安値に先細の上向き三角形(A)を形成し、アベノミクス相場にサポートされて、上放れ・急騰となり2013年7月11日の710円まで上昇しました。ここをピークに本格調整となって、今年の2月5日の357円、5月21日の333円、10月17日の306円と下向きの先細三角形(C)の中で3点底の形となり、10月31日に339円で買転換出現となりました。その後11月14日に350円まで上昇後はここをピークに狭いレンジでのもみあいとなっています。先細三角形(C)を上に抜けて350円を上回れば、一段高が想定されます。
10月27日決算発表。7-9月期経常益は4%減の42.8億円。中間期は通期に対して進捗51%。
2012年7月26日の199円を底値に11月14日の211円を2番底としてアベノミクス相場がスタートし、(1)→(2)の上昇トレンドの中で、今年の1月17日の538円、7月29日の548円と2山形成したあと、7-9月期の経常益が▼4%の下方修正となったことで上昇トレンド(2)を下に切って11月21日の426円まで下落、ここから反発となって12月3日に466円で買転換となっています。下値を切り上げる上昇角度が(1)→(2)→(3)と緩くなっており、当面は高値圏でのボックス相場のような動きになる可能性があります。
2011年11月29日の397円の高値から下降トレンド(A)となって、1年後の2012年11月11日の185円で底打ちとなりました。ここからアベノミクス相場にサポートされて2013年5月20日の341円まで上昇し、押し目をつけたあと7月16日の345円と高値を更新するものの、ここが当面のピークとなり、9月20日の320円を戻り高値に中段もみあいで3尊天井となりました。今年の2月4日に233円、3月20日に232円の安値をつけて三角保ち合い(B)の煮詰まった形となり、短期の上昇トレンド(C)となって上放れ、11月16日には350円をつけて昨年の3尊天井の上値7月16日の345円を突破しました。押し目買い有利の形と考えられます。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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