2012年11月13日の164円を底値にアベノミクス相場のスタートに合わせて上昇を開始し、上昇トレンド(A)となりました。この中で2014年1月21日の348円の高値をつけていったん下落し、上昇トレンド(A)を切って、4月11日の235円の安値をつけました。ここを安値に5月9日の282円で買転換となって急騰し、1月21日の348円を軽くクリアーして9月16日には479円まで上昇しました。ここをピークに10月14日の367円まで下落した後は三角保ち合い(C)となりましたが、徐々に煮詰まり、今年の2月3日の382円を安値に上放れとなって高値を更新し、2016年3月期予想で営業利益が18期ぶりの最高益を更新すると予想され、5月20日には565円まで上昇して押し目を形成しているところです。
2011年3月11日の東日本大震災直後の3月15日の425円を底値に、6月6日の431円で2点底の形となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2012年11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、2013年9月11日の1,098円まで上昇しました。ここでいったんピークとなって調整入りし、2014年3月20日の838円まで下落しましたが、ここを安値に急角度の上昇トレンド(B)へ移行し、今年の1月29日には1,706円の高値をつけました。ここから2月10日の1,378円まで押し目を入れて再上昇となるものの、3月19日の1,692円をつけてダブル天井に近い形となって下落し、5月14日の1,354円で当面の底打ちとなった後、三角保ち合い(C)となっていましたが、6月11日に1,479円で買転換となり、上放れしてきています。高値をつけて既に5カ月弱となり、信用買い残も多くないことから調整もほぼ終わったところかもしれません。
4月28日に決算発表だが、データ公表なし。
チャートの動きを少し詳しくみてみると、2012年10月16日の476円を底値に11月12日に477円のダブル底をつけ、アベノミクス相場にサポートされて11月16日の552円で買転換となりました。12月27日の837円まで上昇した後、三角保ち合い(A)となって上放れし、2013年5月12日の1,196円の高値をつけました。ここから6月27日の718円まで下げた後、急上昇となって10月11日には1,508円の高値をつけました。ここを当面のピークにして2014年3月25日の834円まで調整し、その後7月30日の1,452円の戻り高値の後、10月14日には823円の安値をつけ、終値ベースでは840~1,440円の大きなボックス圏(B)の中の上下動となっていました。しかし、10月14日の823円からの上昇では、このボックス圏(B)を上放れし、今年の2月25日に1,690円の高値をつけて4月2日の1,423円まで押し目を入れて再上昇となり、4月14日の1,709円、5月13日の1,744円、6月4日の1,757円と順上げの3尊天井となって下落し、6月16日に1,586円で売転換となりました。本来ならばカラ売り有利の形と思われますが、好業績銘柄であると同時に信用取引が0.8倍ですので、カラ売りはリスクがあるでしょう。ここは、ボックス圏(B)に接近かもしくは下回ったところを待ち伏せ買いのスタンスがよいと思われます。
2012年11月13日の439円を安値に、アベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2013年11月28日の1,193円まで上昇後、上昇トレンド(A)を下に切って2014年2月5日の910円、4月11日の889円と2点底をつけて反発し、7月4日の1,212円まで上昇するものの、上昇トレンド(A)にアタマを押さえられて大幅下落となって、10月16日に777円の安値をつけました。ここから急上昇となって12月3日の1,207円まで上昇後、12月16日の1,065円まで押し目を入れた後、上向きの末広がり三角形の上昇の形(B)となりました。この中で、5月13日の好決算の翌日に野村證券が買い目標を1,750円とすると、これに向かって上昇し、5月26日の1,640円まで上昇した後は買われ過ぎからの下落となっています。
大底圏での三角保ち合い(A)の中で、2012年11月15日の82円を安値にアベノミクス相場がスタートし、急騰となって2013年3月15日に198円まで上昇しました。ここをピークに調整入りとなり、6月7日の119円まで下落し9月11日の188円まで反発した後、再び三角保ち合い(B)となりました。この中で2014年10月17日の139円を安値に反発し、今年の5月13日に171円で上放れとなって6月4日の200円まで上昇し、押し目を形成しています。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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