底値圏での三角保ち合い(A)の中で、2012年11月中旬のアベノミクス相場をスタートに11月19日に198円で買転換となって急騰、2013年5月20日の454円まで上昇しました。ここをピークに買われ過ぎとなって6月27日の258円まで急落後、7月23日の384円まで戻すものの、下降トレンド(B)入りとなりました。2014年5月21日の244円でいったん底打ちとなって9月8日の290円まで戻すものの、業績の下方修正やTPPの進展の遅れもあって、下向きの先細三角形(C)へ移行しました。この下向きの先細三角形の中で、今年の1月16日に212円で底打ちとなり、この先細三角形を上に抜けてもみあい、6月23日に222円で2点底の形となって反発に転じつつあります。
16年3月期は増収二ケタ増益見通し、1株純資産702円で現在株価は割安。
2012年2月7日の504円を高値とする下降トレンド(A)の中で、10月15日の265円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月20日の456円まで上昇しました。ここから6月17日の342円まで下げて直角三角形の保ち合い(B)を形成していましたが、煮詰まったところで横に抜け出し、2014年5月19日の356円を安値に上昇トレンド(C)へ移行しました。この上昇トレンド(C)の中で、業績上方修正を受けて今年の6月2日に600円の高値をつけ、現在押し目をつけています。信用倍率が0.56と買い残のしこりもないので、早い反発が期待できます。
2012年10月11日の102円を底値に11月16日の123円で買転換し、アベノミクス相場にサポートされて2013年1月16日の243円まで急伸となりました。ここから6月26日の167円まで下げた後、三角保ち合い(A)となっていましたが、この煮詰まったところで2014年1月31日の202円を安値に上放れし、3月7日に273円の高値をつけました。ここで再び三角保ち合い(B)となっていましたが、今年の3月31日の223円の安値に上放れとなり、5月20日に315円の年初来高値をつけました。その後ジリジリと調整が続いていますが、260円台はテクニカル的なポイントが多くあるところですので、買いにも有利となると思われます。
2011年11月29日の397円を高値の基点、2012年11月11日の185円を安値の基点とする三角保ち合い(A)を形成しました。この中で、2014年の2月4日の233円、3月20日の232円とダブル底をつけて三角保ち合い(A)を上放れし、11月26日には350円の高値をつけました。ここから今年の1月15日の294円まで押し目を入れたあと、角度の高い上昇トレンド(C)となって、6月8日には465円となり2011年11月29日の397円を軽くクリアーしています。ここをピークに買われ過ぎやギリシャ懸念もあって大幅下落となっていますが、買い有利と考えられます。
2012年10月3日の358円を底値に10月16日に428円で買転換し、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて2013年5月21日には679円まで上昇しました。業績の下方修正からここをピークに調整入りとなり、2014年4月11日の398円、10月17日の415円で2点底をつけて反発となりました。中期でのチャートをみると、358円を安値とし679円を高値とする大きな三角保ち合い(A)の形となり、この中で2点底をつけた後、今年の2月6日の478円を安値に三角保ち合い(A)の上放れとなって、6月12日には726円の年初来高値となりました。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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