2011年3月10日の500円からの中長期下降トレンドの中で2013年11月11日の159円で底打ちとなり、日本ビクターとケンウッドの経営統合によってJVCケンウッドとなり業績は着実に改善し上昇トレンド(A)を形成しています。この中で昨年の10月31日の202円を安値に大幅上昇となって今年の3月12日に419円の高値をつけ、ここをピークに調整入りとなって下降トレンド(B)となりました。この調整中に日経平均の急落が起こり8月25日の240円まで急落し、もみあっているところで3月12日の419円の信用期日の投げが出て9月4日に240円とダブル底の形をつくり9月9日に266円で買転換となりました。
しかし9月17日の295円で下降トレンド(B)にアタマを押さえられ9月29日に261円まで押し目を入れ、再上昇となって10月7日に304円で再度の買転換となっています。
昨年の10月17日の1,144円からの上昇トレンドの中で今年の8月17日の2,163円の高値をつけたところで、中国ショックからの同時世界株安で日経平均も急落し、この株も8月21日に1,951円で売転換となって8月25日の1,714円まで下落しました。ここで上昇トレンド(A)に下値をサポートされて、いったん8月31日の1,929円まで反発するものの日経平均が下げ止まらず再下落となって上昇トレンド(A)を下に切り10月9日の1,542円まで下落しました。ここでは5月7日の1,546円に対するダブル底に近い形となって反発し10月19日に1,649円で買転換となっています。
2016年3月期業績は7月31日の上方修正に続き再修正の期待も。
2012年10月30日の252円を安値に11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされ、ゆるやかな上昇トレンドを(1)→(2)→(3)と角度の大きいトレンドに移行しました。この中で今年の6月3日に2,339円をつけてピークとなり、上昇トレンド(3)を切って7月28日の1,778円まで押し目を入れ、8月3日の2,074円まで反発するものの中国経済の景気減速が嫌気され日経平均の急落とともに下落しました。9月29日の1,233円で当面の底を打って10月9日に1,400円で買転換出現となっています。
中長期的には2012年11月14日の139円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2014年2月4日の199円を安値に短期の上昇トレンド(B)へ移行し、11月9日の427円でいったんピークとなりました。ここから下値を346円とする上値を切り下げる直角三角形(C)の保ち合いとなり、煮詰まりつつあったところの7月8日の346円を安値に急伸し8月5日に454円の高値をつけました。ここをピークにもみあっているところで日経平均の急落にあいましたが、346円水準は強力な抵抗帯でこの水準を安値にもみあって10月16日の376円で買転換となりました。
現在は、2011年10月4日の176円を底値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で2012年11月14日の210円を安値にアベノミクス相場がスタートし、まず短期上昇トレンド(B)となって2013年9月20日の430円まで上昇しました。ここから調整入りとなっていましたが、2014年の10月17日の309円を安値に短期上昇トレンド(C)となり、今年の6月11日に518円の高値をつけました。ここからの調整で短期上昇トレンド(C)を下に切り、さらに日経平均の急落が加わって8月25日に353円まで下げ、いったん反発するものの9月29日に352円まで下げてダブル底の形をつくりました。そこから反発となり10月9日に424円で買転換となり、ダブル底の形を確定したことになります。
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出島昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかりやすくでている銘柄などを取り上げております。
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
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約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
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〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
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1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
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〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
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〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
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〔いちにち定額コース〕
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1日の取引金額合計 取引手数料
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