総額3億円!NISAデビュー&のりかえキャンペーン 条件達成でもれなく5,000ポイント!

この20年間からの教訓:「自分でコントロールできる事に目を向ける」

2022年8月17日配信

積立投資家の皆様、本日もお疲れ様です。楽天証券の山口です。

毎週水曜日の「元気が出るニュースレター【#積クラ通信】」をお届けいたします。
本ニュースレターでは、積立投資家のお客様に役立つ「資産形成がうまくいくヒント」をお伝えしてまいります。

20年間の積立、いよいよクライマックス!

さて、これまで約1ヶ月にわたり、「2002年5月末から2022年5月末まで、毎月33,000円を米国株式で積み立てていた場合、どのような値動きをたどってきたか?」について見てきました。
7月20日号に2002年5月末にタイムスリップしてから、先週はついに2020年3月末まで戻ってきました。
今週はいよいよ最後の2022年5月末までの動きを見ていきたいと思います。

ここからの動きは、記憶に新しいという方も多いかもしれません。
2020年3月に発生した、コロナウイルスの世界的な蔓延による世界同時株安(コロナショック)が発生して以降、投資を開始する好機ととらえる方々が増えたこと、またコロナ禍において在宅時間が増えたことから、楽天証券でもこの時期を境に投資を始める方が大きく増えました。
そしてコロナショック以降、世界の株価は2021年末あたりまで急速な回復・成長を遂げたため、2020年のコロナ禍以降に資産形成を始めた、という方は、まさにちょうどこの上昇の恩恵を受けていたことになります。
ぐんぐんとご自身の資産もプラスになり、「投資を始めて良かった!」と感じていた方も多かったかと思いますが、2022年に入り相場環境は変調を迎え、この2~3年では経験の無かったような大きな値動きも。

では、積立の後期に直近の2年を迎えていたらどうなっていたのか?
いよいよ最後まで値動きを見ていきましょう。

【2002年5月末から毎月33,000円を米国株式ファンドで積み立てていると?】

■2019年12月末の資産額:約1,589万円
 (この時点での元本合計:約700万円)
■2020年3月末の資産額:約1,280万円
 (この時点での元本合計:約710万円)
⇒たった3ヶ月で300万円以上の下落!
■2020年12月末の資産額:約1,894万円
 (この時点での元本合計:約739万円)
⇒同じ年の年末には600万円以上もプラスに!
■2021年12月末の資産額:約2,448万円
 (この時点での元本合計:約779万円)
⇒2020年3月から比べると1,200万円以上もプラスに!
■2022年5月末の資産額:約2,134万円
 (この時点での元本合計:約795万円)
⇒直近の高値から300万円ほどのマイナス

積立にも出口戦略にも通じる、この20年間の教訓

積立初期の場合は、同じ率で上昇しても増える金額は数十万・数百万単位ですが、上記のように積立後期になると、元の資産額が大きくなっている分、この時期に1,000万円近く資産を伸ばせていたことになります。
もちろん、その分下落も大きく、今年に入ってからの情勢の変化により、高値からは300万円以上のマイナスに。
これだけ資産額の動きが大きいと、出口が近付いてきている方はなおさら一喜一憂してしまうでしょう。

ここで、具体的な出口戦略を議論する前に、積立継続にも出口戦略にも共通する、この20年間からの教訓をまとめてみましょう。
これまでお読みいただいた皆様は、2002年からの20年間、積み立てた資産は大変様々な動きをたどってきたことがお分かりになったかと思います。
皆様も、20年もあれば色々な生活の変化があったり、いい時も悪い時も経験されたことと思います。誰にでも人生の波があるように、やはり投資を続けるうえでも、20年もあれば世の中の様々な状況変化や突然の波乱は必ず起こるものです。
そして、それは時として全く予想もつかないことです。
例えば新型ウイルスの世界的な蔓延により、株価が暴落し、人と会えない日が来ることなど、誰が予想できたでしょうか?
予言者でもない限り、今後何が起こるか、いつ株価が上がるか下がるか、を当てることは不可能なのです。その時々で様々な議論や見解はありますが、誰の考えが当たっていたのかは、後から振り返ってみないと誰にも分かりません。

自分ではどう頑張ってもコントロールができないものを、予測しようとしたり、回避しようとしたりしても、うまくいかなかったときのショックやダメージが大きくなってしまいます。
そうであれば、資産形成において目を向けるべきなのは、「世の中でこれから何が起こるか」ではなく、自分自身でコントロールできる「自分の感情や行動、目標」ではないかと私は考えます。

目標を掲げ、それを達成するために必要な金額・期間でコツコツ積立を継続すること(もしくは、目標のために必要な出口戦略をとること)。
大きく下落して怖くなったり、成果が出なかったりしてやめたくなったとしても、その感情に流されることなく、目標のために踏みとどまること。
このように、ご自身の感情や行動、目標に意識を向ければ、きっと資産形成も出口戦略も、納得のいく結果になるはずです。
これまでの20年も色々な事がありましたが、結果的には大きく資産を増やせていたように、たった2~3年だけで結果を急ぐ必要はありません。

ただ、一人で手探りの状態では、なかなか続けていく自信が持てないと思います。
そのために、こちらのニュースレターで、皆様が資産形成を続けていくための手助けとなるサポートが出来ていたら幸いです。
これからもきっと色々なことが起こるかと思いますが、一緒に波を乗り越えていきましょう!

文字サイズ

総合口座をお持ちでない方

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク

主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:ファンドによって異なります。
保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

毎月分配型・通貨選択型ファンドに関するご注意について

投資信託は、預貯金とは異なり元本が保証されている金融商品ではありません。下記コンテンツでは、毎月分配型ファンドの分配金の支払われ方および通貨選択型の収益に関するご案内をしております。投資家の皆様につきましては、当該ファンドへの投資をご検討なさる前にぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

毎月分配型ファンド・通貨選択型ファンドに関するご注意

投資信託に関する情報提供について

(楽天証券分類およびファンドスコアについて)

  • 楽天証券ファンドスコアは、「運用実績」を一定の算出基準に基づき定量的に計算したもので今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、将来の運用成果をお約束するものでもありません。最終的な投資判断は、運用コスト、残高の規模、資金流出入額、運用プロセス、運用体制等を考慮し、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
  • 情報提供:株式会社QUICK
    各投資信託関連ページに掲載している情報(以下「本情報」という)に関する知的財産権は、楽天証券株式会社、株式会社QUICKまたは同社の情報提供元(以下三社を合わせて「情報提供元」という)に帰属します。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

ご質問は
ありませんか?