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マルウェア・スパイウェア

マルウェア・スパイウェアとは

マルウェアとはコンピュータの正常な利用を妨げたり、害を及ぼすような不正な動作を行ったりする「悪意のある」ソフトウェアの総称です。代表的なものとして、コンピュータウィルスやワームなどがあります。スパイウェアもその一種で、パソコンユーザーの行動や個人情報を収集するアプリケーションソフトです。

これらはメール添付やウェブサイト閲覧、ソフトのインストールを通じて感染することが多く、感染すると情報を外部に漏洩させたり、コンピュータを破壊したりしてしまう可能性があります。なお、悪意のないファイル共有ソフトであっても誤った使い方をした場合には、お客様のパソコンから重要な情報が流出してしまうことがあるので、ご使用にあたっては十分にご注意ください。

マルウェア感染被害事例

ウィルスメールの例

「添付ファイルを至急ご確認ください」と、以前利用したお店からと思わせるメールが届いたのでクリックしたところ、その添付ファイルにスパイウエアが仕込まれていた。パソコン内に保存していたネット銀行のID、パスワードや暗証番号が盗まれた結果、勝手に不正送金されてしまった。

ファイル共有ソフトによる被害事例

ファイル交換ソフトによる被害事例の説明図

(参照元)https://www.ipa.go.jp/security/topics/20060310_winny.html

音楽データをダウンロードするためにファイル共有ソフトを利用していたところ、ダウンロードしたファイルがコンピュータウィルスに感染していたようで、パソコン内に保存していた機密情報やパスワード等が流出してしまった。

お客様による対策

OSやブラウザを最新の状態にする

お使いのパソコンやスマートフォンのOS・ブラウザを最新の状態にしておきましょう。更新プログラムを適宜インストールし、常にセキュリティ上の問題がない状態でご利用ください。

ウィルス対策ソフトを利用する

マルウェアの感染を防ぐため、ウィルス対策ソフトをご利用ください。ウィルス対策ソフトの使用期限が切れていないか、ウィルス定義ファイルが古くなっていないか、随時チェックしてください。

不審な電子メール・ウェブサイトに注意する

マルウェアの感染を防ぐため、不審な電子メールを開いたり、怪しいウェブサイトを閲覧したりするのはお控えください。不審なメールはリンク先にアクセスしたり、ファイルをダウンロードしたりせず、送られてきたメール自体を完全に削除するようにしてください。
また、情報が漏洩する可能性があるファイル共有ソフトの利用は控えるようにしてください。

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