新春講演会2025

知ってるようで実は知らない!?インデックス投資で肝心の株価指数の選び方

※本サイトは大和アセットマネジメント株式会社から提供を受けた資料をもとに掲載しております。

近年では若いうちから経済的自立を目指す『FIRE』といった生き方にも注目が集まるなど、将来のための資産形成術としてインデックスファンドへの積立投資を始める人が増えています。しかし、世界には数多くのインデックスがある中で、どれを選べば良いのかわからない、もしくはそんなに深くは考えずに皆が買っているものを買っているという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は既にインデックス投資を始めているという人から、なんとなく耳にしたこと事はあるけどそもそもインデックスって何?という人まで、インデックス選びのポイントをわかりやすく解説します。

インデックスってそもそも何!?

インデックスとはもともと指標や指数といった意味で使われる言葉ですが、投資の世界では複数の企業の株価をひとまとめにしてその値動きを表す株価指数や、国や企業が発行する債券等の値動きを表す債券指数などを指す言葉としてよく使われます。1つ1つの企業の株価は刻一刻と異なる動きをしますが、これらを逐一チェックするのは大変なので、大まかな動向を知りたいといったときにとても便利です。またインデックスファンドとはそんなインデックスの値動きと連動した動きを目指す運用を行なうファンドの事を指します。

同じ国でもこんなに違う?米国の3大株価指数

同じ国の企業を対象としていても、指数に含まれる企業の選び方やその数、計算方法等がそれぞれ異なるため、同じ国でも複数の株価指数が存在します。例えば、米国を代表する3つのインデックスを比較してみても以下のような違いがあります。

気になるパフォーマンスは?

過去の米国の主要インデックスのパフォーマンスを比較すると、長期のグラフで見た場合NASDAQ100のパフォーマンスが突出しており、続いてNYダウ、S&P500の順に高いリターンとなっていた事がわかります。また、世界全体の株式を幅広くカバーするMSCI ACWI(オールカントリーワールドインデックス)やわが国の代表的な株価指数のTOPIXと比較しても、米国のインデックスのリターンは相対的に大きかった事が確認できます。

次に積立投資のシミュレーションを見てみます。左のグラフではNASDAQ100に毎月末3万円ずつ10年間積立投資を行っていた場合の最終評価額の推移を示しており、右のグラフでは同じシミュレーションを異なる株価指数で行った場合に最終評価額の分布を示したグラフとなっています。これを見ると積立投資でも、インデックスの違いにより、将来の資産額に大きな違いが出るため、継続的に積立投資を行なうのであれば、どのインデックスを積み立てるのかという選択が非常に重要になってきます。

■グラフの見方

  • 左のグラフ:横軸の日付の時点のちょうど10年前から毎月末3万円の積立投資を行なっていた場合の最終評価額の推移を示しています。
    • (例)2010年12月末を起点として積立投資を開始した場合、10年後の2020年12月末における最終評価額は1,303万円となり、その結果はグラフの横軸における2020年12月の上に棒グラフとして表示される。
  • 右のグラフ:左のグラフと同様のシミュレーションを異なるインデックスについて行い、最終評価額の投資元本に対する倍率の分布を示しています。
    • (例) NASDAQ100の場合、左のグラフで示した最終評価額の上位25%(最終評価額を大きい順に並べて25%を取り出したもの)は投資元本の3.1倍~8.8倍の範囲に存在する。

インデックスファンド選びで大事なポイントとは?

せっかく大事なお金を投資するのですから、中長期的に大きな成長が見込めるものに投資したいですよね。しかしインデックス投資では、低コストで幅広く分散の効いたファンドを一つ持っておけば安心といった話も聞かれ、肝心のパフォーマンスについては見落とされがちです。過去のパフォーマンスが将来も継続するとは限りませんが、投資するインデックスがどのような特徴を持っていて、パフォーマンスの期待はどうかといった視点でインデックスファンドを比較し選ぶことが大事ではないでしょうか。

120年以上の長い実績:NYダウに投資するなら…

幅広い分散:S&P500に投資するなら…

高いポテンシャル:NASDAQ100に投資するなら…

知っていますか?こんな株価指数

ここまでに紹介した株価指数以外にも、世界にはこれから飛躍的に伸びる可能性を秘めた株価指数が数多く存在します。
そんな知る人ぞ知るインデックスファンドを組み合わせて自分だけのポートフォリオを作ってみるのも面白いかもしれません。

世界を変えるテクノロジー:FANG+指数とは

  • ✔ 「FANG」とは「Facebook」、「Amazon」、「Netflix」、「Google」の頭文字です。
  • ✔ 「FANG+指数」とは上記4銘柄に加え、次世代テクノロジーをベースに、人々の生活に大きな影響力を持つ企業で構成された米国上場企業を対象とした株価指数です。

中国版FANG+:ATMX+指数とは

  • ✔ 「ATMX」とは「Alibaba」、「Tencent」、「Meituan」、「Xiaomi」の頭文字です。
  • ✔ 「ATMX+指数」とは上記4銘柄に加え、世界のテクノロジー進化をリードする中国企業を対象とした計10銘柄で構成される株価指数です。

次世代のスター候補が集結:NASDAQ Q-50指数とは

  • ✔ 「NASDAQ Q-50指数」とは、将来的にNASDAQ100への組み入れが見込まれるNASDAQ市場上場の50社で構成された株価指数です。
  • ✔ 過去にはFacebookを始め、今では高い知名度を誇る多くの企業が本指数を卒業し、NASDAQ100へと昇格したという実績があります。

イノベーションに着目:ムーンショット指数とは

  • ✔ 「ムーンショット」とは 「莫大な費用がかかるが、実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な目標や挑戦の事を指します。
  • ✔ 「ムーンショット指数」は米国上場株式の中から時価総額、流動性、収益性等のスクリーニングと、独自に算出されたイノベーションスコアを活用して50銘柄を選定します。

各種インデックスの期間別リターン

  • 当ページの中で掲載した企業はあくまでも参考のために掲載したものであり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに組入れることを示唆・保証するものではありません。
  • 当ページの中で掲載した株価指数のパフォーマンスおよびシミュレーションはあくまでも過去のデータを用いた検証結果示したものであり、ファンドの実績ではありません。また、将来の成果を示唆・保証するものではありません。

【使用した指数について】

・NYダウ(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)はS&P Dow Jones Indices LLCの登録商標です。
・NASDAQ100指数およびNASDAQ Q-50指数はNasdaq,Inc.の登録商標です。
・FANG+(NYSE® FANG+TM)は、ICE Data Indices, LLCまたはその関連会社の登録商標です。
・S&P Kensho Moonshots指数はS&P Dow Jones Indices LLCの商品です。

  • 当ページは信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。当ページ中のいかなる内容も、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 掲載する指数・統計資料等の知的所有権、その他一切の権利はその発行者および許諾者に帰属します。
  • また、税金、手数料等を考慮しておりませんので、投資者の皆さまの実質的な投資成果を示すものではありません。掲載内容は当ページ作成時点のものであり、予告なく変更されることがあります。

文字サイズ

総合口座をお持ちでない方

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク

主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:ファンドによって異なります。
保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

毎月分配型・通貨選択型ファンドに関するご注意について

投資信託は、預貯金とは異なり元本が保証されている金融商品ではありません。下記コンテンツでは、毎月分配型ファンドの分配金の支払われ方および通貨選択型の収益に関するご案内をしております。投資家の皆様につきましては、当該ファンドへの投資をご検討なさる前にぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

毎月分配型ファンド・通貨選択型ファンドに関するご注意

投資信託に関する情報提供について

(楽天証券分類およびファンドスコアについて)

  • 楽天証券ファンドスコアは、「運用実績」を一定の算出基準に基づき定量的に計算したもので今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、将来の運用成果をお約束するものでもありません。最終的な投資判断は、運用コスト、残高の規模、資金流出入額、運用プロセス、運用体制等を考慮し、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
  • 情報提供:株式会社QUICK
    各投資信託関連ページに掲載している情報(以下「本情報」という)に関する知的財産権は、楽天証券株式会社、株式会社QUICKまたは同社の情報提供元(以下三社を合わせて「情報提供元」という)に帰属します。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

ご質問は
ありませんか?