日本株に投資するファンドの取引経験がある方に、地域分散の観点から、「次の一手」としてご紹介したいのが、米国市場への投資です。
世界中の投資家が参加する米国の株式市場は、銘柄選別機能が働いているため、過去を振り返っても、その時代ごとに、成長性の高い企業が時価総額上位に名を連ねてきました。アップル、アマゾン、グーグル、フェイスブックに代表されるIT関連企業がS&P500指数の時価総額上位を占めていることからも分かるように、米国企業は、世界のメガトレンドのけん引役として近年大きな存在感を示しています。
では、日本株と米国株の成績を見てみましょう。過去10年間で見てみると、日本株が2.3倍、米国株は3.6倍になっています。たとえば、100万円分を投資していたら、日本株は230万円、米国株なら360万円。日本株もよい成績ですが、資金に余裕があって、米国株にも投資できていたら、より多くの利益を得られていた、ということです。これが米国に地域分散するメリットです。
一口に米国株に投資するファンドといっても、それぞれに特徴があります。
まず、前述のS&P500指数やNYダウといった“定番”の指数に連動するeMAXISSlim米国株式(S&P500)やiFree NYダウ・インデックスなどのインデックスファンドがあります。
その他に、より自由度の高い運用をおこなうファンドがあります。特に最近は、その中でも優良な成績を収めるファンドが増えています。そこで今回は、タイプ別に米国株のファンドを3本ご紹介します。
厳選された企業にまとめて積立投資をしたい方に
業績好調な連続増配企業に投資をしたい方に
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