新春講演会2025

激動の2020年の勝ち組企業は?今年の相場を振り返る

  • 本サイトは大和アセットマネジメント株式会社から提供を受けた資料をもとに掲載しております。

2020年も残す所あとわずか、今年一番の話題は何といっても世界中を震撼させた新型コロナウイルス感染拡大です。世界各地で感染拡大防止の措置が講じられ、ヒトモノカネの流れが停滞した中で、経済的にも大きなダメージを受けました。そんな2020年、世界の株式市場はどのような動きをしたのか?振り返ってみましょう。

コロナショックで大きく下落もその後大きく回復した指数は

(出所)ブルームバーグ

  • 各指数は全て配当込みの値を使用
  • 上記はあくまで過去のデータを用いた検証結果を示したものであり、ファンドの実績ではありません。また、将来の成果を示唆・保証するものではありません。

2020年は3月のコロナショックで世界の株式指数は一様に大きく下落しました。しかし、その後の回復局面での上昇率には指数毎にバラツキがあり、特に米国のNASADQ市場に上場されている100社で構成されたNASDAQ100指数の回復は大きいものとなりました。他の指数がコロナショック以前の水準程度までしか回復出来ないなか、NASDAQ100は5月にはコロナショック発生前の水準まで回復し、その後も市場最高値を更新し注目を集めました。このような大きな差が生まれた理由はなんでしょうか?

市場の回復を牽引したのはテクノロジー分野の企業

コロナで実体経済には大きな影響があったにも関わらず、堅調な伸びを見せたNASDAQ100。この指数は情報技術(テクノロジー)企業の占める割合が大きい事が特徴です。例えば、NASDAQ100にはWindowsでお馴染みのマイクロソフトや今や日本でも多くの人が利用するAmazon等を筆頭に、構成銘柄の約5割がテクノロジー企業で占められています。また、在宅勤務で一気に注目を集めたオンライン会議システムを提供するZOOMビデオや、電子署名システムを提供するドキュサインといった銘柄も含まれています。日本でもハンコを押すために出社しているといった話題もありましたが、新しい生活様式の中で欠かせなくなったこれらの企業の株価上昇が、NASDAQ100の大幅な上昇に貢献しました。

NASDAQに上場している約3,000銘柄のうち、
時価総額の大きい非金融業100社で構成される株価指数です。

  • 対象銘柄には、米国以外の企業の株式を含みます。
  • 指数の計算方法は、調整済時価総額加重平均方式です。
  • 将来への高い期待!世界のイノベーションを牽引する企業が多く含まれています。
  • 米国のベンチャー企業向け株式市場NASDAQの中でも存在感の大きい企業で構成されている指数です。

(出所)NASDAQ、ブルームバーグ

米国のNASDAQ市場の時価総額の約70%をカバーしています。

  • 2020年9月末時点の時価総額ベース※GICSによる産業分類※四捨五入の関係で合計が100%とならない場合があります。
  • 上記はあくまで過去のデータを用いた検証結果を示したものであり、ファンドの実績ではありません。また、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 上記の企業はあくまでも参考のために掲載したものであり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに組入れることを示唆・保証するものではありません。

人々の生活に大きな影響力を持つ銘柄を集めたインデックス?

NASDAQ100以外にも、世界には実に様々な株式指数があります。そんな中で前述のNASDAQ100よりもコロナ禍で大きく上昇した指数があることをご存知でしょうか?NASDAQ100にも含まれるフェイスブックやアマゾン、ネットフリックス、グーグルの米国の巨大IT企業の頭文字をとってFANG(ファング)と呼ばれたりしますが、この4社に加えて世界的に大きな影響力と高い知名度を持つ米国上場6社を加えた合計10銘柄で構成される指数が「NYSE FANG+インデックス」です。

世界をリードする10銘柄に等金額投資したポートフォリオで構成された株価指数です。

  • NYSE FANG+指数は2020年10月末時点では10銘柄で構成されていますが銘柄数は固定ではありません。
  • 当指数は、四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるようリバランスを行ないます。
  • 次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持つ企業を厳選。
  • 圧倒的な知名度!新しい生活様式の中で欠かせない存在の企業群で構成されている指数。

(出所)ブルームバーグ

  • 上記はあくまで過去のデータを用いた検証結果を示したものであり、ファンドの実績ではありません。また、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
  • 上記の企業はあくまでも参考のために掲載したものであり、個別企業の推奨を目的とするものではありません。また、ファンドに組入れることを示唆・保証するものではありません。

指数の上昇を手軽に捉えるファンドは?

コロナ禍でその存在感を大きく示したNASDAQ100指数とNYSE FANG+指数。そんな指数に気軽に投資したいという方のために、上記の2指数に連動するインデックスファンド『iFreeNEXT NASDAQ100インデックス』と『iFreeNEXT FANG+インデックス』をご紹介します。

特徴のある成長分野に着目した
個性あるインデックスファンドシリーズ

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

注文 積立

iFreeNEXT FANG+インデックス

注文 積立

更に、未来を見据えた有望なテーマへのアクティブな投資を行なう『iFreeActive』シリーズには、世界のゲーム人口の増加とeスポーツ市場の盛り上がりに注目した『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』や、脱CO2の取り組みを背景に今後の需要拡大が見込まれる電気自動車分野に投資する『iFreeActive EV』など、世界の在り方を大きく変えるメガトレンドの波を捉えるファンドを取り揃えています。

世界の変革をとらえ、未来を見据えた有望なテーマへ投資
アクティブファンドシリーズ

iFreeActive ゲーム&eスポーツ

注文 積立

積立投資のシミュレーション

「今すぐ投資をしたいけど手元にまとまった資金がない」、「一括投資では突然の下落に耐えられない」といった方には時間分散効果を狙った積立投資がおすすめです。毎月一定額の積立投資なら下落局面において多くの口数を購入できるため、平均取得価格を引き下げる効果があり、将来的に株価が回復した局面では大きな見返り(リターン)が期待できます。

毎月3万円投資した場合

(出所)ブルームバーグ

  • 期間中、毎月末に積み立てたと仮定して算出(最終月は積立せず)、購入時手数料は考慮せず。
  • 上記は過去のファンドの分配金再投資基準価額を基に検証を行なったものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。

最後に

本日ご紹介したファンドや株式指数ではこれだけの上昇が見られたのだから「もうこれ以上は上がらないのでは?」という声が聞こえてきそうですので、最後にNASDAQ100を例にとって今後の更なる上昇余地を示すデータをご紹介します。

(出所)ブルームバーグ

  • EPSは、2020年10月時点のNASDAQ100についてのブルームバーグコンセンサス予想EPS

ここがポイント

  • 株価上昇の源泉は企業利益の伸び
  • EPS成長率対比で株価の上昇率は整合的

(出所)NASDAQ

  • 2020年3月末時点
  • 再投資率は売上高に対するR&D費の割合

ここがポイント

  • 日頃の研究開発がイノベーションを作る!
  • 売上の一部を自己投資に回し、更に成長するという好循環を生み出す。

【使用した指数について】

  • NASDAQ100指数はNasdaq,Inc.の登録商標です。
  • FANG+(NYSE® FANG+TM)は、ICE Data Indices, LLCまたはその関連会社の登録商標です。

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