新春講演会2025

クッション役?

結論

長期積立による資産形成に債券は不要と言ってもいいかも。でも、まとまったお金で買おうとするなら債券が混ざった投信(バランスファンド)は選択肢。債券の基本的な知識は押さえておいて損はないでしょう。

毎月のお給料から自分なりの「本気の積立」(日興アセット用語)の金額でコツコツ投信積立を続けることで、将来のどこかで「大笑い」してやろう(日興アセット用語)という「人生設計プロジェクト」なら、株式100%で良いケースが多いのだろうと日興アセットは思います。

一方、同じ人でも性質の違うお金は持っているものです。例えばコツコツと銀行の定期預金などで貯めてきたまとまったお金。もしそれが数百万円などの大きな金額なら、毎月の投信積立と同じ考え方を採用する必要は必ずしもありません。

その時考えてみたいのが「債券」です。

「国債」は聞いたことありますよね。日本国が財政調達のために発行する「借用証書」が日本国債です。

発行する主体が国なら「国債」、県や市などの地方自治体なら「地方債」、企業なら「事業債(社債)」と呼ばれますが、仕組みは基本的に一緒です。

したがって、債券の強味は元本の安全性と利率があらかじめ確定している、つまり投資開始時点でリターンが「読める」点にあります。株式でそれはあり得ませんよね。はい、まったく読めません。

例えば数日後の満期時に元本で返ってくることがわかっているなら、その価格は元本に近いところに張り付くに決まってますよね。

でも状況によっては、債券価格がマイナスになる場合があります。それは世の中の金利水準が上がった時。例えば1年前に3%の利率で出た債券の価格は、1年後の今、もし金利水準が5%に上がっていたなら、残念ながら下がっています。

「5%の世の中でこの債券の3%はあり得ないけど、満期時に100万円で返ってくるものが100万円より安く買えるっていう話ならアリだな」――そう考える人が出る水準まで価格が下がり、取引が成立するわけです。

逆に、景気悪化時など世の中の金利が低下する局面では、債券の価格は上がることになります。つまり、景気が悪くて株式などが下がっている時に、債券は価格が上がってくれていて多少の「クッション」になってくれるわけです。

投信のはじめ方・オンラインセミナー

※日興アセットのHPに遷移します。

文字サイズ

総合口座をお持ちでない方

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク

主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:ファンドによって異なります。
保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

毎月分配型・通貨選択型ファンドに関するご注意について

投資信託は、預貯金とは異なり元本が保証されている金融商品ではありません。下記コンテンツでは、毎月分配型ファンドの分配金の支払われ方および通貨選択型の収益に関するご案内をしております。投資家の皆様につきましては、当該ファンドへの投資をご検討なさる前にぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

毎月分配型ファンド・通貨選択型ファンドに関するご注意

投資信託に関する情報提供について

(楽天証券分類およびファンドスコアについて)

  • 楽天証券ファンドスコアは、「運用実績」を一定の算出基準に基づき定量的に計算したもので今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、将来の運用成果をお約束するものでもありません。最終的な投資判断は、運用コスト、残高の規模、資金流出入額、運用プロセス、運用体制等を考慮し、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
  • 情報提供:株式会社QUICK
    各投資信託関連ページに掲載している情報(以下「本情報」という)に関する知的財産権は、楽天証券株式会社、株式会社QUICKまたは同社の情報提供元(以下三社を合わせて「情報提供元」という)に帰属します。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

ご質問は
ありませんか?