新春講演会2025

大家さん?

結論

いえ、むしろ株式と同じように考えて、まずはバランスファンドの「パーツ」として検討しましょう。
「不動産賃貸業に特化した企業の株式みたいなもの」がREIT。不動産投資の安定収益イメージを持つのはちょっと違います。あくまで取引所に上場した有価証券なので、売り手と買い手の需給次第では意外と動きますのでね。

それにも関わらず、REITのことを「不動産の大家さんになるようなもの」で、「家賃がコツコツ入ってくるので安定的な投資」だとする解説を目にすることがあります。でもそれは投資信託の投資対象としてのREITの説明としては正しくありません。

投資信託の投資対象としてのREITは、あくまでも株式や債券と同じように市場で取引されている有価証券であり、日々投資家に売買され、価格が上がったり下がったりしています。

一方、REITの魅力は株式と債券の両方の性質を併せ持っている点にあります。REITには債券の利子にあたる定期的なインカム(証券の保有者が受け取れる現金)がありますが、それは債券の利子や株式の配当金に比べて高めであり、しかも比較的安定しています。

さらに、株式のようにREITの価格の値上がりが期待できる点も魅力です。REITの証券を発行するREIT法人は、いわば賃貸業に特化した不動産会社みたいなものであり、賃貸物件を自ら保有して賃料を収入としています。オフィスビルに特化したREITもあれば、ショッピングセンターを保有して入居する店舗を入れ替えたり、リノベーションをしたりして賃料を稼ぐREITもあります。

バランスファンドとは、株式と債券、そしてREITなどを一定の比率で組み合わせた、あらかじめ分散投資のかたちとなっているタイプの投資信託。株式だけの投資信託に比べると環境が良い時の「上昇パワー」は劣るものが多いですが、悪い時の下落率がマイルドになることが多く、高いリスクを取れないお金には向いた投資信託です。

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投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク

主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:ファンドによって異なります。
保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

毎月分配型・通貨選択型ファンドに関するご注意について

投資信託は、預貯金とは異なり元本が保証されている金融商品ではありません。下記コンテンツでは、毎月分配型ファンドの分配金の支払われ方および通貨選択型の収益に関するご案内をしております。投資家の皆様につきましては、当該ファンドへの投資をご検討なさる前にぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

毎月分配型ファンド・通貨選択型ファンドに関するご注意

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