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●つみたてNISA?―別に大した話じゃありません

ところで、「つみたてNISA」というのは聞いたことあると思うけど、それは証券口座を開いたあとに出てくる話で、簡単に言えば証券口座の中が2つに分かれているの。
だから口座作る時には気にしないでいい。いつか「つみたてNISAも使うつもりです」とチェックボックスに印を入れてマイナンバーの写しとかの必要な書類を出しておけばいい。

実際に何かファンドを買う時になると、証券口座の中の「つみたてNISA」の口座の方で買うか、そうでない口座、「特定口座」っていうんだけど、その中で買うかを選ぶわけ。
そうそう、ちょっと気が早いけど「特定口座・源泉徴収あり」が良し――と覚えておいて。

ネットでは申告不要な年間20万円以下の利益にも源泉徴収されちゃうのが損だとか何だとかいう議論があるんだけど、そもそも20万円以下の利益確定を毎年チビチビやったり、年単位の損をわざわざ出して利益と相殺したりとかっていうことに頭と時間を使ってほしくない。
税金を払う、つまり売却するのはずっとずっとずっと先。

その時に利益への税金を取りませんよ、って国が言ってくれてるNISA口座なら非課税だし、そうじゃない口座の方は金融機関に最初から税金分を引いてもらってそれで終了!っていう源泉徴収にしとけばシンプル、以上。
ということで「特定口座・源泉徴収あり」で口座開設しとけば良し。
後から1年単位で変えることもできるしね。

100万円分買って150万円になって売りました、となれば普通は50万円の利益の約20%の約10万円が税金として引かれちゃうんだけど、NISA口座で買っていればそれがかからない。
こう言っちゃ何だけど、ただそれだけなの。もちろんありがたい制度だから使うべきなんだけど、でも最後の最後の利益の2割の話でしかないわけ。詳しくはまた商品の選び方と一緒に説明するわ。

長くなったので今日はここまで。

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