新春講演会2025

●「しょせんは運」というクールさを

NISAで投資信託を始めれば夢のようなことが起こるという期待は間違っているという話もしたね。
人生設計にインパクトを与える、色んな選択肢を掴み取れるようなお金を作るには「元本の大きさ」、つまり「本気の積立」「本気の投資」であることが圧倒的に重要であり、投資信託などはそれに少し力を上乗せしてくれる程度のものだと思っておくべきだ、というクールなスタンスを勧めたよね。

なんたって「運」次第なんだから、って言い方もしたよね。
君たちが始め、続けるこれからが、どうかいいマーケットでありますように。

元本の大きさについては、今の自分にとっての「本気」の金額にしたあとは、いかに「入金力」を上げるかだという話もした。仕事で頑張って給料上げて、毎月の積立額を増額しようって。
運用がうまくいくように「運頼み」するだけでなく、途中からでも毎月の積立金額を増やす方が圧倒的にインパクトがあるからね。

そういう意味では、時には自分の仕事の状況と将来についても、投資と同じような時間軸でじっくり考えてみるのもいいかもしれない。はっきり言うと転職ね。

転職をそそのかすなんてお母さんに怒られるな。
でも、いい転職は「入金力」を効率的に高める効果をもたらす場合がある。
もちろん資産運用と同じようにリスクも大きい。両方とも自分で考え納得し、アクションを起こさないと始まらない点は一緒だね。

ただし、今の仕事で頑張って評価されるにしても、転職でジャンプアップするにしても、無理しすぎはいけない。心身の健康と家族よりも大事な仕事なんてないんだから。

仕事をしていく中で、たとえば理不尽なことがあるかもしれないし、とんでもない上司や部下に囲まれるかもしれない。
学生時代のクラス替えがそうだったように、待っていれば変わることが見えているなら賢くやり過ごせばいい。でも、クラス替えが期待できないなら、あるいはどのクラスも学級崩壊しているのなら、自分で「学校」を変えるしかないのかもしれない。

どうにもならない時は、無理せず逃げるが勝ちだ。
そういう転職だって、自分の心身の健康と家族を守るという意味では、短期的な入金力の話なんか比べ物にならないくらい大事だ。

お金の話ばかりしてきた僕だけど、これは本当にそう。生活の幸せがあってこそのお金だから。
「仕事が楽しいこと」は追求してほしいけど、人生の基盤である生活が楽しくないのはマズい。今までのお金の話はすべて、自分と家族の生活が楽しくあり続けるためのものなんだから。

次ページへ> 右肩上がりの市場に居続けろ――Stay Invested
コラム一覧へ戻る
投信のはじめ方・オンラインセミナー

※日興アセットのHPに遷移します。

文字サイズ

総合口座をお持ちでない方

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク

主な投資対象が国内株式
組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が円建て公社債
金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの
組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)およびファンドの管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「買付手数料」:ファンドによって異なります。
保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用
「ファンドの管理費用(含む信託報酬)」:ファンドによって異なります。
ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用
「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(含む信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。

毎月分配型・通貨選択型ファンドに関するご注意について

投資信託は、預貯金とは異なり元本が保証されている金融商品ではありません。下記コンテンツでは、毎月分配型ファンドの分配金の支払われ方および通貨選択型の収益に関するご案内をしております。投資家の皆様につきましては、当該ファンドへの投資をご検討なさる前にぜひご確認くださいますようお願い申し上げます。

毎月分配型ファンド・通貨選択型ファンドに関するご注意

投資信託に関する情報提供について

(楽天証券分類およびファンドスコアについて)

  • 楽天証券ファンドスコアは、「運用実績」を一定の算出基準に基づき定量的に計算したもので今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、将来の運用成果をお約束するものでもありません。最終的な投資判断は、運用コスト、残高の規模、資金流出入額、運用プロセス、運用体制等を考慮し、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
  • 情報提供:株式会社QUICK
    各投資信託関連ページに掲載している情報(以下「本情報」という)に関する知的財産権は、楽天証券株式会社、株式会社QUICKまたは同社の情報提供元(以下三社を合わせて「情報提供元」という)に帰属します。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

ご質問は
ありませんか?