新発債とは、新たに発行市場(プライマリーマーケット)で発行される債券のことです。新発債はまず発行条件が提示され、一定期間募集が行われるのが一般的です。あらかじめ決められた価格で販売され、支払われる利子も決まっているため、最終利回りは固定です。
償還まで保有した場合の収益が明確で、運用計画も立てやすくなります。
既発債とは、既に発行され流通市場(セカンダリーマーケット)で取引されている債券のことです。既発債の価格は、流通市場のバランスで決まるため日々変動しています。そのため、購入のタイミングに応じて経過利子が発生し、最終利回りも変動いたします。
新発債に比べ品揃えが多く、いつでも購入することができます。
新発債 | 既発債 | |
---|---|---|
購入できる時期 | 発行前 | 発行後 |
価格 | 固定 | 時価 |
最終利回り | 固定 | 変動 |
経過利子 | なし | あり |
中途売却 | 可 |
新発債が発行されるその時にしか買うことができないのに対して、既発債は流通市場で取引されているものの中からご自身の欲しいタイミングで購入することができます。希望の条件にあった債券を見つけることができる可能性が高いのも魅力的です。ここからは、既発債券に関しておさえておきたいポイントをより詳しくみていきましょう。
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。
国内債券を、楽天証券との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。
債券は、債券の価格が市場の金利水準の変化に対応して変動するため、償還前に換金すると損失が生じるおそれがあります。また、債券を発行する組織(発行体)が債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。外国債券(外貨建て債券)は為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じたり、債券を発行する組織(発行体)が所属する国や地域、取引がおこなわれる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けたりするおそれがあります。
外国債券を購入する場合は、購入対価のみお支払いいただきます(委託手数料はかかりません)。また、売買における売付け適用為替レートと買付け適用為替レートの差(スプレッド)は債券の起債通貨によって異なります。