2011年3月28日(月)夕方に実施される値洗い処理より、先物・オプション取引のSPAN証拠金額が大幅に変更されます。SPAN証拠金額(先物1枚あたり)は従来の27万円から99万円へ大幅に引き上げられます。新規建て時の証拠金が変わるだけでなく、建玉を保有しているだけでも、証拠金の引き上げにより、追加証拠金(追証)が発生する可能性があります。追加証拠金の発生には十分ご注意いただきますようお願い申し上げます。
また、弊社では3月28日(月)イブニングセッション取引より、先物・オプション取引新規建て時のSPAN証拠金額に対する掛目を現行の2倍から1.0倍に変更いたします。
3月28日(月)日中取引まで | 3月28日(月)イブニングセッションより | |
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日経225先物1枚あたりのSPAN証拠金額 | 270,000円 | 990,000円 |
証拠金掛目 | 2.0倍 | 1.0倍 |
日経225先物1枚あたりのSPAN証拠金額×証拠金掛目 | 540,000円 | 990,000円 |
3月28日(月)日中取引まで | 3月28日(月)夕方の値洗い処理より | |
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日経225先物1枚あたりのSPAN証拠金額 | 270,000円 | 990,000円 |
また、現在のSPAN証拠金額および当社証拠金所要額におけるSPAN証拠金額の掛目、これらを掛け合わせた当社証拠金所要額(1枚あたりの必要証拠金)については、下記のページでご確認いただきますよう、お願いいたします。
3月28日(月)イブニングセッション取引より
SPAN証拠金額×1.0-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金(最低証拠金は0円)
先物・オプション取引口座に証拠金が150万円あり、日経225先物を2枚保有している場合の値洗いを想定。
270,000円(引き上げ前のSPAN証拠金額)×2枚(建玉枚数)=540,000円
最低証拠金所要額(維持証拠金額)540,000円 < 受入証拠金額1,500,000円 ⇒ 追証発生なし
990,000円(引き上げ後のSPAN証拠金額)×2枚(建玉枚数)=1,980,000円
最低証拠金所要額(維持証拠金額)1,980,000円 > 受入証拠金額1,500,000円 ⇒ 追証発生!
最低証拠金所要額(維持証拠金額)1,980,000円 - 受入証拠金額1,500,000円 = 480,000円
お客様の当社受入証拠金が最低証拠金所要額を大引け後の値洗いにおいて下回った場合、お客様は翌営業日正午までにその差額(不足額)以上の金銭を追加証拠金(追証)として差し入れ又は預託していただく必要があります。
翌営業日正午までに当社にて不足額以上の差し入れ又は預託が確認できなかった場合は、建玉を強制決済させていただくことができるものとします。ご注意ください。
先物・オプションの価格は、対象とする株価指数や商品市場の相場の変動等により上下しますので、これにより損失が生じるおそれがあります。また、先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができ、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座で指数先物取引以外の先物取引又はオプション取引(商品先物取引、オプション取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、指数先物取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象の先物取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。オプション取引はオプションを行使できる期間には制限があります。また、オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは限りません。価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。
オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。
売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売方は、オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりません。大阪取引所において、同一の先物・オプション口座でオプション取引以外の先物取引(指数先物取引、商品先物取引)を取引する場合、当該先物・オプション取引口座内での取引の証拠金は一体として計算・管理されるため、オプション取引以外の取引において相場の変動により証拠金が不足し、証拠金の追加差入れ又は追加預託が必要になる場合があります。また、所定の時限までに証拠金を差し入れ又は預託しない場合や、約諾書の定めによりその他の期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、それが対象のオプション取引に関して発生したものでなくても、その他の先物・オプション取引の建玉が決済される場合もあります。更にこの場合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。
1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225先物取引 275円(税込)/枚
日経225ミニ先物取引 38.5円(税込)/枚(1円未満切捨)
日経225マイクロ先物取引 11円(税込)/枚
東証グロース市場250指数先物取引 41.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
金先物・白金先物・銀先物・パラジウム先物・ゴム先物・とうもろこし先物・大豆先物・小豆先物取引 275円(税込)/枚
金ミニ先物・白金ミニ先物・金スポット・白金スポット取引 77円(税込)/枚
日経225オプション取引は1取引あたり、日経225ミニオプションは1枚あたり以下の手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料
日経225オプション取引 売買代金の0.198%(税込)最低手数料198円(税込)(1円未満切捨)
日経225ミニオプション取引 19.8円(税込)/枚(1円未満切捨)
先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金はVaR方式(特定のポジションを一定期間保有すると仮定した場合において、将来の価格変動により一定の確率の範囲内で予想される損失をカバーする額を計算する方法)によって計算され、「(取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」となります。
※先物両建て証拠金=銘柄ごとの両建て枚数×両建てにかかる限月の中で最も高い1枚あたりの取引所証拠金額×当社が定める証拠金掛目
※先物両建て証拠金は、価格の変動に損益が連動しない建玉(両建玉)を保有している場合であっても、上記算出式に基づく証拠金額が必要です。
※両建て取引は経済合理性に欠くおそれがあり、費用も二重にかかることをご理解のうえで、お取引ください。
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