個人投資家向けにコメ先物の証券化商品を日本で初めて取扱い『コメeワラント』取扱い開始のお知らせ
楽天証券では、2012年3月26日(月)から、eワラント証券が提供するeワラントに追加される新規銘柄の『コメeワラント』の取扱いを開始いたします。『コメeワラント』は、東京穀物商品取引所に上場しているコメ先物を対象とするeワラントで、コメ先物を個人投資家向けに証券化した商品は、日本初となります。
『コメeワラント』は、東京穀物商品取引所に上場しているコメ先物の価格におおむね連動するコメ先物リンク債を対象原資産としています。価格の決定は、他のeワラント同様マーケット・メーク方式によって行われ、マーケット・メーカーはお客様との取引の相手方になる一方で、コメ先物取引によってリスクヘッジを行います。
コメは日本人になじみの深いコモディティであるほか、需給は基本的に国内だけで完結するため、一般的に国内個別株など他の投資対象に比較して、海外の経済動向の影響を受けにくいといわれております。そのため、国内外の株式やFX(外国為替証拠金取引)に投資する個人投資家にとっても分散投資に適した資産クラスとなりうると考えられます。コメ先物への投資を『コメeワラント』によって行うメリットは、以下の通り挙げられます。ぜひご利用ください。
コメ先物への投資を『コメeワラント』によって行なうメリット
- 千円程度の小額の資金からコメ先物取引に参加できます。
- 投資金額以上の規模で取引ができるレバレッジ投資です。
- レバレッジ投資でありながら、最大損失は投資元本までに限定されています。
- 『コメeワラント』を満期まで保有しても、コメ先物取引とは違い現物の授受は行いません。
商品概要
取扱い開始日
2012年3月26日(月)
取扱い予定商品
「コメeワラント」コールおよびプット 10~20銘柄
取引手数料
無料
カバードワラントのリスクと費用について
- カバードワラントの取引にかかるリスク
- カバードワラントの価格は、原資産の価格およびその変動率、カバードワラントの残存期間、金利変動など、さまざまな要因により変動し、これにより損失が生じるおそれがあります。原資産の価格が一定のままであったとしても、カバードワラントの価格が変動するときもあります。カバードワラントの価格変動リスクは、一般的には原資産よりも高いため、損失を被る可能性も高くなります。カバードワラントにはこのほか、信用リスク、流動性リスク、税務に関するリスク、為替変動リスク等があります。
また、カバードワラントは期限付きの有価証券であり、存続期間を過ぎるとその価値がなくなります。カバードワラントを買い付けた後は、転売するか、満期まで保有することになります。満期日においては、コール型ワラントの場合、原資産の価格が権利行使価格を上回っている場合(プット型ワラントは下回っている場合)は満期決済金額(受取り)が出ますが、原資産の価格が行使価格と同価格か、下回っている場合(プット型ワラントは上回っている場合)はカバードワラントの価値はゼロとなります。ただし、最大の損失額は、カバードワラントの買付に要した金額に限定されます。
- カバードワラント取引の費用
- カバードワラントの取引手数料は無料ですが、お客様の買付価格と売却価格には価格差(スプレッド)があります。