2014年7月22日(火)から、『TOPIX100』構成銘柄の呼値のルールが変更されます。
対象銘柄の株価が5,000円以下になった場合、取引価格の刻み幅(呼値)が小数点第1位まで変更され、単位が細かくなります(小数点株価)。
楽天証券では株価表示の小数点化対応に伴い、「実現損益」画面に「切替機能」を搭載し、算出方法が異なる「税法上の損益」と「実際の損益」をご確認できるようになります。
特定口座の現物取引のみ対応いたします。
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TOPIX100構成銘柄の呼値変更により、板(気配)の表示が変わります。
税法上のルールでは、保有株式の平均取得価額(1株あたりの購入額)を算出する際、小数点以下を切り上げて計算します(「税法上の計算」を参照。)その株式を売却した場合、平均取得価額と売却価額の差額をもとに損益を算出いたします。
実際のお客様の損益は小数点を加味した金額で精算されます。一方、「税法上の損益」は切り上げ計算のため、精算金額とは異なる損益が表示されます。
税法上のルールにより、購入時の平均取得価額は1円未満を切上げ(売却後)
購入時の平均取得価額は、100.3786円を切り上げ。
101円
実現損益画面に表示される損益は、
1,008,214円-(101円×1万株)=
△1,786円
実現損益の画面上は損をしてしまったように表示されます。
特定口座の譲渡益税を算出する際に使用します。
年間取引報告書は、上記の方法で計算された数値が記載されます。
小数点を考慮し、切上げを行わずに計算
切上げを行わないため、平均取得価額は
100.3786円
実現損益に表示される損益は、
1,008,214円-(100.3786円×10,000株)=
4,428円
※表示できる桁数は小数点第2位までですが、計算には小数点第4位まで用いられます。
お客様が実際にお受け取りになる金額です。
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