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【市場の声】政府・日銀の円売り・ドル買い介入は78円前後で実施か／ドル・円東京市場概況

[ドル・円東京市場概況]
*10:53JST 【市場の声】政府・日銀の円売り・ドル買い介入は78円前後で実施か
16日の欧米市場でドルは78円69銭まで下げたが、安住財務相の円高牽制発言などを意
識して、ドルは79円台前半まで戻した。市場参加者の間からは、個人勢は79円前後で
ドル買いを継続しているとの声が聞かれている。

ドル・円の取引自体は活発ではないが、ドルが多少下げる局面では、個人勢のドル買
いが入ることによってドルは下げ渋っているとの見方が多い。ただし、79円台でドル
を買った向きが多く、ドル買いポジションは縮小していないとの指摘もある。ドルが
再び78円台に下げた場合、含み損は増えることになる。

市場関係者の一部は78円が節目の水準になると予想しており、ここを下回った場合、
個人勢によるストップロスのドル売り（円買い）は急増するのではないかと警戒して
いる。ドル安・円高が急速に進行するおそれもあるため、政府・日銀は速やかに対応
するのではないか？との声も聞かれている。円売り介入が実施される水準は、75-76
円台ではなく、78円近辺か77円台後半になるとの予想は少なくないようだ。
《MK》





【株式会社フィスコ】

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