2015年3月27日に運用を開始したあおぞら・徹底分散グローバル株式ファンドは、先進国株式に約85%、新興国株式に約15%投資するグローバル株式ファンドです。個別銘柄の選定に重点を置いたアクティブ運用ではなく、学術的な研究に基づいた運用モデルを活用することで、コストを抑えながら「徹底分散」を実現するのがポイントです。実質的な運用は、米国のディメンショナル・ファンド・アドバイザーズ(以下、ディメンショナル社)が担っています。
ディメンショナル社の運用モデルは、ノーベル経済学賞の受賞者を含む、現代ファイナンス理論の権威ある識者が設計に携わっています。学術的研究を基にした、新しい投資理論を実践し、モデルの改良を随時行うことで、中長期にわたって優れたパフォーマンスを実現しています。「一度設計したら終わり」ではないところが、ディメンショナル社が展開する運用モデルの強みでもあります。
分散投資の重要性を説いた現代ポートフォリオ理論によれば、保有銘柄が十分に分散化されたインデックス運用こそが低コストで最も効率の良い運用方法であるとされています。しかし、時価総額加重平均が主流の市場インデックスは、大型株を中心に、特定の銘柄の影響を受けやすいという弱点を持ち合わせています。
ディメンショナル社では、こうした問題点を克服すべく、約30年間の検証データに基づいて、より高い期待リターンを持つ小型株とバリュー株の組入比率を相対的に高く設定しています。運用モデルは常に見直されるため、具体的な組入比率や銘柄数は変動します。
インデックス運用のもう1つの弱点は、ベンチマークである株価指数の組入銘柄が何らかの理由で急落した場合でも、指数算出会社が採用銘柄の見直しを行わない限り、特定の銘柄を排除できないという点です。一方で、アクティブ運用のようにプラス要素を基に有望な銘柄を発掘しようとすると、時間もコストもかかります。
そこで、ディメンショナル社では、プラス要素を見つけにいくのではなく、マイナス要素を排除することで、健全なポートフォリオの運用に努めています。具体的には、リスクに見合ったリターンを見込めない、悪さをする銘柄について常時モニタリングを行い、投資対象から外しています。組入銘柄数に上限を設けていないので、「どの銘柄を組入れるか」よりも、「どの銘柄を組入れないか」に着目した方が、最終的に効率良く運用できるのです。
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