高い経済成長率を実現
リーマンショックから1年が経過しました。大きく冷え込んだ世界景気、回復途上にある先進国経済を尻目に、5%を優に超えるGDP成長率を達成している国があります。それは中華人民共和国です。
消費意欲旺盛な13億の人口を抱え、高い経済成長率を実現している中国の現状と取扱ファンドについてご紹介します。
不況下においても高成長を維持
中華人民共和国の四半期別GDP成長率(前年同期比)を見ると、2008年1Qまでは10%を超えていた成長率は、リーマンショックにより減速し、2009年1Qには6.1%まで低下しました。しかし、政府の景気対策や消費意欲旺盛な国内市場により、直近の2009年3Qには7.9%まで回復しました。
世界一の自動車大国に
個人消費の旺盛さを物語る数字として自動車の販売台数があげられます。北京オリンピックによる消費ブームが終わりを告げ、その直後に発生したリーマンショックにより2009年9月以降若干の落ち込みを見せましたが、2009年の春先より回復を見せ、2009年9月には過去最高である133万台を記録しました。また、2009年の販売台数は中国史上初めて1,000万台を突破し、1,300万台に達するとの見方が強まっています。生産台数も同様に中国史上初めて1,000万台を超えており、いよいよ中国が米国を抜き去り、世界一の自動車大国となることが確実視されています。
旺盛な国内消費に支えられ、内需は好調であるものの、外需、つまり輸出に関しては回復の道半ばであるといえます。そもそも、中国経済を発展させてきた原動力は、豊富な労働力により工業製品を生産し世界に向けて輸出する”世界の工場”としての役割からでした(中国の品目別の輸出額の実に94.6%が工業製品です)。
しかし、輸出の伸び率は世界景気の低迷により2008年11月以来、対前年比マイナスを記録し続けています。
世界景気、特にアメリカを中心とした先進国景気が上向き、対中輸入額が上向き始めた場合、好調な内需と相まって、中国経済がより力強い成長を見せることが期待されます。
これらの参考情報は、将来の運用成果等を保証するものではありません。また個別銘柄の評価・推奨をするものではございません。
上海証券取引所に上場するA株市場の参加は、中国籍の法人・個人に限られている(一部開放)ため、同市場に上場した銘柄に投資したファンドはまだまだ多くありません。中国関連ファンドのご注文の際は目論見書をご確認の上、投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるよう、お願い申し上げます。
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