新春講演会2025

投資信託に精通するブロガーたちが優れた投信を選出する「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」において、1位と3位を受賞した「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」。

この快挙を記念して、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの小林 賢氏と楽天投信投資顧問の東 眞之氏に、両ファンド設立の背景や、金融商品としての魅力を伺いました。

受賞ファンドの概要

商品名 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
楽天・全米株式インデックス・ファンド
【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
特長 “これ1本で、世界中の株式にローコストで分散投資できます!”
楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)を端的に表現するとこうなります。海外ETFとして日本でも人気の高い「バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF」に実質的に投資しますので、先進国だけでなく新興国も含めた世界の大型株から小型株まで約8,000銘柄への分散投資を実現することが可能です。
“これ1本で、米国株式にローコストで分散投資できます!”
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)を端的に表現するとこうなります。海外ETFとして日本でも人気の高い「バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF」に実質的に投資しますので、米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーする約3,600銘柄にわたる大型株から小型株に分散投資が可能です。
コスト 買付時の手数料は無料です(ノーロードファンド)。
投資信託でかかる信託報酬は年率0.132%(税込)と低コストに抑えられています。
  • 楽天・バンガード・ファンドが実質的に投資する各ETFで別途、管理報酬等がかかります。詳しくは目論見書でご確認ください。
購入方法 日本の投資信託として投資いただきますので、外貨ではなく日本円で、少額からの積立投資も簡単に始めることができます。

<インタビュー1>初登場ながら堂々1位と3位を受賞!両ファンドの魅力とは?

-今回両ファンドが投信ブロガーに評価された理由はどんな点にあるとお考えですか?

    •       東:

      これまで海外ETFとして投信ブロガーの方々からも人気が高かった「バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF(以下:VT)」と「バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF(以下:VTI)」に投資信託で気軽に投資できるようになったということが、大きな支持をいただいた主な理由ではないかと思っています。世界のバンガードに投資したいという投資家は多いですし、もともとVT、VTIには熱烈なファンも多いですから。

    • 小林氏:

      ありがとうございます。確かに、VT、VTIは、かねてから多くの方のご支持をいただいていました。 VTは先進国・新興国の大型・中型・小型株8000銘柄、VTIはアメリカの3600銘柄以上を投資対象としており、VTを保有すれば全世界に、VTIを保有すれば全米に投資するのと同様の意味合いを持つことになります。そのわかりやすさと網羅性の高さが市場に受けているのではないかと考えています。

    •       東:

      確かに、網羅性の高さは、他社と比較しても抜きん出ていますよね。しかし海外ETFは、小口の投資がやりにくい。積み立てのために手数料がかかる。円からの投資が未対応の場合があるなどのデメリットがあって、投資したくても手が出しにくいという人も少なくなかった。
      それを今回ファンド化することで払拭できたというのは、市場にとっても画期的なことだったのではないかと思っています。

  • 小林氏:

    そうですね。この2つのファンドは、インデックスファンドの手軽さと、海外ETFの低コストが融合したという点でも、非常に画期的な商品になったと思います。VTやVTIにもっと気軽に投資したいという声はこれまでも多くいただいていましたので、そんな投資家の方の生の声を活かしつつ、「投資家にとって良いものを、安く提供したい」という思いを形にすることができて、とても嬉しいですね。

<インタビュー2>楽天投信×バンガード。それぞれの強みが融合した商品開発

-「楽天・バンガード・ファンド」が誕生した背景について教えてください

    •       東:

      ETFは日本の個人投資家の世界では、まだまだ認知度も低く、前述したような手軽に投資するという面でのデメリットもあります。 しかし低コストのETFは長期で資産形成をするうえでとても優れた商品の一つですから、手軽に簡単に活用できる一般的な投資信託という形にして、個人投資家の皆様にご提供できないかとかねてから思っていたのです。

      この夢を実現するためには、世界最大級の投信会社であるバンガードさんと組ませていただくのが早道だと考え、一緒に「楽天・バンガード・ファンド」をつくらせていただくことになりました。商品開発に際しては、長期の資産形成にご活用いただくことを意識して、コスト面でも徹底的にこだわりました。

    • 小林氏:

      楽天投信さんは、金融にあまり詳しくない投資家の方にも信頼されていらっしゃるところが大きな魅力ですよね。私たちも日本でもっとETFを普及させ、幅広い方に認知していただきたいという思いを持っていましたので、楽天投信さんのブランド力と運用スキルで、今まで購入しづらかったETFをうまくラッピングしていただけたらという思いがありました。

  •       東:

    私は、インデックス投資は対象となる市場にいかに「丸ごと投資」できるかがポイントだと思っているのですが、バンガードさんはインデックス運用のノウハウをETFにおいて発揮することに、長年実直に取り組んでいらっしゃいますよね。

    今回組ませていただくことをきっかけに、アメリカのバンガード本社にも伺いましたが、とても素敵なところでした。こういう場所だから、ああいった良い商品が生まれるのだなと実感できて、嬉しかったですね。

米国ペンシルべニア州にあるバンガード本社

    • 小林氏:

      ありがとうございます。インデックス投資はアクティブ投資と比べて、あまりテクニックが必要ないように思われがちなのですが、市場の動向に合わせて銘柄を入れ替えるためには実は高度なテクニックが必要なのです。そこを理解していただけるのは、私たちにとってもとても嬉しいことです。

    •       東:

      「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」は、まさに「市場を丸ごと買えるファンド」ですよね。購入して長期間放っておいてよいという商品性は、金融商品にあまりなじみのない楽天ユーザーにも非常に親和性が高いのではないかと思っています。
      金融庁がすすめているつみたてNISAの対象商品となりましたし、長期的視野ででの資産形成に、ぜひ役立てていただきたいですよね。

    • 小林氏:

      両ファンドはノーロードファンドということで積立のコストがかかりませんし、積み立てであれば高値づかみをするリスクを避けつつ、購入コストを平均化することができます。東さんのおっしゃるように、投資に詳しくないという方にこそ、ぜひ利用していただけたらと思います。

<インタビュー3>さらに成長を遂げる「楽天・バンガード・ファンド」の今後

-「楽天・バンガード・ファンド」の現状と、今後の展望についておしえてください

  •       東:

    「楽天・バンガード・ファンド」シリーズは、今回受賞した「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」のほかに、現在「楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(米国高配当株式)」も登場し、4本のラインナップをそろえています。
    成長率が高い新興国への投資や、米国の高配当株に幅広く、かつ低コストで投資できるファンドとなっていますので、注目していただきたいですね。

    • 小林氏:

      後続の2本のファンドも、もともとバンガードで人気が高かったETFを投資信託として利用できるようにしたものです。「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」に加えて、世界への分散投資にぜひ活用していただけたらと思います。

  •       東:

    昨年12月より、楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)に、「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」と「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」が追加されています。税制メリットもありますし、若い世代の方の年金づくりにもぜひ活用していただきたいですね。

    • 小林氏:

      そうですね。2017年から個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入資格が主婦や会社員、公務員へと大幅に広がっています。
      今回、「楽天・バンガード・ファンド」も個人型確定拠出年金(iDeCo)対応になったということで、一般口座、特定口座、NISA口座、つみたてNISA口座、個人型確定拠出年金(iDeCo)と、個人投資家の皆様の投資手段が増えたと思います。今後も幅広い方に「楽天・バンガード・ファンド」を認知し、活用していただけたらと思います。

世界最大級の資産運用会社「バンガード」

バンガードは、1975年に米国ペンシルベニア州バレーフォージで創業しました。「全ての投資家の皆さまと公平に向き合い、投資目標達成のための最良の機会をご提供します」という使命のもと、世界各地にある18の拠点を通じて、2,000万人を超える投資家の皆さまに395本以上のファンドを提供し、5兆米ドル(約534兆円)の資産を市場で運用しています(2018年2月28日現在)。

楽天グループの運用会社「楽天投信投資顧問」

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