新卒社員インタビュー
現在、どのような業務を担当していますか?
マーケティング領域におけるデータの分析や活用が主な仕事です。顧客属性・取引・残高データをもとに現状の分析や予測を行い、パーソナライゼーションの高度化をおこなっています。また、WEB行動データをリアルタイムで解析、その後マーケティング施策の実施が可能となる業務ツールの導入をおこなっています。
楽天証券に入社を決めた理由は何ですか?
経済学部で学んだ大学時代、世間では若者の奨学金や年金の問題が叫ばれており、お金のことに強く興味を持つようになりました。また、マイナス金利やトランプ米大統領の当選などのイベントを目の当たりにし、ダイナミックに動く資本市場に興味を惹かれるようになりました。
証券アナリストの資格取得にも挑戦し、就職活動は金融業界一本に絞って活動を行いました。これからますます日本の国民全員にとって資産形成が必要な時代がやってくる、そのときに、楽天の名を冠したこの会社こそ、資産形成から最も遠い人たちにとって最も近い証券会社になるだろうと思いました。実際に入ってみると、部署によって濃淡はあるものの証券会社でありながら「半分金融、半分IT」の会社で驚きましたが、そこに可能性も感じました。
仕事を通して“楽天”的だなと感じるのはどんなときですか?
他社に比べ、顧客層が非常に若く女性比率も高いというところが、当社の特徴でもあり、とても“楽天”的だなと感じます。
それは当社が大手ECサイトの経済圏に属することが大きな要因であると思います。まるでオンラインショッピングのように投資信託や株を購入することができる、スマートフォンを活用した投資アプリや楽天ポイントを使って投資信託を購入することのできるサービスがあること。また、SNSやYouTubeでのプロモーション施策も活発で、全体的に若い世代や女性顧客に対して親しみやすく、利用しやすい金融サービスを提供できているのではないでしょうか。そうしたひとつひとつの施策が、投資をはじめる人にとってのハードルを下げることにもつながっていると思います。
楽天証券では日々、どのような挑戦・イノベーションが行われていますか?
データアナリストやデータサイエンティストとして働く私たちの部門では、データの活用方法や分析手法の革新が絶え間なく行われています。例えば、必要なデータを抽出するにあたり、従来はコードを書いて指示を与えるというのが基本だったところ、今はノーコードといってコードが書けなくても、日本語での命令でサッと必要なデータを出すことができるようになりました。しかし、社内において”データ・AIの民主化”が実現できているかというと、まだまだです。
誰もが簡単にデータ分析が行えるようにすることで、ビジネスの意思決定スピードが上がり、お客様へのサービス提供のスピードアップや満足度向上につながる。そういった仕組みづくりに日々、奮闘しています。
働き方については、実際どうですか?
リモートワークが柔軟に活用できる点がとても気に入っています。遅くまで仕事をした日の翌日は、リモートワークにすることで通勤時間を睡眠時間に充てることができ、仕事のパフォーマンスを維持しつつ、健康管理も両立できます。リモートワークの日には集中してデータ分析やリサーチに取り組み、出社の日にはチームメンバーとの直接コミュニケーションを重視することで、プロジェクトの進行がスムーズに行えています。
リモートワークでは対面に比べるとややコミュニケーションで細かいニュアンスが伝わらない、自宅での作業環境を整える、プライベートとの境界を明確にするなど一定の慣れと工夫が必要な場面もあり、課題もありますが、総じて柔軟な働き方が可能な点は非常に魅力的だと感じています。