マイナス金利の導入に伴い、一部の民間銀行では、既に定期預金や普通預金の金利が引き下げられたほか、生命保険各社でも学資保険や貯蓄性の高い終身保険の販売停止を決定するなどの措置が取られています。金利の影響度が高い預金や保険だけで資産を増やすことはこれまでにも増して難しくなっており、将来のためにアクティブにお金に働いてもらう「資産運用」の重要性が高まっています。
ここでは、金利変動の影響を受けにくい金融商品として、純金積立と投資信託をご紹介します。
金、プラチナ、銀はそもそも金利がつかず、それ自体が価値を持つ実物資産です。金利低下の影響が直接資産価値に影響しないことに加え、万が一、紛争や経済危機などの不測の事態が起こっても、価値がゼロになることはありません。
また、金、プラチナ、銀の値動きは、株式や債券との相関性が低い(関係が薄い)といわれています。
こうした理由から、ご自身の資産運用ポートフォリオに組み込むことで、債券や株式のリスクを軽減する効果が期待できます。
投資信託の投資先は、国内外の株式や債券、不動産、商品、通貨と、実に多岐に渡ります。楽天証券では現在2,000本を超える投資信託を取り扱っており、この中にはマイナス金利の影響を受けにくい銘柄も多く含まれています。
楽天証券では、まとまった資金がない方、将来に備えて投資を始めたい方も、ご自身のペースで1,000円から積立を始めていただけます。
また、金、プラチナ、銀、そして投資信託は、日々価格が変動します。毎月一定額を積み立てる「定額積立」を活用すれば、購入するタイミングが分散されるので、「たまたま価格が高いときに買ってしまうリスク」を避けることができます。長い目で見ると、平均買付価格を平準化させる効果が期待できます。
楽天証券の口座をお持ちであれば、サービスのお申込みから積立金額の設定まですべてインターネットで手続きが可能です。(※金、プラチナ、銀取引を始めるには、口座開設の他に別途お申込みが必要です。)
ご安心ください。お客さまが積み立てた金、プラチナ、銀は、当社が消費寄託(※消費寄託とは:消費寄託された場合、貴金属の所有権は当社に移り、お客様は当社に対して、積み立てた貴金属と同種同量の貴金属の返還請求権を取得することになります。)にてお預かりしますので、お客さまのご自身で現物を保管いただく必要はございません。楽天証券では、別途、お客様からお預かりした貴金属と同等の価値の現金を、当社の他の資産とは明確に区分し、責任を持って管理します。 そのため、万が一当社や保管業者が倒産した場合も、お客様の積み立てた資産は保全されることになります。
マイナス金利政策が導入された2016年2月以降のチャート(購入価格、売却価格)はどうなっている?さっそくチェックしよう!