好評につき、完売いたしました。
次回のブラジル・レアル建てディスカウント債券は10月4日販売開始予定です。
地球は、"今"温暖化による深刻な環境問題に直面しています。
アジア・太平洋地域は、記録的な速さで経済成長をとげています。急速な経済成長により、人々の生活が豊かになった一方で、エネルギー需要や交通量が増えることで、地球環境に大きな負担がかかっています。二酸化炭素の排出量の増加による地球温暖化は、アジア・太平洋地域に様々な悪影響をもたらしています。
クリーンエナジー・ボンドは、環境にやさしい、クリーンなエネルギーの供給を支援するための投資です。
速すぎる経済成長が引き起こした環境破壊は、女性、子供、老人といった社会的弱者、特に貧困層の生活に深刻な影響をもたらしています。アジア・太平洋地域における「環境に優しいクリーンエナジーの利用」、「エネルギー効率の改善」などを実現するための資金を調達する事を目的とした債券、それが、アジア開発銀行が発行する、"クリーンエナジー・ボンド"です。
アジア・開発銀行は、この度日本で初めてクリーンエナジー・ボンドを発行いたします。
めざましい経済成長をとげるアジア・太平洋地域では、様々な環境および貧困に関する課題を抱えています。
アジア・太平洋地域において、極端な気象現象が頻発しています
アジア・太平洋地域の貧困に関する課題
世界の貧困層の約3分の2がアジア・太平洋地域で暮らしています。
アジア開発銀行は、2008年から2020年までの同行の方針を「ストラテジー2020」としてまとめました。その中で、2012年までにADBの融資業務の80%を以下の中核的専門分野に集中するとしています。
環境対策分野においては、特にクリーンエネルギーへの取組みに力を入れています。2005年から2009年にかけて、ADBのクリーンエナジーへの投資は50億ドルを超えました。また、年間のクリーンエナジーへの投資を2013年までに20億ドルとする目標を正式に発表しました。ADBは、アジア・太平洋地域の低炭素化、温室効果ガスの排出削減をめざします。
Khandke Bramanvel and Sadawaghapur 風力発電所
総プロジェクトコスト: 30億インドルピー(約55億円)
インドは、アジアにおける第3の電力消費国です。急速な経済成長を背景に、エネルギー需要が、1980年度以降、年5.6%の割合で増加しています。インドでは、石油などの化石燃料への依存度が高まっていました。原油価格の高騰および化石燃料の多用による環境への負荷に配慮し、インド政府は、再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組んでいます。ADBは、80MWの出力を擁するインドのKhandke Bramanvel and Sadawaghapur風力発電所の建設を含む、総額30億ルピーのプロジェクトに融資を行いました。本プロジェクトは、1)発電量の増加2)再生可能エネルギー生成量の増加3)20年間で、200万トンのCO2の削減を目的としたものです。
フィリピンにおけるエネルギー効率改善プロジェクト
総プロジェクトコスト:46.5百万米ドル(約40億円)
フィリピンでは、白熱灯が家庭やオフィスで多用されています。フィリピン政府は、よりエネルギー効率が高い、白熱灯の20%の消費電力である電球型蛍光ランプ(CFL)の利用を促進することで、電気代の削減につなげ、また電力網のピーク時の需要を減らし、化石燃料の利用をへらす事で温室効果ガスの削減に取り組んでいます。アジア開発銀行は、15ワットの電球型蛍光ランプを1300万個配布する総額4650万ドルのプロジェクトに融資を行いました、白熱灯への交換を促進することを目的とした、フィリピンのエネルギー効率化プロジェクトに融資しました。その結果、一般家庭では、8-10キログラムの米を購入できる金額に値する、月平均$4.45の電気代の節約につながりました。本エネルギー効率化プロジェクトにより、年間534,000メガワット/時のエネルギー削減と、70,000トンのCO2削減が見込まれています。
償還期限 | 利率 |
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15年以上 | 0.5%以上 |
10年以上15年未満 | 0.4%以上 |
8年以上10年未満 | 0.3%以上 |
7年以上8年未満 | 0.2%以上 |
7年未満 | 0.1%以上 |
償還期限 | 利率 |
---|---|
7年以上 | 0.5%以上 |
6年以上7年未満 | 0.4%以上 |
5年以上6年未満 | 0.2%以上 |
5年未満 | 0.1%以上 |
発行体 | アジア開発銀行 |
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格付け | AAA(S&P),Aaa(Moody's) |
起債通貨 | ブラジル・レアル(円貨決済型) |
額面 | 1万レアル |
価格 | 額面価格の65.70% |
利率(税引前) | 年0.50% (ブラジル・レアルベース) |
利払日 | 3月29日、9月29日(年2回) |
最終利回り(税引前) | 8.222%(ブラジルレアルベース) |
期間 | 約7年 |
償還日 | 2017年9月29日(金) |
販売期間 | 2010年9月1日(水)9:00~9月27日(月)15:00 |
発行日 | 2010年9月29日(水) |
受渡日 | 2010年9月30日(木) |
販売単位 | 1万レアル以上、1万レアル単位での販売
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本債券を1レアル=49円の時に1万レアル(約33万1,785円、買付け適用為替は為替スプレッド1.5円を考慮した50円50銭)ご購入いただいた場合、1ブラジル・レアル=33円程度まで為替相場が円高/ブラジル・レアル安(19円の円高)になった場合でも、投資元本を割ることがありません。(下記の前提条件の下で計算)ブラジル・レアルベース年8.222%(日本式単利ベース)の好金利効果による円高抵抗力の強さが伺えます(下掲の『収益の目安』『損益分岐点の目安』を参照)。
また、本債券の元利金は以下の為替レートにより円貨に換算され支払われます。
なお外国債券保管料や口座管理料、口座維持手数料は一切かかりません。
本債券の売買および利金・償還金の支払いは円貨のみになります。
お取引は「ウェブお取引ページ ログイン」から!
右の「ウェブお取引ページ ログイン」ボタンをクリックすると、ウェブのお取引画面に直接ログインすることができます。お取引なさる銘柄を検索または選択して、ご注文なさってください。
【注意】2000年12月以前に口座開設なされたお客様へ
価格変動リスク | 外国債券は流通市場における需給関係や金利動向・経済情勢などの影響をうけ、価格が変動いたします。したがって、途中売却時はそのときの市場価格によって損失が発生する場合があります。 |
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信用リスク (デフォルトリスク) |
債券を発行する発行体が破綻や破産するなど、債務返済不能状態に陥った場合、元本や利子の支払いが滞ったり、不能となったりすることがあります。 |
為替リスク | 外貨建てで発行されている債券は、外国為替市場の動向によって為替レートが変動し、利息や売却代金、償還金などを受取る時点の為替レートによっては、円貨換算したときの受取額が変動し、最終的に投資元本を割り込むことがあります。 |
カントリーリスク | 外国債券では、発行体が所属する国や地域、または取引が行われる通貨を発行している国や地域の政治・経済・社会情勢に大きな影響を受けます。 |
アジア開発銀行債の販売にあたっては、販売説明書を開示しております。投資にあたっては必ず閲覧し、内容についてご理解・ご承諾のうえ、お客様のご自身の判断で投資していただくようお願いいたします。
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