国名 | インド共和国 |
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首都 | ニューデリー |
面積 | 約3,287,263キロメートル (日本の約8.6倍) |
人口 | 約12億1,000万人 (日本の約9.5倍) |
言語 | 連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が21 |
宗教 | ロシア正教、イスラム教、仏教、ユダヤ教など |
年月 | 略史 |
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1947年 | 英国領より独立 |
1950年 | インド憲法の制定 |
1952年 | 日印国交樹立、第1回総選挙 |
1950年代~ | コングレス党が長期間政権を担当(但し、1977~1980年、1989~1991年を除く) |
1990年代 | 経済自由化政策の推進 |
1998年 | インド人民党(BJP)を中心とする連立政権が成立 |
2004年 | コングレス党を第一党とする連立政権が成立 |
2009年 | コングレス党を第一党とする連立政権(第2次マンモハン・シン政権)が成立 |
リーマン・ショック以来、世界経済は危機に見舞われましたが、BRICsをはじめとする新興国諸国はいち早く立ち直りを見せ、危機後の世界経済を事実上牽引しています。特に、人口が多く、内需に厚みのあるインド、中国は世界経済において一段と重要性を増しており、新興国諸国が国際市場で存在感を増すにつれ、日本企業の海外戦略も、中国や東南アジア等に先進国の市場を目指した輸出拠点を設けるというものから、直接、新興国市場を目指すものへと次第にシフトしているようです。
多くの日本企業は中国に進出していますが、中欧米企業は以前から積極的にインド市場の開拓を進めており、最近では中国企業、韓国企業がインド市場で著しく存在感を向上させています。
インドには現在、約12億人の国民がいますが、人口構造が若いため、いずれは中国を抜いて世界第一位になると言われています。中間所得層も増え、消費市場としての規模も拡大しつつあり、インド実質GDPは毎年伸びています。特に2010年のインド実質GDP伸び率(10.36%)は中国(10.30%)を逆転しました。インド経済はこれからも年率10%近い成長を続けると期待されています。
ランキング | 国名 | 外貨準備高(100万USドル) |
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1 | 中国 | 2,447,100 |
2 | 日本 | 1,042,715 |
3 | ヨーロッパ(EU+ECB) | 556,965 |
4 | ロシア | 490,700 |
5 | 台湾 | 372,000 |
6 | インド | 276,000 |
7 | 韓国 | 262,400 |
8 | ブラジル | 193,851 |
9 | シンガポール | 171,735 |
10 | 香港 | 160,300 |
インドは、その医療技術力の高さで、高度に訓練された英語を話す医師が治療に当たる世界の病院として発展してきました。そして、そのことが医療観光旅行という隙間産業を生み出すことになったのです。今までは、毎年約15万人以上の人が医療目的でインドを訪れています。
医療観光旅行とは、治療または全体医療を受けたい外国人が、その治療、保養あるいはリハビリのためにインドを訪れることです。自国と同等の良質な医療、時には優れた医療を受けることができ、しかもローコストが可能です。
インドが、先進国と比べ極めて低い料金で、世界最高水準の医療技術と設備を提供している事実を、世界中の人々が認識をはじめています。以前は、治療を目的とする旅行者は近隣国からでしたが、現在では、アメリカ、イギリスなど先進国からの旅行者が増えてきています。また、多くの国際的保険会社がインドの病院を保険対象病院としたことで、一層の関心が集まっています。
(基本的な整形外科手術:インド=4,000USドル、アメリカ=30,000USドル)
インドは、コンピュター・ソフトウェア技術などのめざましい発展により、世界がIT大国として認めています。特にソフトウェア産業はその洗練度と技術力が広く知られ、輸出がアメリカに次いで世界第二位に達しています。現在も成長を続け、政府の奨励による科学工科大学の充実や新設などもあって多くに若い人材が育っています。
ソフトウェアの技術と専門性が特に発達している分野としては、経営情報および決定支援システム、銀行、保険、金融など幅広い分野にわたっています。
IT産業が集中するシリコンバレーで働くソフトウェア技術者の約15%、30万人がインド出身者といわれています。技術者の中には、企業家としてIT企業を経営し、成功を収めた人もいます。
1990年代、アメリカのITバブルが弾け、多くのインド人技術者が帰国しました。高い技術力を持った人材が豊富で、インドのIT産業はたちまち発展し、世界有数のIT大国に成長したのです。デリー首都圏にもIT産業の集積地が形成され、それを拠点として、現在でも全国的な広がりをみせています。
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