らくらく担保は、信用取引、FX取引、先物・オプション取引の保証金/証拠金管理機能の愛称です。
本機能により、各取引における保証金/証拠金の状況を簡単に把握することができるようになります。
また、取引に必要な現金、代用有価証券(以下代用)を預り金・保護預りから、各種取引口座へ自動で振り替えるよう設定することもできます。
らくらく担保の主な機能は次の3点です。
らくらく担保の特徴を動画で簡単に説明いたします。
信用取引、FX取引、先物・オプション取引において現金はもちろん、現物株式、投資信託(受取型、再投資型)も代用として利用可能!
例えば新規建て時に、現金又は保有の国内株式もしくは投資信託を保証金/証拠金又は代用有価証券として各種取引口座へ必要な分だけ自動的に振替えができる機能を提供!
あらかじめ自動振替機能を設定いただくことにより、取引毎に各種取引口座への資金振替をおこなっていただく手間がなくなります。
また、「マネーブリッジ」を設定いただくと、楽天銀行の普通預金利用可能額から現金を振替えることも可能です。
信用取引、FX取引、先物・オプション取引の保証金率/維持率、現金、代用有価証券等の状況を1つの画面で確認可能!
信用取引、FX取引、先物・オプション取引について、下記の点が変更されます。
2018年9月3日(月)より信用取引において、「預り金」と「信用保証金」の管理方法が変更になります。
「預り金」と「信用保証金」を合わせて管理。保証金率、信用新規建余力、現物買付可能額は、「預り金」と「信用保証金」を合わせて計算。
「預り金」と「信用保証金」を別々に管理。現物買付可能額は「預り金」、信用新規建余力・保証金率は「信用保証金」を基に計算。
信用貸株®とらくらく担保の「E 余力の自動引出設定」は併用できないため、「E 余力の自動引出設定」を利用している場合、「振替実行・代用状況」の自動振替設定より、「E 余力の自動引出設定」を解除する必要があります。
取引口座の担保としていない資産は、「預り金・保護預り」として管理されることになります。「預り金」は担保となっていない現金を指し、「保護預り」は担保となっていない現物株式や投資信託を指します。
FX取引は、今後らくらく担保対応予定です。
詳細が確定次第、当社ホームページで公開いたします。
先物・オプション取引は、今後らくらく担保対応予定です。
詳細が確定次第、当社ホームページで公開いたします。
自動振替設定で「B:新規発注時の自動振替」を設定している場合、23:50~7:10は自動振替不可のため「信用新規建可能額」に預り金、保護預りの株式や投資信託が含まれません。
自動振替設定で「F.現物買付時の株式自動振替」が信用代用の場合、23:50~7:10は自動振替不可のため「現物買付可能額」に預り金が含まれません。
振替が不可となるメンテナンス時間の詳細についてはこちらをご確認ください。
2018年9月3日(月)から「らくらく担保」開始に伴い、2018年8月31日(金)時点で保有されていた現物株式は全て、これまでどおり代用有価証券としてのお預りとなっております。
代用有価証券の株式は、貸株へ貸出を行うことができないため、代用有価証券から保護預りへ振替後に貸株の貸出手続が可能になります。
代用振替は、ウェブページログイン後、「入出金・振替」→「振替実行・代用状況」→「代用振替(現金・株式・投信)」から行うことができます。
2018年8月31日(金)時点で信用口座を開設済みの場合、現物株はこれまで通り信用代用となるように初期値設定されています。
代用有価証券の株式は、貸株へ貸出を行うことができないため、代用有価証券から保護預りへ振替後に貸株の貸出手続が可能になります。
代用振替は、ウェブページログイン後、「入出金・振替」→「振替実行・代用状況」→「代用振替(現金・株式・投信)」から行うことができます。
ウェブページログイン後、「入出金・振替」→「振替実行・代用状況」→「自動振替設定」にて、執行中や未受渡の注文が無い状態で、自動振替設定のA~E全ての設定を外し、「F.現物買付け時の株式自動振替」に「保護預り」を設定してください。
らくらく担保が始まると「保証金維持率」は「保証金率」へ表記が変更となり、預り金を含めず計算されます。また、2018年8月31日(金)時点で、以下のとおり預り金ならびに現物株式が信用口座へ振替えられるため、現金のみで信用取引をされていたお客様におかれましては、保証金率が30%となります。
現物株式:保有されている現物株式は全てこれまでどおり代用有価証券としてお預り
預り金 :(代用有価証券+保証金現金)が保証金率30%となるように振替え
代用有価証券の株式は移管できないため、移管可能数量には表示されません。
代用有価証券から保護預りへ振替後に移管手続きをしてください。
代用振替は、ウェブページログイン後、「入出金・振替」→「振替実行・代用状況」→「代用振替(現金・株式・投信)」からおこなってください。
自動振替設定の「現物買付時の株式自動振替」で「信用代用」を設定されている場合、保護預りの現物株式、貸し株、NISAで保有している株式を売却した場合、受渡日前日まで、売却代金を使って現物を買付することができません。売却代金を使って現物買付ができるのは、受渡日からです。
自動振替設定の「現物買付時の株式自動振替」で「信用代用」を設定されている場合、預り金から現物株式を買付された場合、現物買付相当額が自動的に保証金現金へ振替されます。
信用建玉の決済損益は保証金で精算されます。
そのため確定した利益金は、受渡日に信用保証金現金に入ります。
投資信託買付後、自動的に信用代用にはなりません。
自動振替設定「F:現物買付時の株式自動振替」にて、買付後自動的に信用代用にできるのは国内現物株式のみです。
ただし、自動振替の対象に投資信託を選択し、新規発注時の自動振替や未解消の追証に対する自動振替、保証金率の自動回復等の設定を行っている場合、投資信託が自動的に信用代用へ振替えられる可能性があります。
2018年8月31日(金)時点で信用取引口座を開設されているお客様は、今までどおりお取引していただけるよう、弊社にて自動振替の初期値設定をおこないます。初期値設定の詳細はこちら
2018年9月3日(月)のお取引からです。
2018年6月22日(金)(予定)から告知される「信用取引に関する説明書・信用取引規定」の閲覧が必要です。弊社ウェブページログイン後、「設定・変更」→「お取引に関わる重要書面」 の取引説明書・約諾書閲覧のページから、最新の取引説明書をご確認ください。
引き続き今までのバージョンでもお取引いただけます。
ただし、らくらく担保の新しい機能は、2018年9月2日(日)のメンテナンス後にリリースされる以下のバージョンアップ以降でご利用いただけます。
マーケットスピード:バージョン16.3以降
マーケットスピードfor Mac:バージョン2.8.0以降
iSPEED:バージョン6.4.0以降
iSPEED for iPad:バージョン2.18.0以降
マーケットスピード:(1)「総合」 → (2)「保証金・代用振替」 → (3)「保証金振替」ボタン(弊社ウェブサイトの「保証金・証拠金振替」が起動します)
マーケットスピードをVer16.3へバージョンアップし、
(1)「総合」 → (2)「保証金・代用振替」 → (3)「保証金振替」ボタン(弊社ウェブサイトの「保証金・証拠金振替」が起動します)より振替が可能です。
投資信託が信用取引の担保(代用)として利用可能になるため、今までより資金効率の良いお取引が可能になります。さらに、信用取引と現物取引の投資資金を分けて管理することができるため、それぞれ個別に取引する際には資金管理が便利になります。
代用有価証券の掛目は以下の通りです。
(代用有価証券掛目は銘柄により変更されることがあります。)
※(2018年9月3日(月)以降)
以下、いずれかの対応で即時に解消されます。(2018年9月3日(月)以降)
銀行等から現金を入金することで即時に解消されます。(2018年9月3日(月)以降)
なお、自動振替を設定することにより、解消期限の直前に、楽天銀行普通預金口座にある利用可能額(口座連携サービス「マネーブリッジ」の投資あんしんサービスを設定の場合)を自動で振替えることで全解消もしくは部分解消(楽天銀行利用可能額が解消額に満たない場合)します。
自動振替の振替対象は、現金、国内株式、投資信託となります。
また、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」をご利用のお客様は、楽天銀行の普通預金口座にお持ちの利用可能額も、自動振替の対象としてご利用いただくことができます。
自動振替の優先順位は以下の通りです。
現金→国内株式→投資信託→(マネーブリッジ設定済の場合)楽天銀行利用可能額
<国内株式> 1単元株数×株価×代用掛目の値が低い順から先に振替えられます。
ただし、貸株サービスにおいて、「すべて貸出す」(全貸)・「一部貸出さない」(一部未貸)に設定されている銘柄がある場合においては、設定されていない銘柄を優先して振替えを行います。
※単元未満株式は、自動振替対象外となります。
<投資信託> 1口あたりの基準価額x代用掛目が小さいものから振替えられます。振替は1口単位で行われます。
特定口座(源泉徴収有り)で信用決済益による譲渡益税が発生した場合、受渡日に預り金から源泉徴収税額が差し引かれます。
受渡日に保証金率が30%を上回っていれば、振替(引出)余力の範囲で保証金から預り金に振替えますが、
保証金率を30%を下回っている場合は、保証金を預り金に振替えることができないため、不足金が発生する場合があります。その際には、追加でのご入金が必要となります。