ネット利用者の増加にあわせて、ネット関連のビジネスを手がける大型企業も相次いで誕生。ポータル・サイトやモバイル・コンテンツ配信、オンラインゲーム、ネット取引を手がけるネット企業は足元で、軒並み高い収益を記録しています。
「QQ」で知られる総合ネット企業大手です。ネット・モバイル付加価値サービス(VAS)、ネット広告、Eコマースなどを収益の柱としています。看板商品のインスタント・メッセンジャー(IM)「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランドを背景に、ポータルサイト、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ソーシャルゲーム、ミニブログ(微博)など次々と新分野を開拓してきました。スマホ向け無料メッセージアプリの好調が特に目立ちます。「微信(WeChat)」の登録ユーザー数は13年第1四半期に3億件を突破しました。セキュリティ大手と資本提携。11年、金山軟件(3888/HK)に16%出資しています。Eコマース強化。12年5月、Eコマースのプラットフォームとして騰訊電商を設立しました。
【00700】 騰訊HD(テンセント・ホールディングス)の業績推移
売上高 百万人民元 |
純利益 百万人民元 |
EPS 人民元 |
配当 香港ドル |
PER 倍※ |
|
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2010年12月 | 19646.03 | 8053.62 | 4.328 | 0.55 | 96.58 |
2011年12月 | 28496.07 | 10203.08 | 5.49 | 0.75 | 76.14 |
2012年12月 | 43893.71 | 12731.87 | 6.833 | 1 | 61.17 |
ソフト開発の中堅メーカーです。オンラインゲームとアプリケーションソフト(セキュリティーソフト、辞書ソフト、WPS オフィスなど)の開発、運営、販売を手がけます。ネットゲームでは「剣侠」シリーズなどが主力。アプリソフトでは、金山WPSオフィスが売れ筋になっています。ネット最大手の資本参加。11年7月、テンセント(700/HK)が16%出資したうえで、セキュリティーソフト分野で提携しました。足元では、モバイルネット会社への転身が注目材料。クラウドサービス子会社の金山雲(キングソフトクラウド)を12年初に設立したうえで、スマホ生産大手の小米科技、TV大手のスカイワース(751/HK)、IT機器大手の愛国者(aigo)などと戦略提携しました。12年11月には、金山雲が新興スマートフォンメーカーの小米科技から出資(9.87%)を受け入れています。このほか、WPSオフィスのモバイル版など、各種モバイル向けサービスも始めました。
【3888】 金山軟件(キングソフト)の業績推移
売上高 百万人民元 |
純利益 百万人民元 |
EPS 人民元 |
配当 人民元 |
PER 倍※ |
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2010年12月 | 971.39 | 372.48 | 0.3213 | 0.4 | 59.13 |
2011年12月 | 1020.5 | 324.72 | 0.279 | 0.1 | 68.10 |
2012年12月 | 1411.16 | 432.58 | 0.3715 | 0.11 | 51.14 |
オンラインゲーム開発の中堅メーカーです。主力商品の「魔域」は、中国のMMORPG(多人数参加型オンライン・ロールプレイングゲーム)業界を揺るがしたメガヒット作と呼ばれています。近年はモバイルネット事業に注力。スマートフォン向けアプリ「91シリーズ」、ゲームアプリの「91農場」や「91牧場」などを提供するほか、アンドロイド端末向け情報ポータルサイト「安卓網(www.hiapk.com)」を運営していました。ただ、この有力子会社は売却へ。13年7月、モバイル(スマホ)関連事業者「91無線網絡」の株式8,060万株(発行済み株式総数の57.41%)を百度に10億9,000万米ドル(84億6,000万香港ドル)で譲渡することで合意しています。急成長のスマホ向け事業を手放すことが嫌気されるなか、同月の株価は急落。ただ、一部では「継続事業のオンラインゲームの動向が明るいため、過度に悲観視する必要はない」とみる向きもあります。
【00777】 網竜(ネットドラゴン・ウェブソフト)の業績推移
売上高 百万人民元 |
純利益 百万人民元 |
EPS 人民元 |
配当 人民元 |
PER 倍※ |
|
---|---|---|---|---|---|
2010年12月 | 531.77 | 34.94 | 0.0664 | 0.07 | 301.20 |
2011年12月 | 760.97 | 135.16 | 0.2585 | 0.22 | 77.37 |
2012年12月 | 1108.34 | 39.17 | 0.076 | 0.35 | 263.16 |
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
米国株式信用取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。米国株式信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。また、米国株式信用取引は外貨建てで行う取引であることから、米国株式信用取引による損益は外貨で発生します。そのため、お客様の指示により外貨を円貨に交換する際の為替相場の状況によって為替差損が生じるおそれがあります。
〔現物取引〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引手数料
米国株式 約定代金の0.495%(税込)・最低手数料:0米ドル・上限手数料:22米ドル(税込)
中国株式 約定代金の0.275%(税込)・最低手数料:550円(税込)・上限手数料:5,500円(税込)
アセアン株式 約定代金の1.10%(税込)・最低手数料:550円(税込)・手数料上限なし
※当社が別途指定する銘柄の買付手数料は無料です。
※米国株式の売却時は上記の手数料に加え、別途SEC Fee(米国現地取引所手数料)がかかります。詳しくは当社ウェブページ上でご確認ください。
※中国株式・アセアン株式につきましては、カスタマーサービスセンターのオペレーター取次ぎの場合、通常の取引手数料に2,200円(税込)が追加されます。
〔米国株式信用取引〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引手数料
約定代金の0.33%(税込)・最低手数料:0米ドル・上限手数料:16.5米ドル(税込)
※当社が別途指定する銘柄の新規買建または買返済時の取引手数料は無料です。
※売却時(信用取引の場合、新規売建/売返済時)は上記の手数料に加え、別途SEC Fee(米国現地取引所手数料)がかかります。詳しくは当社ウェブページ上でご確認ください。
米国株大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。米国株大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔米国株式信用取引(米国株大口優遇)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0米ドルです。
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