平成21年に公布された「金融商品取引法改正等に係る政令・内閣府令」により、平成23年1月1日よりCFD証拠金規制が施行されます。これにともない、楽天CFDの取扱銘柄と取引ルールを改定させていただくことになりました。
お取引をなさっているお客様やお取引をご検討なさっているお客様は、変更事項をご確認いただき、お取引の際には充分ご注意ください。
この度のCFD証拠金規制にともない、従来のロスカットルールに加え、定時ロスカットルールが追加されます。
従来のロスカットにつきましては、必要証拠金が40%を割り込むと、執行待ちの注文を取消しさせていただき、全未決済ポジションを反対売買にて決済させていただくものでした。
2010年12月20日(月)以降(予定)に導入される定時ロスカットとは、上記のルールに加え、毎日午後6時時点(日本時間)で、必要証拠金率が100%を割り込むと、反対売買にて決済させていただくルールとなります。
また、新ルール導入にともない、お客様へ通知するアラートメールにつきましても、以下のとおり追加いたします。
従来のロスカットルールに加え、新たなロスカットルールが導入されます。
さらに、従来のメールに加え、以下のメールが追加されます。
引き続きサービスを提供させていただきます。また、株価指数に属するETFもお取引いただけます。
したがいまして、反対売買は必要ございません。
12月18日の取引時間終了までに反対売買による決済をお願いいたします。
最終売買日までに反対売買をおこなわなかった場合は、反対売買による強制決済をさせていただきます。
この度のCFD証拠金規制にともない、ギャランティストップ注文を12月18日(土)から停止させていただきます。なお、12月18日(土)時点で、発注中のギャランティストップ注文が存在する場合は、強制取消されますので、ご注意ください。
この度、楽天CFD取引にかかる必要証拠金拘束のロジックを変更させていただくこととなりました。今後、新規注文にあわせて、決済注文につきましても証拠金を以下のとおり拘束させていただきます。
保有されているポジションの必要証拠金額+買付注文の必要証拠金額合計」の絶対値
もしくは
「保有されているポジションの必要証拠金額+売付注文の必要証拠金額合計」の絶対値
の大きい金額に証拠金率を乗じた金額
1)連続注文の子注文にて指値@5,000円及び@20,000円にて売付注文を発注した場合
・[1,000円(保有されているポジションの必要証拠金額)+0円(買付注文の必要証拠金額合計)]=1,000円
・[1,000円(保有されているポジションの必要証拠金額)+(-500円)+(-2,000円)(売付注文の必要証拠金額合計)]=1,500円
計算の結果、「1,500円」が大きい金額となりますので、当該金額を必要証拠金として拘束します。
なお、保有されているポジションに対する必要証拠金として、既に1,000円を拘束しているため、新たに必要証
拠金として拘束される金額は差額の500円となります。
2)連続注文の子注文にて指値@5,000円及び@10,000円にて売付注文を発注した場合
・[1,000円(保有されているポジションの必要証拠金額)+0円(買付注文の必要証拠金額合計)]=1,000円
・[1,000円(保有されているポジションの必要証拠金額)+(-500円)+(-1,000円)(売付注文の必要証拠金額合計)]=500円
計算の結果「1,000円」が大きい金額となりますので、当該金額を必要証拠金として拘束します。
なお、保有されているポジションに対する必要証拠金として、既に1,000円を拘束しているため、新たに拘束
する金額は発生しません。
1)連続注文の子注文にて指値@5,000円及び@20,000円にて買付注文を発注した場合
・[(-1,000円)(保有されているポジションの必要証拠金額)+(500円+2,000円)(買付注文の必要証拠金額合計)]=1,500円
・[(-1,000円)(保有されているポジションの必要証拠金額)+0円(売付注文の必要証拠金額合計)]=1,000円
計算の結果、「1,500円」が大きい金額となりますので、当該金額を必要証拠金として拘束します。
なお、保有されているポジションに対する必要証拠金として、既に1,000円を拘束しているため、新たに必要証
拠金として拘束される金額は差額の500円となります。
2)連続注文の子注文にて指値@5,000円及び@10,000円にて買付注文を発注した場合
・[(-1,000円)(保有されているポジションの必要証拠金額)+(500円+1,000円)(買付注文の必要証拠金額合計)]=500円
・[(-1,000円)(保有されているポジションの必要証拠金額)+0円(売付注文の必要証拠金額合計)]=1,000円
計算の結果「1,000円」が大きい金額となりますので、当該金額を必要証拠金として拘束します。
なお、保有されているポジションに対する必要証拠金として、既に1,000円を拘束しているため、新たに拘束
する金額は発生しません。
CFD取引が個人投資家の間で増加する中、顧客保護、業者のリスク管理、過当投機という観点から、証拠金規制が導入されるに至りました。また、従来、有価証券店頭デリバティブ(CFDを含む)は、顧客の証拠金に係る分別管理の義務が課されておりませんでしたが、平成21年改正金融商品取引法では、投資家保護に支障がないと認められるものを除き、分別管理義務の対象になります。これにより、CFDの銘柄を各口座に区分し、明確に保管・管理することとなっております。
また、個人を相手方とする有価証券店頭デリバティブ取引(CFD取引を含む)について、1日の対象資産の価格変動をカバーできる水準を証拠金として確保することが義務付けられました。
楽天証券では、この度の改正にともない、平成22年12月18日(土)午前7時(予定)をもちまして、「株価指数」を対象としたCFDのみをお取扱いし、その他の銘柄の取扱いを終了させてただくことになりました。また、終了する銘柄につきましては、価格やチャートの配信についても停止させていただきます。
個別株(米国・ADR・株価指数に属さないETF※・中国株)、債券先物CFD、商品現物CFD、商品先物CFDの建玉をお持ちの場合には、最終売買日(12月18日の取引時間終了)までにお客様ご自身で反対売買をおこなっていただきますようお願いいたします。
最終売買日までに反対売買をおこなわなかった場合には、12月18日(土)午前7時以降(予定)に反対売買による強制決済をさせていただきます。
11月15日(月)メンテナンス以降 |
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12月18日(土)午前7時 | 取扱いを終了するCFDの取引終了日です。 |
12月18日(土)午前7時以降 |
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1月1日(土) | CFD証拠金規制施行 |
この度、一部の銘柄につきましては、取扱いを終了いたしますが、楽天証券ではサービスの改善や見直しをおこない、お客様の利益に資するサービスのご提供に努めてまいります.今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
また、弊社では、10月下旬より海外先物取引サービスのご提供をはじめました。
この機会に海外先物取引のご利用をご検討ください。
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料(米セント未満切捨て)
株価指数(Equity Index) 米ドル建 4.95米ドル(税込)/枚、円建 ラージタイプ 440円(税込)/枚、円建 ミニタイプ(SGX) 220円(税込)/枚、円建 ミニタイプ(CME) 330円(税込)/枚
エネルギー(Energy)、金属(Metals)、農産物(Agriculture) 米ドル建 ラージタイプ 6.60米ドル(税込)/枚、米ドル建 ミニタイプ 4.95米ドル(税込)/枚、米ドル建 マイクロタイプ 2.75米ドル(税込)/枚
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
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