2010年10月より当社からサービスを開始した海外先物取引は順調に取引高を伸ばしています。中でも特に人気を博しているのが、SGX日経225の取引です。
SGX日経225の取引は、8:45~翌朝3:00まで(15:30~16:15を除く)取引可能で、米国標準時間適用時には、米国市場の取引開始の日本時間23時30分から、米国市場の寄り付きの動向をふまえながらのお取引が可能です。また、日中の流動性の高さも人気を支えています。
ここでは、このような「SGX日経225」の魅力とメリットについて解説させていただきます!
10月より楽天証券で取扱いをスタートした、「SGX日経225」は、アジアの中心的先物市場であるSGX(シンガポール証券取引所)における「日経225」先物の商品です。10月のスタート以降、毎月取扱い量が増加しています。
また取引時間の分布は、NY証券取引所が開く23:30~24:00台の時間帯の取引量が多くなっています(楽天証券調べ)。
それでは、なぜこの時間帯の取引が多いのか、魅力とともにご説明いたします。
SGX日経225の取引時間は、
と日中から明け方までほぼ一日をカバーしています。
SGX日経225は、夜の取引をカバーしているのみならず、NY証券取引所の開始時刻である23:30(米国標準時間の適用時)を含んでいるため、このNY証券取引所の開始直後の取引が活発な時間帯に取引可能で、寄り付きをみてから、投資判断できるようになります。
一方、大証で取り扱う日経225は、イブニングセッションが、16:30~23:30となっているため、動きの期待できるNY証券取引所の開始を待たずして、クローズしてしまうことになり、重要なタイミングにおいて取引チャンスを得られないことになります。
よって、SGX日経225は、取引チャンスの機会がより大きな商品であると言うことができます。
2010年11月のSGX日経225の取引量をみると(右記、下記の図表)、大証やCMEと比較しても流動性が高いことがわかります。大証の日経225の取引単位が1,000倍、SGXとCMEの取引単位が500倍である点を考慮しても、潤沢な流動性があることが分かります。
出来高や売買代金、板状況をみると、SGX日経225は大証日経225と比較しても、ひけをとらないほど流動性が高いといえます。
先物取引にとって流動性が高いことは、取引したい価格で約定できる可能性が高くなり、素早く取引を行うことができます。ティックとティックの間が小さく、それぞれの取引量が多いほど、取引したい値段で取引が行えるからです。
よって、SGX日経225は、日経平均に連動している点で身近でなじみやすくもあり、機動的に取引の行える商品であると言うことができます。
この機会に、ぜひお取引をはじめてみてはいかがでしょうか。
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
1枚あたり以下の取引手数料がかかります。
銘柄名 取引手数料(米セント未満切捨て)
株価指数(Equity Index) 米ドル建 4.95米ドル(税込)/枚、円建 ラージタイプ 440円(税込)/枚、円建 ミニタイプ(SGX) 220円(税込)/枚、円建 ミニタイプ(CME) 330円(税込)/枚
エネルギー(Energy)、金属(Metals)、農産物(Agriculture) 米ドル建 ラージタイプ 6.60米ドル(税込)/枚、米ドル建 ミニタイプ 4.95米ドル(税込)/枚、米ドル建 マイクロタイプ 2.75米ドル(税込)/枚
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
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