東京証券取引所に上場するサムスンKODEX200(1313)、KODEXサムスングループ株(1584)は、韓国株で構成されたETF(上場投資信託)です。この特集では、韓国の状況やサムスン KODEX ETFの特徴などをご紹介いたします。
KODEX ETF(韓国株ETF)を理解していただくため、サムスン資産運用会社が制作したものです。KODEX ETFをご検討いただく際にお役立てください。
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【主な内容】
・韓国経済の健全性
・韓国株価の水準
・サムスングループの財務状況
・KODEX ETFの概要
は、韓国を代表する資産運用会社サムスン資産運用会社のETF商品ブランドです。
サムスン資産運用株式会社は、韓国最大の財閥である「サムスングループ(三星グループ・三星財閥)」の一社であり、リサーチ能力の高さと長い経験を有する運用会社です。
韓国ではじめてETFを組成した運用会社としても知られています。
2014年2月28日現在、サムスン資産運用会社が運用するETF2銘柄が、東京証券取引所に上場しています。
サムスンKODEX200ETF(1313)は、韓国200種株価指数(KOSPI200)を対象としたETFで、KODEXレバレッジやKODEXインバースとともに、韓国で最も活発に取引されているETFです。
運用している銘柄の大きな特徴として、割安銘柄が多く含まれているという点です。景気回復期は最も早く株価が上昇する傾向があると言われています。
サムスンKODEX200ETF(1313)の上位構成銘柄は、サムスン電子、現代自動車、SKハイニックスなど、先端産業を担う企業が占めています。韓国では、朴大統領直轄で先端産業を官・産・学一体で育成中ですので、今後、成長が期待できると考えられます。
韓国で最も活発に取引されているETF
割安銘柄が多い!
グローバル企業が多い!
サムスンKODEX200ETF(1313)の上位構成銘柄(2014年1月31日基準)
銘柄名 | 概要 |
---|---|
サムスン電子 | 2013年最終利益が約3兆円のグローバル企業、半導体世界シェア(2013年)10.5%(DRAM 2013年9月末 36.9%(世界1位)、NAND Flash 2013年9月末 37.3%(世界1位)、スマートフォン(出荷)31.3%(世界1位)、2013年上半期テレビ 27.6%(世界8年連続トップ)、その他世界トップ製品多数 今春GALAXY S5を発売予定、豊富な資金力で新成長エンジンを求めM&A推進の可能性も |
現代自動車 | 韓国最大手の自動車メーカー、2013年新車販売は472万1156台 |
POSCO | 韓国最大の鉄鋼メーカー、韓国の粗鋼生産量の50%以上を生産、世界6位水準の生産能力 |
現代モービス | 韓国最大の自動車部品専門メーカー |
SKハイニックス | 半導体世界シェア(2013年)4.2%(DRAM 2013年9月末 27.8%(2位)、NAND Flash2013年9月末 13.8% (4位) |
NAVER | 韓国最大の検索サイト「Naver」(シェア70%)を運営する会社、「LINE」の100%親会社 |
新韓金融持株 | 新韓銀行(1982年に在日韓国人の資本で設立)、新韓カード等を傘下にもつ金融持ち株会社 |
起亜自動車 | 現代自動車グループの韓国準大手の自動車メーカー、2013年新車販売は274万6643台 |
KB金融 | 国民銀行等を傘下に持つ金融持ち株会社 |
LG化学 | 石油化学製品、電子素材メーカー、リチウム二次電池(世界2位、シェア16.5%) |
資料:KDB大学証券リサーチセンター
KODEXサムスングループ株 ETF (1584)は、サムスングループ指数を対象としたETFです。
サムスングループ指数は、FNGUIDE※により算出され、、韓国証券先物取引所(韓国取引所/KRX)で公表されている指数です。
指数構成銘柄は、韓国取引所に上場しているサムスングループ所属企業(韓国の公正取引委員会の分類ルールによる)の中から厳選された時価総額1兆ウォン(約954億円、定期見直し日現在)以上の銘柄です。
基準指数1,000ポイント(2001年1月2日)の浮動株調整による時価総額加重型指数で、年2回構成銘柄の定期見直しが行われます。
サムスングループの中から厳選された企業で構成
6,000円程度で購入可能(※2014年2月13日現在554円、10単位)
【ご注意】出来高が少ない銘柄ですので、お取引の際には取引の気配や値動きをご確認のうえ、ご自身のご判断でご投資ください。
サムスングループの売上高は韓国実質GDPの約28%
サムスン電子の純利益の推移
KODEXサムスングループ株 ETF(1584)の主要構成銘柄(2014年1月31日基準)
銘柄名 | 概要 |
---|---|
サムスン電子 | 2013年最終利益が約3兆円のグローバル企業、半導体世界シェア(2013年)10.5%(DRAM 2013年9月末 36.9%(世界1位)、NAND Flash 2013年9月末 37.3%(世界1位)、スマートフォン(出荷)31.3%(世界1位)、2013年上半期テレビ 27.6%(世界8年連続トップ)、その他世界トップ製品多数 今春GALAXY S5を発売予定、豊富な資金力で新成長エンジンを求めM&A推進の可能性も |
サムスン生命 | 生保国内最大手(資産総額193兆ウォン) |
サムスン火災 | 損保国内最大手(圧倒的シェア)、自動車保険のネット販売に参入しネット部門2位に |
サムスン物産 | 施工能力国内2位の建設会社(絶大なブランド力)かつ韓国最大の商社、海外受注競争力強い |
サムスン重工業 | LNG船、超大型コンテナ船の世界シェア1位、技術力を要する高付加価値船や海洋プロジェクト分野に強い |
サムスンSDI | リチウム2次電池(世界2位、シェア22.5%)、太陽光発電製品やパネル等を製造 |
サムスン電機 | 韓国最大の総合電子部品メーカー、製品の90%以上は海外向け |
第一毛織 | 毛織物・アパレル中心の事業から、サムスングループ向けのケミカル、電子素材へと事業分野拡大 |
ホテル新羅 | 韓国を代表する高級名門ホテルを運営、免税店事業も拡大中 |
第一企画 | 広告代理店、広告取扱高は韓国トップ |
韓国の経済環境と特徴について、サムスン資産運用会社 ETF&インデックス本部 ヴァイスプレジデント キム・ユンミ氏にインタービューを行いました。
韓国の名目GDPと上場企業の純利益は、1998年を底にして、中長期的には上向きのトレンドになっています。(図1参照)
また、先進国やアセアン各国と比較して株式市場PERが低く、株価は割安と言えます。
さらに、韓国の外貨保有高は比較的に増加しています(図4参照)。この高い外貨保有高が韓国を支えているのではないでしょうか。
図1 韓国の名目GDPと上場会社の純利益
資料: 韓国銀行、Wisefn、KDB大宇証券リサーチセンター
図2 主要国の株式市場PERの比較
注: 2014年1月末基準
資料: Thomson Reuters、KDB大宇証券リサーチセンター
図3 経常黒字で他の新興国の通貨よりウォン高への期待高まる
資料 KDB大宇証券リサーチセンター
図4 韓国の外貨保有高は飛躍的に増加
注: 2014年1月末基準
資料: Thomson Reuters
韓国は教育への投資額が大きく、子供たちにハイレベルの教育を受けさせることによって、(1)英語コミュニケーションスキル、(2)IT能力、(3)海外指向性を育成してします。そのような教育を受けた優秀な人材が韓国経済を支えられているのではないでしょうか。
取引方法 | 国内株式と同様にお取引いただけます。指値、成行注文の指定も承ります。 |
---|---|
手数料 | 国内株式手数料と同じです。 |
注文受付時間 | 国内株式と同じです。 |
取引チャネル | |
受渡日 | 国内株式と同じです。 |
株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。
〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。
〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)
〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)
超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。
〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。
かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。
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