上記の図のように東証で100円買い、101円売りの気配があった場合に、PTSではさらに細かい呼び値の100.1、100.2、100.3……100.9円までの価格帯でお取引が出来ます。
SOR注文を利用すれば、東証で取引が成立する時間内において、原則として、東証の最良気配と同値かそれよりも有利な価格がPTS(私設取引システム)にあった場合に、自動的に最良価格で売買を執行いたします。
注文時に「SOR有効」にチェックを入れた場合、東証・CboePTS・ジャパンネクストPTSの中で価格比較を行い、最も有利な価格で約定ができるものから優先的に、自動で注文を執行します。ただし、「SOR有効」にチェックを入れても、価格比較を行わない場合があります。詳細は後述「SOR活用術」をご覧ください。なお、楽天証券のSOR注文はCboeジャパン株式会社の提供する機能を利用しています。
「SOR有効」にチェックを入れても、価格比較を行わない場合があります。SORを活用するためには、SOR注文となるように発注することが必要です。そのための方法をご紹介します。
楽天証券のSOR注文は、受注時の価格比較機能です。受注から約定まではわずかながら時間差があるため、その間に東証に有利な注文が入った場合にはその注文を取りにいけません。結果、約定価格が悪化して見える可能性がわずかながら存在します。当社はその比率をモニタリングし、お客様に開示しております。「ログイン」>「マーケット」>「レポート」>「株式」>「SOR改善レポート」からご確認ください。
「ログイン」>「口座管理」>「取引履歴(国内株式)」>期間指定後、右下「SOR価格改善」から、ご確認いただけます。
SOR注文により東証の最良気配よりも有利な価格での取引がある場合、「SOR価格改善」をクリックすると、その価格改善効果及び内訳が表示されます。(なお有利な価格で取引できなかった場合には何も表示されませんのでご注意下さい。)
国内株式のリスクと費用について
楽天銀行と口座連携すると自動入出金(スイープ)ができるだけでなく、楽天銀行の普通預金には年0.10%(税引前)の優遇金利が適用されます。