SOR注文メニュー
SORとは、東京証券取引所(東証)やPTS(私設取引システム)など複数の市場から、最良価格がある市場を自動的に選び、注文を執行する仕組みのことです。楽天証券のSOR注文は受注時の東証の最良気配よりも有利な価格、あるいは同値でPTSに発注することにより、東証のみの場合より、良い価格で執行する(これを価格改善効果と呼びます)ことを目指しております。
SOR注文を利用したPTSでの取引は成立可能な数量のみを執行するIOC注文を利用しており、PTSに注文をわずかの時間でも残すような注文方法は利用しておりません。
「少しでも安く買いたい、高く売りたい」、SOR注文はお客様のお声に応えていきます。
自動で比較、
お得に売買
取引時間 9時~15時25分
追加手数料0円
アクセス最大3市場
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「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する形態の注文です。
楽天証券では、「東京証券取引所」、「CboePTS(Chi-X)」、「ジャパンネクストPTS(JNX)」の3市場間の株価を比較して、自動で価格有利な条件の市場へ注文をおこないます。
SOR注文を有効にするには、注文画面にて、市場を「東証」に選択し、「SOR有効」にチェックを入れてご注文ください。
なお、初期設定として、すべての取引チャネルにおいて、SORを有効に設定させていただいております。
注文発注後にSOR注文を有効とすることはできません。
SOR注文をご利用される場合は、一旦、ご注文を取り消してから改めて発注してください。
「SOR有効」にチェックを入れても、以下の前提条件を満たさないと価格比較をおこなわない場合があります。
SOR注文が有効となる前提条件
SOR注文の注意点
楽天証券のSOR注文は、受注時の価格比較機能です。
受注から約定まではわずかながら時間差があるため、その間に東証に有利な注文が入った場合にはその注文を取りにいけません。
結果、約定価格が悪化して見える可能性がわずかながら存在します。
弊社はその比率をモニタリングし、お客様に開示しております。
ウェブログイン後>「マーケット」>「レポート」>「株式」>「SOR改善レポート」からご確認ください。
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SOR有効で注文を執行した場合でも、下記のようなケースでは、東証にて売買執行するので、PTS市場に有利な価格があっても東証で約定することがあります。
ご了承ください。
※参考
SOR注文では、東証で取引が成立する時間内において、原則として、東証の最良気配と同値かそれよりも有利な価格がPTS(私設取引システム)にあった場合に、自動的に最良価格で売買を執行いたします。
また、東証の寄付前、昼休み、取引終了後や東証で特別気配になっているときなど、SOR注文での判定を行わない時間がございます。
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東証に発注した場合に比べて、SOR注文を利用したことにより取引コストを削減できた金額です。
約定代金差額0円とは、SOR注文による取引コスト削減ができなかったことを明示するために表示しております。
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現物取引の場合
特段のお手続きは不要です。注文入力画面でSOR有効にチェックを入れたまま発注してください。ただしKai-Xへアクセスするには事前同意が必要です。ウェブ、iSPEEDまたはマーケットスピード II からお手続きください。
詳細はこちら
信用取引の場合
PTS信用取引を始めるには、信用取引口座の開設が必要です。また、2019年11月15日以前に、信用取引口座を開設されているお客様は、PTS信用取引開始に伴う各種書面等の閲覧、同意が必要です。
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SOR注文は、追加の手数料はいただきません。現在お客様が選択されている手数料コースの手数料体系が適用されます。東証での約定と、PTSで約定が分かれた際は、他の売買を含めて合算して計算されます。
なお、金利、貸株料は通常の信用取引と同様です。
例)超割コースにて、PTS信用取引で株価100円、株数9,000株の買い注文が約定し、東証で101円、株数1,000株の買い注文が約定した場合の、約定代金、手数料の計算方法は以下の通り。
PTSでの約定代金:100円×9,000株=900,000円・・・・①
東証での約定代金:101円×1,000株=101,000円・・・・②
合計の約定代金:①+②=1,001,000円
手数料:385円(税込)(超割コースの場合)
国内株式のリスクと費用について
楽天銀行と口座連携すると自動入出金(スイープ)ができるだけでなく、楽天銀行の普通預金には年0.10%(税引前)の優遇金利が適用されます。