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株式公開買付(TOB)とは、株式会社の経営権取得などを目的に、株式の買取を希望する人(会社)が、「買付期間・買取株数・価格」を公表し、不特定多数の株主から株式市場外で株式を買い集める方式のことをいいます。対象銘柄を保有している株主はTOBに参加することができます。
公開買付(TOB)の詳細を確認する
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上場廃止日の前営業日までは市場で株式を売却することができます。
一方で上場廃止後もそのまま保有していても、一部の上位株主(公開買付者等)もしくは当該発行会社に強制的に取得され、株主にその対価として公開買付価格と同等の金銭が支払われます。その際に譲渡益が生じたときは、確定申告が必要となる場合があります。また、証券会社を通さない相対取引となるため、特定口座やNISA口座での損益の計算はされず、他の上場株式等の譲渡所得との損益通算や繰越控除はできません。
なお、一般的に支払日は上場廃止の2~3か月後になります。
- 株式公開買付(TOB)後も、対象会社が上場を維持する場合はこの限りではございません。
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公開買付者は法令で定められた事象が発生した場合に、株式公開買付を中止(撤回)する場合がございます。中止(撤回)の場合、当社での撤回処理後に対象株式の売却制限は解除されます。
なお、中止(撤回)の場合は、メール等でお知らせいたします。
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株式公開買付(TOB)の申込時の手数料は無料です。
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株式公開買付(TOB)が成立条件を満たせなかった場合、株式公開買付は不成立となります。
その場合、申込終了日の翌々営業日の午前6時頃、売却制限が解除されます。株式公開買付の成立条件は、対象銘柄の「公開買付説明書」をご確認ください。
また、申込上限設定のある株式公開買付の場合、申込株数の合計が買付予定株数を超えるときは「あん分比例方式」によりお客様ごとの買付数量が決定されます。
申込状況によっては、割当(売却)されない場合もございます。
詳しくは、対象銘柄の「公開買付説明書」をご確認ください。
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公開買付けの申込のみにご利用いただける口座(TOB専用口座)の開設はできません。楽天証券総合口座の開設が必要です