2024年10月25日
【ゴールドETF詳細についてはこちら(NISA成長投資枠対象)】
2004年11月に、ワールド ゴールド カウンシルとステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、米国初の金を裏付けとするETF、SPDR® ゴールド・シェア(GLD®)を設定しました。GLD®の運用資産規模は現在約10兆円にまで拡大し、世界で最大かつ最も流動性の高い金ETFです。GLD®は重複上場という形で東証にも上場しており(銘柄コード:1326、NISA成長投資枠対象ETF)、日本円でも取引していただけます。
金投資には次のような利点が期待されます。
分散効果:金は主要な金融資産に対する相関性が歴史的に低いため、分散効果が期待できます。
資産保全:金は1971年に世界市場で自由に取引されて以来、好不況に関わらず、様々な景気サイクルを通じて競争力のある長期リターンを歴史的に提供してきました。金は資産保全に優れた投資手段となっています。
流動性:世界の金市場の流動性は主要な金融資産市場の流動性に匹敵します。
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金は極端なボラティリティの上昇や市場が混乱した局面で優れたリターンを上げることが期待されるほか、下落相場での下落軽減効果も期待されます。過去40年近くの間、米国株式市場における15%以上の大きな下落局面を検証したところ、その期間に発生した13回の下落局面のうち、10回は金のリターンがプラスでした。また、金のリターンがマイナスだった3回の下落局面でも、米国株式に比べて下落幅は限定的でした。
現物の金を裏づけとするETFは上場株式の取引と同様に容易に取引できる金の投資手段です。GLD®の登場により、投資家はポートフォリオに金のエクスポージャーを組み込むことが容易になり、コスト効率が高まりました。なお、投資家のニーズの高まりに応えて、より少額の取引金額と低い保有コストで金に投資できるETF、SPDR® ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト(GLDM®)を2018年に設定しました。
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